2021年3月6日の第28回チューリップ賞の出走予定馬情報をチェックしていきたいと思います。
OP馬がメイケイエールのみで、そのほかの馬が1勝馬クラスと寂しいレースとなりましたが。
トライアルを使わずに直行するのが流行りと言えば流行りですが、日曜日の弥生賞と共に、3歳クラシック戦線が寂しいメンバー構成になっています。
やはり注目はメイケイエール。
唯一の重賞勝利馬となれば、ここでは胸を貸す立場になることは間違いないでしょう。
阪神JFでは、負けはしたものの接戦の4着を死守。
世代上位の実力を見せての善戦だけに、物差しとしても大事なレースとなりそうです。
その他に、テンハッピーローズやエリザベスタワーが顔を揃えました。
それでは、登録馬をチェックしていきます。
登録馬
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
エイシンピクセル | 54 | 団野 |
エリザベスタワー | 54 | 川田 |
シャドウエリス | 54 | 岩田望 |
シャーレイポピー | 54 | 福永 |
ストゥーティ | 54 | 松山 |
タイニーロマンス | 54 | 内田博 |
タガノディアーナ | 54 | 和田 |
テンハッピーローズ | 54 | 池添 |
バリコノユメ | 54 | 藤懸 |
マリーナ | 54 | 岩田康 |
メイケイエール | 54 | 武豊 |
レアシャンパーニュ | 54 | 幸 |
有力馬考察
メイケイエール≪牝3/鹿 武英智厩舎≫
【前走】阪神JF 4着
【父】ミッキーアイル
【母父】ハービンジャー
メンバー唯一の重賞勝利馬。
人気の中心となりそうですが、メイケイの時点であまり選びたくないという方も多いのではないでしょうかww
小倉SとファンタジーSと重賞を2勝。
ただ、距離が1200Mと1400Mと、1600Mでのレースではどうかという部分が気になります。
掛かる部分も考えると、この距離でも危うさを感じます。出遅れて掛かってならば目も当てられません。
ただ、重賞2勝は世代の中でもトップクラス。
本命視できない人でも、相手筆頭には指名しておくべきかもしれません。
テンハッピーローズ≪牝3/栗 高柳大輔厩舎≫
【前走】フェアリーS 4着
【父】エピファネイア
【母父】タニノギムレット
アルテミスSで3着の実績がある馬。
エピファネイア産駒は、阪神マイルを得意としている舞台ですので、ここは楽しみ。
前走は早めに動いたことが致命傷となり残念な結果となりましたが、今回は、陣営も末脚に賭ける走りをとコメントを残しているように、腹を括って直線勝負に持ち込むようです。
逆に割り切ってくれた方が、この馬の良さがより出てくると思いますので、当日の池添騎手の手腕に期待しましょう。
ただ、ここまで中山2走、東京1走、小倉1走と、地元京都阪神を未経験。
大丈夫だとは思いますが、コース適正には疑問が残ります。
エリザベスタワー≪牝3/黒鹿 高野友和厩舎≫
【前走】エルフィンS 9着
【父】Kingman
【母父】Doyen
前走は武騎手が卸せてなかったのが敗因ですので、度外視して良さそう。
ただ、それにしても負けすぎた印象も強いです。
若干、トモの成長が遅いように感じます。
これからのまだまだ成長してくる馬だとは思いますので、クラシックの頃には積極的に狙いたい印象が強いです。
新馬戦で鮮やか差し切り勝ちを収めた馬が、次走で人気する傾向があるのですが、実力以上のものを出してしまって、前走でバレてしまったという可能性も十分にあるだけに、ここは試金石の1戦となりそうです。
現時点での注目馬
この後、19時頃に掛けて追い切り動画がアップされていくので、それを見て最終的に決めたいと思いますが、17時の段階で注目しているのはストゥーティです。
前走は牝馬1勝クラスを走っての3着。
アルテミスSでは、テンハッピーローズに続く4着でしたが、着差はクビ差と極僅か。
ここまで順調に使われている影響で、大幅な上積みはない見込みですが、権利獲得へ向けてしっかりと作られているはず。
1週前は栗東CWで、3勝未勝利馬ではあるものの楽々併入と好気配。
前走はスタートで後手を踏んだのが原因だけに度外視できる。
短期放牧を挟んで調整されているだけに、ここは期待が持てる1戦です。