リッキーです。
長い夏休みをいただいておりましたが、また今週から少しずつですが競馬復帰していきたいと思います。
競馬の結果や追い切り動画などはずっと見続けていたんですが、それでも少しブランクがあるのも事実。
リハビリを兼ねての更新となりますので、生暖かい目でご覧いただければと思いますww
お休みしていた間に、美浦CWが自動計測となったりと色々と変わりました。
末の時計が1秒程度速くなったという形になっていますので、少し見た目の感覚と時計とのギャップがありそうです。
その辺りにも注意しつつ、追い切り考察を行いました。
みなさんの馬券の参考となれば幸いです。
セントウルSの各馬の追い切り考察
評価は【S/A/A-B/B/B-C/C/D】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。
カレンモエ【B-C】
53.9-39.1-25.3-12.5
2頭併せ強め併入。
やや物足りない動きに見えてしまいました。
伸びそうで伸びない動きと言えば伝わるかもしれません。
1週前に全体49.7秒-1F11.6秒の動きをみせていますので問題ないとは思いますが、1週前の迫力がパタリと消えたように見受けられます。
1週前にやりすぎた結果、少し疲労の色が見え隠れしているようにも感じるだけに評価が分かれそうな内容です。
僕個人的には、警戒は必要だと判断しています。
最終リハの動きを観ると、どうしても体が重たそうにしています。
余力を感じての併入ではない点は、少々心配材料です。
クリノガウディー【B】
53.5-38.2-24.3-11.6
単走一杯。
末の時計は優秀ですが、全体時計は物足りないものになりました。
また、途中フラフラとしていて、真っ直ぐに走れていない点もマイナス評価。
状態的には前走程度には走れる見込みです。
OP2連勝と勢いは感じますが、追い切りの内容的にはもう1つ足りない印象。
久々の重賞で、この内容でどこまで上位に食い込めるのかというところでしょう。
シゲルピンクルビー【B】
54.0-39.3-25.1-12.1
単走末強め。
馬場が荒れている時間帯でしたので、時計はこの程度でも負荷は掛かっていると判断していいはず。
適距離に戻る今回。
追い切り的にはもう少し意欲的に乗っても良かったのではないかと思う部分もありますが、概ね前走程度まで。
ただ、函館SS、北九州記念と順調に使われたところを見ると、この内容でも整ったと判断していいはずです。
悪くはないけれど、勝ちきれるかまでは疑問といったところでしょう。それでも準備は整った。
シャインガーネット【B】
5F69.6-53.7-38.6-1F11.9
単走馬なり。
馬場が比較的綺麗な時間帯でしたが、時計はボチボチと言ったところまででした。
久々の競馬となりますので、どこまで仕上がっているのかが気になりましたが、休み前と比較しても特段変化があるようには思いません。
馬体が大きく増えた印象もないですし、夏の暑さに苦しめられたということもないでしょう。
悪くはないとは思いますが、あまり前向きに見たい1頭ではないです。
ジャンダルム【A-B】
53.5-38.8-24.3-11.7
2頭併せ強め併入。
脚色はジャンダルムの方が良かったです。
カメラの角度的に何馬身後方を追走していたのかは分かりませんが、1馬身程度後方から、最後は馬体を並べてのゴールという形になりました。
この時計でも、この馬としては立派だと思います。
状態が悪いということはまずないと考えていいはずです。
前走と比較すると今回の方が仕上がりは良さそうにも感じます。
久々を使われた上積みというか、体のキレを感じますので、今回の方がデキが良さそうです。
ただ、上昇気配と言っても、勝ちきれるかは疑問符です。
シャンデリアムーン【B】
53.8-39.9-25.8-12.6
単走強め。
馬場が比較的荒れている時間帯でしたので、時計はこの程度でも負荷は掛かっているものと思います。
同じ陣営の僚馬が3馬身程後方に2頭います。
坂路追いですので、追いつけなかったから単走追いになったということはないかと思いますが、距離感的には元々単走追いの予定だった。もしくは3頭併せをやろうとしたけれど、なんらかの事情でそれができなかったという可能性がありそうですので、難しい追い切り。
内容は単走追いなので、元々単走追いで良いのかもしれません。
もう少し活気があっても良さそうですが、この馬の過去の追い切り映像がありませんので、比較が難しいです。
時計的に、輸送を考慮したとしても、中間含めてもう少しやれても良さそうな印象は受けます。
厳しいジャッジをするならばデキ落ちの可能性も考えなくてはいけませんが、それでも最終リハでまとめてきているので、デキは前走程度だと考えていいはずです。
タイセイビジョン【B】
4F52.4-38.2-1F11.9
単走強め。
頭の位置が高く、時計以上のスピード感はありませんでした。
近走、苦労している馬だけに、色々なパターンを試しているようですが結果はついてきません。
特筆すべきポイントもなく、正直、ここも厳しいのでは。
ナランフレグ【B】
5F70.8-54.5-39.1-1F12.5
単走馬なり。
馬場が荒れている時間帯での追い切りでしたので、この時計だから遅いというわけではないので注意が必要です。
コーナーを回ってきている時の雰囲気は上々でした。
しかし、直線向いた途端にフッと力を抜いたのか、抜けたのかは分かりませんが、オーラというか気が消えたというべきか、手ごたえある状況から緊張の糸が切れたという形になっていました。
馬なりにしても、もう少し力強さが欲しいところ。
中間の時計などから判断しても、上昇の見込みはないと考えるのが妥当ではないでしょうか。
ピクシーナイト【A-B】
51.0-37.1-24.1-11.9
