競馬場の駐車場「満車」で間に合わない！を解決。事前予約で賢く停める裏ワザ【akippa・特P】

目次から該当箇所に飛べます

はじめに：あの日の絶望。「駐車場難民」になった体験談
G1の日に駐車場探しで大失敗。その経験から学んだ「確実性」
競馬ファンに本気でオススメしたい駐車場予約サービス2選
1. akippa（アキッパ）：全国5万5千件以上！「ここにあって助かった」が見つかる
2. 特P（とくぴー）：格安狙いも！10万件以上の豊富な駐車場データが集まっている
akippaと特P、どう使い分ける？競馬場利用でのメリット・デメリット比較
1. 2つを登録すべき理由と、利用シーン別のおすすめ
2. 知っておきたいデメリットと注意点
登録は簡単。予約から決済までの流れ
1. 主要な決済方法（クレジットカード、PayPayなど）
2. 予約とキャンセルの基本ルール
競馬場利用の「よくある質問（Q&A）」
まとめ：駐車場ストレスを解消し、競馬観戦をもっと楽しもう

はじめに：あの日の絶望。「駐車場難民」になった体験談

競馬場へは、電車やバスといった公共交通機関で行くのが理想。それは、重々わかっているんです。

ですが、小さなお子さま連れだったり、競馬を楽しんだあとに別の場所へ移動する予定があったり。どうしても車で行きたい、車でなければ不便だ、という日はありますよね。

とくに地方競馬場ともなれば、車移動が前提になることも少なくありません。

そこで立ちはだかるのが、あの大きな壁。そう、駐車場問題です。

G1のような大きなレースの日、開門ダッシュを目指して早朝に出発したにもかかわらず、競馬場の手前数キロから続く駐車場待ちの大渋滞。やっとの思いで公式駐車場に着いたと思えば「満車」の無情な二文字。

そこから周辺のコインパーキングを探し回る「駐車場難民」と化し、開門時間はとうにすぎ、気がつけば1レース、2レースが発走しても、まだハンドルを握りしめている…。そんな経験をした競馬ファンは、けっして少なくないはずです。

何を隠そう、僕もその一人。以前、名古屋に出張した翌日が、ちょうどチャンピオンズカップ（G1）当日でした。仕事仲間と「せっかくだから観に行こう！」と盛りあがり、レンタカーを手配。しかし、競馬観戦のあと、すぐに別の場所へ移動しなければならない「ケツカッチン」だったのです。

競馬場の駐車場に停めたが最後、レース終了後の出庫渋滞で身動きが取れなくなるのは目に見えていました。かといって、周辺駐車場は軒並み満車。あの時の焦りといったら、ありません。

結局、なんとか停められた駐車場も競馬場からかなり離れており、慌ただしい観戦になってしまいました。

あの日、「もし、確実に停められる駐車場を事前に予約できていたら…」と心から思いました。

この記事では、そんな僕自身の苦い経験から本気でオススメしたい、競馬場周辺の駐車場を「事前予約」できるサービスをご紹介します。当日、満車の心配をせず、スマートに駐車して、朝からゆったりと競馬を楽しむ。そんな賢い方法を知ってください。

G1の日に駐車場探しで大失敗。その経験から学んだ「確実性」

競馬場、とくに中央競馬（JRA）のG1開催日を甘く見てはいけません。

僕が体験したチャンピオンズC（中京）もそうですが、たとえば有馬記念の中山競馬場、ダービーの東京競馬場、天皇賞・春の京都競馬場。これらの日は、まさに「戦い」です。

公共交通機関ですら混みあうのですから、車でのアクセスがどれほど過酷かは想像にかたくありません。多くの人が「少し早めに行けば大丈夫だろう」と考えますが、その「少し早め」の行動をとる人が何千、何万人といるわけです。

結果、競馬場の公式駐車場は早々に満車。周辺のコインパーキングも、瞬く間に埋まっていきます。

運良く空きを見つけても、そこは「イベント時特別料金」。 1日の最大料金が適用されなかったり、驚くような金額に跳ねあがっていたりします。

「停められただけマシか…」と自分に言い聞かせても、なんだか損をした気分になりますよね。

僕が駐車場探しで失敗して学んだのは、競馬観戦において最も重要なのは「駐車場の確実性」だということです。朝の貴重な時間を、駐車場探しという不毛な（そしてストレスフルな）時間に費やしてしまうことほど、もったいないことはありません。

