10月31日に行われる天皇賞秋の出走予定馬情報をまとめた記事になります。
今年の天皇賞秋には、皐月賞馬のエフフォーリアが登場。ダービーでは惜しくも2着でした。古馬として立ち塞がるのが三冠馬のコントレイル。今年は大阪杯で3着という結果のみですが、実績を考えれば最上位の存在。今年の天皇賞春を制したワールドプレミアやマイルの称号は手中に収めたグランアレグリアなど、これまで実績を残してきた馬が集います。
推定オッズや有力馬の見解なども行っていますので、最後までご覧いただければ幸いです。
🔗 ≪天秋≫ (74位前後)
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出走登録馬
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
エフフォーリア | 56 | 横山武 |
カイザーミノル | 58 | 横山典 |
カデナ | 58 | 田辺 |
カレンブーケドール | 56 | 戸崎 |
グランアレグリア | 56 | ルメール |
コントレイル | 58 | 福永 |
サンレイポケット | 58 | 鮫島駿 |
トーセンスーリヤ | 58 | 横山和 |
ヒシイグアス | 58 | 松山 |
ペルシアンナイト | 58 | 大野 |
ポタジェ | 58 | 川田 |
ムイトオブリガード | 58 | 柴田善 |
モズベッロ | 58 | 池添 |
ユーキャンスマイル | 58 | 藤岡佑 |
ラストドラフト | 58 | 三浦 |
ワールドプレミア | 58 | ○○ |
推定オッズ
天皇賞秋の推定オッズを算出しました。
netkeiba.com様のオッズを参考に算出しています。
人気 | 馬名 | 推定オッズ |
---|---|---|
1 | コントレイル | 2.0 |
2 | エフフォーリア | 3.4 |
3 | グランアレグリア | 8.2 |
4 | カレンブーケドール | 14.9 |
5 | ワールドプレミア | 20.8 |
6 | ペルシアンナイト | 24.0 |
7 | ポタジェ | 34.8 |
8 | ヒシイグアス | 61.7 |
9 | モズベッロ | 93.3 |
10 | トーセンスーリヤ | 129.2 |
11 | サンレイポケット | 160.4 |
12 | カデナ | 226.1 |
13 | ユーキャンスマイル | 228.8 |
14 | カイザーミノル | 257.9 |
15 | ラストドラフト | 277.0 |
16 | ムイトオブリガード | 317.7 |
netkeiba.com様では、コントレイルが1人気、グランアレグリアが2人気、エフフォーリアが3人気となっていますが、3歳馬が強いことを証明した重賞が続きますので、グランアレグリアを逆転するのではないかと予想。
復活気配のペルシアンナイトは、合成オッズでは上位になるのではないかと思います。
有力馬考察
コントレイル≪牡4/青鹿 矢作芳人厩舎≫
【前走】大阪杯 3着
【父】ディープインパクト
【母父】Unbridled’s Song
昨年無傷の三冠馬。
次戦に選んだジャパンCでは2着。今年初戦となった大阪杯では3着となりました。
その大阪杯の敗因は重馬場が響いた形。最後は余力がなくなったような走りをしていた。
宝塚記念目標に再度作られるも、重馬場での激走が疲労として残り、回避して春は1戦のみとなりました。
ただし、大阪杯4着のグランアレグリアは、次戦VMを勝利。続く安田記念では2着と好走を見せていますので、本当に疲労だけが原因だとすると虚弱体質というのは否めないかと思います。
ここまで馬券を外していないという堅実な走りは前向きな一方で、上の世代との対決では2戦2敗という形。4歳世代が弱いと言われているのが如実に表れている結果とも言えます。
世代の頂点には立ったものの、競馬界の頂点に立ってほしいという、私的な思いがありますが、ここでもメンバーは強力なだけにどうか。エフフォーリアに突き上げられているようでは、今後は厳しいか。
グランアレグリア≪牝5/鹿 藤沢和雄厩舎≫
【前走】安田記念 2着
【父】ディープインパクト
【母父】Tapit
昨年の春秋マイル王者。
今年は安田記念を落としたので、この後はマイルCSに進むと思いますが、面目を守りたいところ。
それでも安田記念2着と、春3戦目だったことを考えれば上々では。
この中間は喉の手術を行ったことで、どこまで体調が戻っているのかが鍵となりそう。
逆に言えば、喉に問題を抱えていたもののこれまでの成績があったと考えると、手術して完治しているのであれば、パフォーマンスが上がるはず。
逆に深く考えるような馬ではなく、ここまで順調ではないならここから始動せずマイルCSを見据えての復帰としてくるはず。それだけの馬。
藤沢和雄調教師にとっては最後の天皇賞秋となるだけに、それでも無理に出してくるような馬ではない。
逆に言えば、天皇賞を意識して育ててきた藤沢氏に、生涯ラストの天皇賞を獲らせたいと、万全な状態で出走させてくるはず。
エフフォーリア≪牡3/鹿 鹿戸雄一厩舎≫
【前走】日本ダービー 2着
【父】エピファネイア
【母父】ハーツクライ
今年の皐月賞馬。日本ダービーは惜しくもシャフリヤールに敗れたものの、その差はハナ差と僅かでした。
古馬重賞となり、3歳世代が活躍。現4歳世代と比較しても、この時期の3歳世代の活躍を考えれば、世代のG1を勝った存在のエフフォーリアが大敗する姿は考え難い。
フォトパドックを見た印象としても、この夏の成長が著しい印象。ここから最終リハでもう少し絞れることを考えると、皮膚ももう少し薄くなり、トモの辺りも映えてくるはず。
このフォトパドックを見る前はあまり評価していませんでしたが、この馬体写真を観て惚れ惚れする馬体に成長した印象。春とは別馬になっている可能性もあり、楽しみが広がった。
ただ、キレ負けしそうな感じ。その点では有馬記念などの方が向いている印象も。東京では苦戦しそう。
予想の参考までに
ディープインパクト産駒の取捨
東京というと、ディープインパクトの庭の印象を受けますが、天皇賞秋でいえば別。
ディープインパクト産駒の天秋の成績が≪1.7.1.37≫と、勝ったのはスピルバーグのみ。
2着候補ならばディープインパクト産駒が筆頭になるものの、アタマで狙うのは難しいかもしれません。
勝てる馬を見つけるのが馬券の当て方の王道だと思うので、2着狙いという買い方は好きではありません。しかし、天皇賞秋のディープインパクト産駒の狙い方とすれば、こういう買い方もありなのかなという成績です。
台風が発生
金曜日・土曜日にかけて関東へ最接近の予報。直接の上陸はない見込みですが、雨が降るならば馬場適正が大事になる。
稍重の皐月賞を勝ちきったエフフォーリアが筆頭ですが、グランアレグリアも馬場を気にしないタイプ。
稍重の皐月賞を制したコントレイルは、稍重までならばという印象。重馬場大阪杯で3着で、モズベッロに負けただけに、得意とは言い切れない。
一方で、重馬場まで悪化するのであれば、大阪杯で2着と活躍を見せたモズベッロと、馬場を気にするタイプではないカレンブーケドールの2頭には要警戒。