2頭併せ強め3馬身先着。
全体時計と末の時計、いずれも好気配を感じさせる意欲的なものとなりました。
CBC賞の時と比べても、今回の方がデキが良さそうで楽しみな存在です。
集中力も高く、真っ直ぐに伸びているので、本番でも活躍できそう。
勝てばサマースプリント優勝となる1戦。
それも相まってか、しっかりと仕上げられていると判断できる内容だけに、1番手に考えても良さそうな仕上がりです。
ベストアクター【B】
54.6-40.5-26.1-12.9
2頭併せ馬なり併入。
馬場が荒れている時間帯でしたので、特に時計が悪いとは思いませんでした。
もう少し活気がある走りをしてくれると良さそうですが、全体的に大人しい。大人しすぎるといっても良さそうです。
阪急杯1着の実績がありますが、怪我明けからブビーを繰り返しています。
順調さを欠いている点も含めて、戻ってくるのに時間が掛かりそう。
メイショウチタン【B】
6F82.0-65.2-50.3-37.7-1F12.7
単走強め。
スピード感は感じる内容ではありましたが、最後の最後にやや余力を無くした形でだらっとゴールを迎えてしまいました。
最後までしっかりと駆け抜けることができれば、違う評価ができたような印象を受けます。
2歳3歳の時から重賞で全く通用していない点を考慮すると、ここでも厳しいのでは。
成長分を感じさせる走りを見せてくれると選びやすくなります。
OPで勝ちきるだけの力が必要なのか、重賞で強いメンバーと戦っていく中で力をつけるという考えなのかは分かりませんが、今回もよくて掲示板までという印象を受けてしまいます。
ラヴィングアンサー【B】
52.0-37.7-24.3-12.1
単走強め。
追われた途端に進行方向に対して左へとヨレてしまいました。真っ直ぐに走れていないのはマイナス評価。
ただ、活気がないとか、脚の運びがおかしいとかそういったことはありませんので、デキ自体の評価は下げなくて良さそうです。
久々の影響はなさそうにも思います。
ただ、7歳の暮れとなりました。
長い休養から衰えが顕著になる時期でもありますので、手を出すのは危険かもしれません。
短距離路線の層の厚さなのか、OPでは結果を残せるものの、重賞となると掲示板にすら載れないのをどう評価するか。
デキが大きく上昇していると感じさせるだけの材料がなければ、買うのは難しい。
ラウダシオン【B-C】
5F68.5-53.4-38.8-1F11.9
単走末一杯。
しっかりと駆け抜けているのは時計からも伝わるいますが、もう少し頭の位置が低くなると良さそうにも思います。
今回に関しては、少し頭の位置が高いのが気掛かりです。
ただ、思ったよりも時計が出たのか、最後の最後は追うのを辞めています。
デムーロ騎手が乗っているのでこういうことも多いのですが、末の反応を確認しただけなのかもしれません。
今年の春と比較するとワンパンチ足りない印象は受けるものの、今回のメンバーであれば楽しみに感じる存在です。
適距離の1400Mという点もありますが、走りの雰囲気は堂々としていて、頼もしく感じるようになりました。
今年の秋は、G1でも上位争いが可能な位置にいる可能性は高いです。
レシステンシア【B-C】
52.0-37.3-24.2-11.9
単走馬なり。
馬なりと強めの間という形で、促されたという形ではありましたが、馬なりと記載しておきます。
ピッチ走法というより、歩幅がいつもよりも小さいように感じるのが気になるポイント。
活気があるのはいいことですが、時計以上に進んでいるように感じません。
早熟系の、というと、まだ早熟かどうかは分かりませんが、ここが試金石となりそうな雰囲気も感じます。
結果が伴っている時は、豪快に飛ばしてくるイメージがあります。
歩幅が狭いというか、ピッチすぎるというか、そのあたりが気になってしまいます。
デキは前走の方が上の印象ですが、今回のメンバーならば地力で捻じ伏せてきそうな印象も。
木曜追い切り馬
ボンボヤージ【A】
5F57.4-53.1-38.3-1F11.4
単走馬なり。
外々を回しての時計ですので、その点では十分に時計も出ていると判断していると思います。
動きも警戒で、前走大敗の影響は少なそう。
前走時と比較すると、今回の方が仕上がりが良さそうです。
前走時の追い切りをチェックすると、どこかスムーズさを欠いた走りをしていましたが、今回はスムーズに加速までできています。
直近では小倉での良成績が続きますが、デキ次第では楽しみだと思いますので、中京コースでもなんとか活躍できてほしい。
セントウルSの追い切りオススメ1頭目はピクシーナイト
各馬の追い切りをチェックしていきました。
今回の追い切りで上昇気配を示したのは、【A】評価のボンボヤージ、【A-B】評価のピクシーナイト・ジャンダルムの2頭、計3頭が前走から上昇気配を示していました。
今回の追い切りで1番良かったと感じたのは、CBC賞2着から前進を目指すピクシーナイトを選びます。
追い切りの動きは十分で、今回の方が意欲的な作りをしていました。
サマースプリントを狙いにきていると思いますので、ここはきっちりと買って秋の大一番を目指したいところでしょう。
2頭目はボンボヤージとしました。
ポリトラック組は基本的に狙いたくないのですが、時計も前走以上で雰囲気も上々でした。
大一番へ向けて賞金加算は必須条件。その為、しっかりと作られていると判断しています。
3頭目はジャンダルムとしました。
前走は展開に恵まれていない中での競馬でした。
必勝態勢を築いてきたと考えていいでしょう。
4頭目はレシステンシアとしました。
今回はデキ落ちの印象は受けますが、それでもこのメンバーならば十分に戦えるはず。
次走を意識しすぎての作りだと思いますので、それで足下をすくわれそうな印象も。
今回は以上の4頭をオススメして終わりたいと思います。