その日1日を最高のものにするために、スタートラインでつまずかないこと。それこそが、事前予約サービスを利用する最大のメリットです。

<h2>なぜ安い？「駐車場シェアリングサービス」が競馬場利用に最適な理由</h2>

今回ご紹介するサービスは、「駐車場シェアリングサービス」と呼ばれるものです。「軒先パーキング」や「シェア駐車場」といった言葉を聞いたことがあるかもしれません。

これは、大手コインパーキング会社のサービスとは少し仕組みがちがいます。

かんたんに言えば、「駐車場を貸したい人」と「駐車場を借りたい人」をインターネット上でマッチングするサービスです。

たとえば、

自宅の駐車場が、日中は空いている。
子どもが独立して、車庫が1台分空いている。
週末だけ休業している会社の来客用スペース。

こういった「今、使われていない空きスペース」を、オーナーさんが駐車場として登録しているのです。

リッキー

以前、自動販売機を設置する副業がはやりましたが、あれの駐車場版ですね。空きスペースを有効活用したいオーナーさんと、安く確実に停めたい僕らのニーズが一致したわけです。

この仕組みだからこそ、競馬場利用に最適ないくつかの理由があります。

料金が格安な傾向にある オーナーさんは、設備投資（精算機など）なしで貸し出しをしています。お小遣い稼ぎやスペースの有効活用が目的なので、周辺のコインパーキング相場より安価に設定されていることが多いです。
競馬場近くの「穴場」が見つかる 「こんなところに？」と思うような個人宅の車庫や、事業所の敷地内が駐車場として登録されています。競馬場のすぐ裏手や、メインゲートまでの近道にある住宅街など、コインパーキングではありえない立地が見つかることも。
確実な事前予約と事前決済 これが最大の強みです。当日の満車を心配する必要は一切ありません。しかも支払いはクレジットカードなどで事前に済ませるため、現地で小銭を用意したり、精算機に並んだりする手間も不要です。

競馬ファンに本気でオススメしたい駐車場予約サービス2選

この駐車場シェアリングサービス、いくつかサイトがありますが、僕が実際に仕事やプライベートで使い倒しているのは、この2つだけです。

akippa（アキッパ）：全国5万5千件以上！「ここにあって助かった」が見つかる

まず、絶対に外せないのが『akippa』です。業界最大手の一つで、とにかく登録されている駐車場拠点数が圧倒的。全国に常時5万5千件以上（※）の予約可能な駐車場があります。（※2025年3月時点の情報。拠点数は日々増加しています）

akippaの強みは、その網羅性。「こんな田舎の駅前に、まさか予約駐車場なんて…」と思っても、検索すると意外と見つかるのがakippaです。

競馬場周辺もしっかりカバーしており、JRAの主要競馬場はもちろん、地方競馬場の周辺でも「こんなところに！」という穴場が見つかる可能性が高い。

15分単位での予約（駐車場による）も可能で、短時間利用から1日利用まで柔軟に対応してくれます。競馬観戦だけでなく、ウインズ（WINS）に少しだけ立ち寄りたい、という時にも便利です。

個人間で簡単に、スマホ・PCで“駐車場の貸し借り”ができるオンラインコインパーキング【akippa(あきっぱ!)】

特P（とくぴー）：格安狙いも！10万件以上の豊富な駐車場データが集まっている

次点でオススメしたいのが『特P（とくぴー）』です。特Pの魅力は、予約可能な駐車場にくわえ、全国10万件以上（※）のコインパーキング情報もあわせて検索できること。（※ソース資料および公式サイト上の記載に基づく件数）

予約できる特P駐車場が満車でも、「近くのコインパーキングはどこか」をシームレスに探せるのが便利です。

また、特Pは「相場の半額以下」といった格安な駐車場も多く見られます。決済方法が豊富なのも特徴で、クレジットカードにくわえ、PayPayやd払い（携帯料金合算）などにも対応しているのが嬉しいポイントです。

安い駐車場を検索して事前に予約！特P（とくぴー）

akippaと特P、どう使い分ける？競馬場利用でのメリット・デメリット比較

「じゃあ、どっちを使えばいいの？」となりますよね。結論から言うと、「両方登録して、良い条件の方を選ぶ」のが最強です。

2つを登録すべき理由と、利用シーン別のおすすめ

なぜ2つとも登録すべきか。それは、akippaにしか載っていない駐車場と、特Pにしか載っていない駐車場がそれぞれあるからです。

これは非常に重要です。たとえば、ある競馬場の近くで探したとき、

akippaでは「徒歩15分だけど1日800円」が見つかった。
特Pでは「徒歩10分で1日1000円」が見つかった。

こんな時、あなたはどちらを選びますか？近さをとるか、安さをとるか。その時の状況によって最適な解はちがいますよね。選択肢は多いほうが、絶対に有利です。

僕の使い分けとしては、

まずakippaで検索：拠点数が多いため、穴場や希望に近い場所が見つかりやすい。
akippaで良いのがなければ特Pで検索：akippaとはちがう駐車場が登録されているため、掘り出し物が見つかることがある。

