第29回秋華賞(G1)
3歳 オープン 牝 コース:2,000メートル(芝・右)
10月13日、京都競馬場の芝2000mを舞台に繰り広げられる秋華賞は、競馬ファンにとって最高の瞬間となることでしょう。果たして、栄冠を手にするのはどの馬なのか。様々なドラマが生まれるこのレースに、ぜひご注目ください。秋華賞は、3歳牝馬にとって栄冠を掴む最後の舞台であり、競馬ファンが最も注目する牝馬三冠レースの最後の栄冠です。
今年の秋華賞の注目は、二冠制覇を目指すステレンボッシュと、ルメール騎手とのコンビが強力なチェルヴィニアの2頭。
それでは出走予定馬をチェックしていきます。
秋華賞の出走予定馬
馬名 | 負担重量 | 想定騎手 |
---|---|---|
アドマイヤベル | 55 | 横山武史 |
55 | 大野拓弥 | |
クイーンズウォーク | 55 | 川田将雅 |
クリスマスパレード | 55 | 石川裕紀人 |
コガネノソラ | 55 | 丹内祐次 |
ステレンボッシュ | 55 | 戸崎圭太 |
セキトバイースト | 55 | 藤岡佑介 |
タガノエルピーダ | 55 | 団野大成 |
チェルヴィニア | 55 | C.ルメール |
55 | 西村淳也 | |
チルカーノ | 55 | 鮫島克駿 |
ボンドガール | 55 | 武豊 |
ホーエリート | 55 | 北村友一 |
ミアネーロ | 55 | 津村明秀 |
ラヴァンダ | 55 | 岩田望来 |
ラビットアイ | 55 | 横山典弘 |
ランスオブクイーン | 55 | 松山弘平 |
今年はフルゲート割れ。秋華賞創設以来、登録の時点でフルゲート割れなのは今年が初。それだけに、上位馬達に勝ち目がないという判断で回避した陣営が多いとも考えられそう。
チェレスタは、右前浅屈腱炎にて回避。
キャットファイトは、トモに疲労が見られるということから万全ではないと判断されて回避が決定しました。
推定オッズ
馬名 | 推定オッズ |
---|---|
ステレンボッシュ | 2.6 |
チェルヴィニア | 3.5 |
クイーンズウォーク | 7.8 |
ボンドガール | 10.9 |
クリスマスパレード | 14.4 |
ミアネーロ | 19.0 |
ランスオブクイーン | 26.3 |
アドマイヤベル | 32.4 |
セキトバイースト | 36.1 |
チェレスタ | 40.1 |
タガノエルピーダ | 45.9 |
コガネノソラ | 58.1 |
チルカーノ | 77.3 |
ラヴァンダ | 130.6 |
ホーエリート | 174.6 |
キャットファイト | 217.7 |
ラビットアイ | 234.6 |
桜花賞馬のステレンボッシュが推定1人気。2000Mならば守備範囲だと判断している人が多い想定です。
2人気はオークス馬のチェルヴィニア。ルメール騎手人気もあり、ステレンボッシュと共に上位に位置しそうです。
有力馬考察
それでは有力馬考察を行っていきたいと思います。
チェルヴィニア≪牝3/鹿 木村哲也厩舎≫
【前走】オークス 1着
【父】ハービンジャー
【母父】キングカメハメハ
オークス馬の1頭で、重賞2勝の実力馬。
ただ、直線長いコースで結果を残している点、右回りの桜花賞であまりにも大敗したところを考えると、京都2000Mを買いづらいのは事実。
馬券では、思い切った作戦も大事になりそう。頭を悩ませる1頭にもなりそう。
ステレンボッシュ≪牝3/鹿 国枝栄厩舎≫
【前走】オークス2着
【父】エピファネイア
【母父】ルーラーシップ
桜花賞馬でオークス2着の好成績を持つステレンボッシュは、二冠達成を狙う実力馬。
前走のオークスでは落鉄がありながらも2着を確保。
内容からも、どんなペースでも対応できる馬で、レース展開に左右されにくい安定感が魅力。
1着2着を繰り返しており、順番的には1着の可能性は高い!?
クイーンズウォーク≪牝3/黒鹿 中内田充正厩舎≫
【前走】ローズS 1着
【父】キズナ
【母父】Harlington
桜花賞8着、オークス4着と春は一息。
しかし、秋の初戦となったローズSでは33.5秒の末脚を繰り出しての勝利。前哨戦を勝って秋華賞に挑む。
前半流れやすい秋華賞では、前走の競馬が通用しそうなだけに、人気以上の成績は十分に可能性がある。
ボンドガール≪牝3/鹿 手塚貴久厩舎≫
【前走】紫苑S 3着
【父】ダイワメジャー
【母父】Tizway
武豊騎手騎乗のボンドガール。夏馬を使われてだけに、夏場を全休の馬に比べると力を読みやすい。
紫苑Sではレコード決着となったクリスマスパレードに1馬身半差と惜しい結果。
まだ暑い時期でのレコード決着に反動が心配なものの、時計勝負となっても好勝負に持ち込めることは前走で証明済み。ここでも楽しみが広がる。