10月10日に行われる毎日王冠の出走予定馬情報をまとめました。
安田記念の勝ち馬ダノンキングリーが登場。NHKマイルCを制したシュネルマイスターも登場し、世代別のマイル王者が登場します。
その他、マイラーズCを制したケイデンスコールなど、天秋やマイルCSを目指すメンバーが登場し面白いレースとなりそう。
それでは各馬をチェックしていきます。
出走予定馬
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
ヴァンドギャルド | 57 | 福永 |
ヴェロックス | 56 | 浜中 |
カイザーミノル | 56 | 横山典 |
カデナ | 56 | 田辺 |
ケイデンスコール | 57 | 岩田康 |
サンレイポケット | 56 | 鮫島駿 |
シュネルマイスター | 56 | ルメール |
ダイワキャグニー | 56 | 石橋脩 |
ダノンキングリー | 58 | 川田 |
トーラスジェミニ | 56 | ○○ |
ポタジェ | 56 | 吉田隼 |
マイネルファンロン | 56 | 横山武 |
ラストドラフト | 56 | 三浦 |
有力馬考察
シュネルマイスター≪牡3/鹿 手塚貴久厩舎≫
【前走】安田記念 3着
【父】Kingman
【母父】Soldier Hollow
今年のNHKマイルCの覇者。
安田記念に果敢に挑戦しましたが、古馬の壁に跳ね返されてしまいました。
先週のスプリンターズSで3歳馬のピクシーナイトが優勝。
古馬を撃破しての優勝でしたので、今年の3歳馬、特にマイル以下では3歳勢の躍進に期待が持てそう。
ただ、今回は1800Mのレース。
記憶が正しければ、距離が長いという進言があったのでマイル路線に歩んだと思うので、今回の1800Mがどう出るか。
東京は開幕週。
春先とはまた違う馬場。その辺で足下すくわれる可能性もありそう。
ダノンキングリー≪牡5/黒鹿 萩原清厩舎≫
【前走】安田記念 1着
【父】ディープインパクト
【母父】Storm Cat
今年の安田記念の覇者。
G1レースでは足りない印象がありましたが、悲願の優勝となりました。
1週前の動きも良好で、しっかりと仕上げている印象は受けます。
19年の毎日王冠の勝ち馬。
東京を得意舞台としていて、尚且つ、東京1800Mは19年の共同通信杯でも買っている舞台で相性がいいコース。
それだけに負けられないレース。
休み明けもあまり気にしなくていい馬だけに、ここは好勝負に期待。
ヴァンドギャルド≪牡5/鹿 藤原英昭厩舎≫
【前走】ドバイターフ 2着
【父】ディープインパクト
【母父】Motivator
昨年の富士Sを覇者。
ただ、国内重賞ではその1勝のみで、前走ドバイターフを2着と惜しいレースとなりました。
今年はBCマイルへの参戦が予定されており、鞍上福永騎手を確保したのもその辺りの影響がありそうです。
海外参戦の叩きであれば、ここはやや苦戦するかもしれません。
ただ、ここで大敗するようであればBCマイルには向かわないと思いますので、ある程度は仕上げてくるはず。
マイルの印象が強い馬ですが、意外にも1800Mの成績は良く、4戦して3着外は1回のみ。
堅実な走りをしているので、ここでも好勝負必至。
海外レースの叩きでデキはどこまでという見方もできますが、最終リハなどの雰囲気などからしっかりと見極めたい1頭です。
現時点での注目馬
最後に現時点での注目馬をご紹介して終わりたいと思います。
現時点で注目しているのはケイデンスコールです。
安田記念10着からの巻き返しを狙う馬で、今年は京都金杯とマイラーズCと重賞2勝を挙げています。
5歳となり本格化が顕著となりました。
NHKマイルCでの2着などもあり、マイルの印象が強いですが、中山記念では2着と好走を見せました。
休みを挟んでの1戦。
それだけにどこまで作られているのかは分かりませんが、追い切りなどから調子の良し悪しを判断していきたい。
G1レースでは足りないけれど、前哨戦では強い馬という形で今後も活躍してくれるのであれば、狙い目はここだということになりそうです。