とくに競馬場利用でいえば、akippaの方が主要競馬場周辺の登録に強い印象があります。ですが、これは地域や時期によっても変動します。だからこそ、両方で比較するのが賢い使い方です。

知っておきたいデメリットと注意点

もちろん、良いことばかりではありません。実際に使って感じたデメリットも、正直にお伝えしておきます。

場所がわかりにくいことがある なにせ個人宅の車庫や空き地ですから、コインパーキングのような大きな看板はありません。予約サイトの写真や地図を頼りに探すのですが、「本当にここで合ってる…？」と不安になることも。閑静な住宅街だと、キョロキョロしているだけで怪しく見えたり（笑）。
停めにくい（狭い）場合がある デッドスペースを活用しているため、駐車場によっては停められる車両サイズに制限があります。ノアやヴォクシー、ステップワゴンなどのミニバンだと、停められてもドアが全開にできず、乗り降りが窮屈になる…なんてことも。予約時に車両サイズの確認は必須です。
セキュリティ面は自己責任 住宅街の軒先などは、日中かえって人目がなくなることも。防犯カメラや係員がいるわけではないので、セキュリティは万全とは言えません。車両盗難が心配な高級車などは、素直に管理人のいる駐車場を選ぶべきでしょう。安心をお金で買うという考え方も必要です。
地方は登録がまだ少ない 大都市圏はかなり充実してきましたが、地方都市、とくに地方競馬場の周辺となると、登録数がまだまだ少ないのが実情です。

とはいえ、これらのデメリットを補ってあまりあるのが「確実性」と「料金の安さ」です。

登録は簡単。予約から決済までの流れ

「使い方が難しそう…」と思うかもしれませんが、驚くほどかんたんです。どちらのサービスも、会員登録や月会費は無料。使いたい時にだけ料金が発生する仕組みです。

【基本的な利用ステップ】

無料会員登録：メールアドレスや、Google・Appleなどのソーシャルアカウントで登録できます。
検索：行きたい場所（例：「東京競馬場」）や日付で検索。
予約：空いている駐車場を選び、利用時間と支払い情報を入力して予約完了。
利用：当日は、予約した時間に直接その駐車場へ行くだけ。
出庫：予約時間内であれば、精算不要でそのまま出庫できます。

主要な決済方法（クレジットカード、PayPayなど）

支払いはすべてキャッシュレスの事前決済です。

akippa：クレジットカード（VISA, Master, JCBなど）、キャリア決済（ドコモ, au, ソフトバンク）、PayPay、akippa独自のプリペイドコードなど。
特P：クレジットカード、デビットカード、PayPay、d払い（ドコモ）、AEON Payなど。

※デビットカードはJCBが使えないなど、制約が多いです。

特Pのほうが決済手段はやや豊富ですが、どちらも主要なクレジットカードとPayPayに対応していれば、困ることはほとんどないでしょう。

予約とキャンセルの基本ルール

予約：akippaは最短15分単位から、特Pは1日単位や時間単位（場所による）で予約可能です。
キャンセル：ここが少しちがいます。
- akippa：キャンセルポリシーは駐車場ごとに設定されていますが、多くの場合「利用開始前日まで無料」です。
- 特P：原則として「予約前日までキャンセル無料」（一部対象外あり）となっています。

※キャンセルポリシーは必ず熟読の上ご利用マストです。

どちらも、うっかり予定が変わっても前日までなら対応しやすいのがありがたいですね。

競馬場利用の「よくある質問（Q&A）」

Q1. 本当に停めやすい？大きな車でも大丈夫？

A. 予約詳細ページに、必ず「対応車種」や「車室サイズ（全長・全幅・高さ）」が明記されています。ご自身の車のサイズ（車検証などで確認）が規定内であれば、基本的には停められます。ただし、前述のとおり、駐車スペースはギリギリの場合もあります。「停めやすい」かどうかは場所によりますので、不安な方はレビュー（口コミ）や掲載写真をよく確認することをオススメします。

Q2. セキュリティやトラブルが心配…

A. まずセキュリティですが、コインパーキングと同様、またはそれ以下（係員がいないため）と考えるのが妥当です。貴重品を車内に放置しないなど、基本的な防犯対策はご自身で行ってください。万が一のトラブル（予約した場所に別の車が停まっている、など）の場合は、各サービスのサポートセンター（akippaは24時間対応）にすぐに電話しましょう。

Q3. 地方競馬場やウインズ（WINS）周辺にもある？

A. JRAの主要競馬場（東京、中山、京都、阪神、中京など）の周辺は、かなり登録数が増えており、実用的です。地方競馬場やウインズ周辺については、場所によります。都市部（大井、川崎、船橋など）は比較的見つかりやすいですが、郊外の競馬場では登録が少ない場合もあります。ただし、登録数は日々増えています。まずは一度、検索してみることを強くオススメします。