2021年5月1日(土曜)に行われる第28回青葉賞の出走予定馬情報をまとめた記事です。
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日本ダービーへの出走権を目指し22頭が登録してきました。
主な有力馬は、サウジRCと共同通信杯で安定して掲示板を確保しているキングストンボーイや、京都2歳Sを制しているワンダフルタウンなどがいます。
注目の1戦ですが、まだここからダービー馬が登場していません。
そのようなジンクスのあるレースですが、ここを勝てなければ挑戦すらできませんので、どの陣営も本気度の高い仕上げを施しているかどうかはしっかりとジャッジしていきます。
それでは登録馬をチェックしていきます。
登録馬22頭
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
アオイショー | 56 | 大野 |
ヴェローチェオロ | 56 | ○○ |
キングストンボーイ | 56 | ルメール |
タガノカイ | 56 | 石川裕 |
ノースブリッジ | 56 | 横山和 |
リーブルミノル | 56 | 三浦 |
レインフロムヘヴン | 56 | ○○ |
レッドヴェロシティ | 56 | Mデム |
ワンダフルタウン | 56 | 和田竜 |
ワンデイモア | 56 | 田辺 |
抽選対象
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
アウスヴァール | 56 | 古川吉 |
アランデル | 56 | 横山武 |
グレアリングアイ | 56 | 内田博 |
ゲヴィナー | 56 | 戸崎 |
スワーヴエルメ | 56 | ○○ |
テンカハル | 56 | 坂井瑠 |
テーオーロイヤル | 56 | 菱田 |
トーホウバロン | 56 | ○○ |
バーボンハイボール | 56 | ○○ |
マテンロウエール | 56 | 横山典 |
モンテディオ | 56 | 池添 |
レンツシュピッツェ | 56 | 武藤 |
有力馬考察
キングストンボーイ≪牡3/鹿 藤沢和雄厩舎≫
【前走】共同通信杯 4着
【父】ドゥラメンテ
【母父】フォーティナイナー
前走共同通信杯の勝ち馬は、皐月賞を制したエフフォーリア。
2着のヴィクティファルスはさっぱりでしたが、3着シャフリヤールは次走の毎日杯を制し、5着のステラヴェローチェは皐月賞で3着と結果を残しました。
今年の共同通信杯はハイレベルだったと考えて間違いないはずです。
半兄にエポカドーロがいる血統ですので、血統的には頼りにできそう。
ただし、母父フォーティナイナーというところは、東京2400Mのイメージが沸きづらいのも事実です。
出遅れ癖がありますので、ダービー向きと言えばダービー向き。
ただ、勝ちきるにはもう1列前での競馬に期待したい。
その点、距離が伸びた方がスタートがゆったりと出てくれる分、向いていると考えていいのではないでしょうか。
ワンダフルタウン≪牡3/鹿 高橋義忠厩舎≫
【前走】京都2歳S 1着
【父】ルーラーシップ
【母父】ディープインパクト
京都2歳Sの覇者。
ただ、爪の状態で12月G1は全休。復帰も日本ダービー直前となりました。
萩Sの覇者シュヴァリエローズは皐月賞で11着という結果ではあったものの、2着だったジュンブルースカイの次走東スポ2歳Sで3着の実績があるなど、評価できるレースでした。
この馬も同様に、萩Sの次走京都2歳Sで勝ち星を挙げました。
ただ、2歳秋の時と勢力図が一変。
ルーラーシップ産駒という点から早熟の可能性は少ないと見ますが、個体差があるのも事実。
京都2歳Sの2着馬ラーゴムは、次走のきさらぎ賞を勝つも皐月賞13着でした。
同3着馬マカオンドールは、ホープフルSで8着のあと、水仙賞2着、そして先日の大寒桜賞を勝ち上がり2勝馬です。
京都新聞杯へ回る馬もいますので、この馬の走り次第で京都新聞杯のオッズが変化しそうですが、怪我明けという点を含めて疑ってみたい。
賞金的には、一応はボーダーを上回っているので、そこまで作ってこないと思われます。
スワーヴエルメ≪牡3/栗 堀宣行厩舎≫
【前走】未勝利 1着
【父】ドゥラメンテ
【母父】ファルブラヴ
※現時点で抽選対象馬
母は重賞4勝のアイムユアーズという良血馬。
距離はマイルを中心に勝ち星を重ねました。
昨年の7月デビューながらも、次戦となった未勝利戦が4月3日と年跨ぎ。
期待の良血馬だけに大事に使っていこうということなのかもしれませんが、逆に言えば、大事に育てていきたいと思わせるだけの素質を感じさせるという部分があるのだと思います。
勿論、セレクトセールで1億9440万円の超高額馬というのもあるのかもしれませんがww
前走4番手追走ながらも、ラスト4ハロンは好ラップを刻んでの勝利でした。
未勝利戦で1馬身半しか着差を広げることができませんでしたが、勝ち方が良かったと感じます。
東京向きか未知数の部分が大きいですが、前走中山で加速ラップを広いコースでも楽しみだという風にも思います。
あとは、無事に抽選突破できるか。
現時点での注目馬
それではまとめではないですが、現時点での注目馬をご紹介して終わりたいと思います。
今年の青葉賞ですが、やはり皐月賞の直後ということだけあり、小粒メンバーが揃いました。
オススメ注目馬で言えば、ここまで2戦2勝のノースブリッジ。
前走跨った岩田騎手が騎乗停止のため、横山和騎手へと乗り替わります。
逃げて尚も上がり最速の時計をマーク。
勿論、35.1秒が日本ダービーで通用するかというのは別問題ですが、青葉賞レベルであれば楽しみな存在です。
そして、もう1頭オススメの注目馬として≪A≫[最強]競馬ブログランキングへを挙げておきます。
前走スプリングSで13着という結果も、2走前のフリージア賞では逃げ切っての勝利でした。
前走は後方からの競馬を選択し伸びませんでしたが、馬場の影響や展開面での不利であった点を考慮すると、まだ見直せる部分があるかと思います。
先行力がある馬ですので、前走の反省を活かして前で競馬をしてくれるならばここは楽しみな存在。
前走の凡走のせいで、人気はがた落ち。
東京コースは相性が良い点なども含めて、追い切り次第では一番手にお薦めするかもしれません。
以上、青葉賞の出走予定馬情報まとめでした。