10月3日のスプリンターズステークスの出走予定馬情報をまとめました。
想定騎手や推定オッズなども掲載していますので、1週前の段階での予想の参考にしていただければ幸いです。
秋のG1シーズンの幕開けを告げるスプリンターズSですが、残念なのがヨカヨカの骨折での引退。
【JRA】#ヨカヨカ が引退 地下馬道で暴れて骨折 繁殖入りへ https://t.co/9FgMU708Ud#競馬
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) September 22, 2021
九州産馬の星ということで、テレビでの特集が組まれたばかりでした。
本田牧場に戻ることになると思いますので、また九州熊本から重賞を勝てる馬を、そして、G1を獲れる馬を産んでほしいなと思います。
さて、スプリンターズSの出走予定馬をチェックしていきます。
出走予定馬
優先出走&レーティング上位
馬名 | 斤量 | 想定 |
---|---|---|
ダノンスマッシュ | 57 | 川田 |
レシステンシア | 55 | ルメール |
アウィルアウェイ | 55 | 戸崎 |
メイケイエール | 53 | 池添 |
ピクシーナイト | 55 | 福永 |
賞金順
馬名 | 斤量 | 想定 |
---|---|---|
モズスーパーフレア | 55 | 松若 |
ジャンダルム | 57 | 浜中 |
ビアンフェ | 57 | 藤岡佑 |
ラヴィングアンサー | 57 | 岩田望 |
クリノガウディー | 57 | 岩田康 |
タイセイビジョン | 57 | 三浦 |
シヴァージ | 57 | 吉田隼 |
エイティーンガール | 55 | 横山和 |
ファストフォース | 57 | 鮫島克 |
ミッキーブリランテ | 57 | 和田竜 |
ロードアクア | 57 | ○○ |
除外対象(回避)
馬名 | 斤量 | 想定 |
---|---|---|
ダイメイフジ | 57 | 田辺 |
カイザーメランジェ | 57 | 大野 |
クーファウェヌス | 55 | ○○ |
ボンボヤージ | 55 | ○○ |
ショウナンバビアナ | 55 | ○○ |
ヨカヨカ | 53 | 幸 |
推定オッズ
馬名 | 推オッズ | |
---|---|---|
1 | レシステンシア | 2.5 |
2 | ダノンスマッシュ | 3.4 |
3 | ピクシーナイト | 6.9 |
4 | ジャンダルム | 10.9 |
5 | モズスーパーフレア | 14.9 |
6 | クリノガウディー | 17.2 |
7 | メイケイエール | 24.0 |
8 | ファストフォース | 32.8 |
9 | アウィルアウェイ | 41.6 |
10 | ビアンフェ | 49.6 |
11 | シヴァージ | 54.1 |
12 | エイティーンガール | 75.3 |
13 | タイセイビジョン | 128.2 |
14 | ミッキーブリランテ | 156.8 |
15 | ロードアクア | 190.1 |
16 | ラヴィングアンサー | 280.5 |
有力馬考察
レシステンシア≪牝4/鹿 松下武士厩舎≫
【前走】セントウルS 1着
【父】ダイワメジャー
【母父】Lizard Island
前走は仕上がりの甘さも感じる中での圧巻のパフォーマンス。
充実を迎えたと感じるだけに、勢いに乗ってここを勝つことができるか。
今年のスプリンターズSは、前に行く馬が多いので、かなりのハイペースに巻き込まれそう。
高速決着になりそうならば、レシステンシアは時計を持っている分根拠があるので複勝圏は堅いのではと先読みしています。
ただ、モズスーパーフレアがかなりのハイペースで行くのであれば、前が総崩れになる可能性もあるだけに、巻き込まれてしまうと先行勢自体は厳しくなる可能性も。
もう1つ不安点を挙げるのであれば、やはり中山初コースだという点。
初コースはどうしても割引に考えてしまうので、オッズの妙味も生まれそうですが、そのまま沈む可能性もありますので、どこに信頼を置くかどうか。
ダノンスマッシュ≪牡6/鹿 安田隆行厩舎≫
【前走】チェアマンズSP 6着
【父】ロードカナロア
【母父】ハードスパン
今年の高松宮記念の覇者。
一昨年のスプリンターズSでは3着、昨年は2着と、このレースには相性が良いのが特徴です。
ロードカナロア産駒ということですから、6歳暮れの時期でも活躍できそうな血統ではあるものの、それでも6歳の暮れ。
今回は約5ヵ月の休養明けという点も含めて、追い切りの雰囲気は大事にしたい。
あと、スタートでズブさが出てきているので、それが年齢のせいなのか、それとも精神的なものなのかは分かりません。
高速決着となりそうなだけに、位置が取れずに後方儘ということもあるかもしれませんので、その点も含めてどこで取捨するか。
ピクシーナイト≪牡3/鹿 音無秀孝厩舎≫
【前走】セントウルS 2着
【父】モーリス
【母父】キングヘイロー
3歳馬ですので、斤量面で優遇されている点は強く推せるポイントです。
NHKマイルC12着以降休養に入り、夏はCBC賞とセントウルSに進みそれぞれ2着と好成績を残しました。
斤量差があるとは言え、古馬相手にここまでやれるのは地力がある証拠。
手前を上手に替えることができませんので、その点ではマイナス。
手前を替えることができれば、もっと活躍が見込めそうなのですが…。
ただ、それでも古馬相手にしっかりと先着しているところを見ると、ここでも活躍は見込めそう。
夏の疲労がしっかりと抜けているかどうか、追い切りの動きにも注意が必要ですが、しっかりと走れているのであれば一応は問題ないでしょう。
ジャンダルム≪牡6/黒鹿 池江泰寿厩舎≫
【前走】セントウルS 4着
【父】Kitten’s Joy
【母父】サンデーサイレンス
2歳の時はホープフルSで2着などもありましたが、ここまで重賞勝ちは2歳のデイリー杯2歳Sのみ。
ただし、距離を1400M以下に絞ったことで、成績が安定してきたのがこの馬の特徴です。
前走のセントウルSでは後方待機策から一気に突っ込んで4着。
2番手追走のレシステンシアが優勝し、6番手を追走したピクシーナイトが2着と、上位勢は先行馬が占めた中で、掲示板に入れたのは地力がある証拠です。
2走前の北九州記念でも勝ち馬ヨカヨカの2馬身差の7着と、着順以上に負けた印象はなし。
ようやく短距離で自分の存在を証明できそうなところまではきています。
この馬の場合は、後方からの競馬になってしまうという側面があります。
出遅れ癖がありますので、その点で言うと、今回はハイペース必至となりそうですので、待機策がハマりそうな気もします。
ダノンスマッシュ同様に、年齢を重ねてズブくなってしまっているので、その点をどう捉えるかというのが鍵となりそうです。
この脚質であれば、大外から外枠を熱望しているかもしれませんね。
内枠に入ったら割引推奨!?
現時点での注目馬
それでは現時点での注目馬をピックアップして、この記事のまとめとしたいと思います。
現時点での注目馬は、メイケイエールです。
この馬の最大の弱点は引っかかってしまうこと。
キーンランドCでは7着と沈んでしまいましたが、やはり暴走気味の逃げでしたので、その点では周りが速く流れてくれそうな今回はチャンスが十分にありそうです。
特に今回は、周りがスピード自慢が集まりました。
逆にここで大敗となるようでしたが、もうスピード関係なく、最初から抜かされたくない!という気持ちが強いということでもありますので、その点では次走の選択が厳しくなるのでは。
大舞台で弱いという点も気になりますが、相手関係を考えると非常に楽しみな存在だと認識しています。