第14回カペラステークス
3歳以上 OP コース:1,200メートル(ダート・右)
カペラステークスは、ダート1200Mで行われる重賞競走。JBCスプリント後に行われる為、いつもこの路線の有力馬は出走してきませんが、今後のダート短距離重賞を占う上でも大事な1戦となっています。昨年はジャスティンが優勝しました。2年前はコパノキッキングが優勝し、鞍上の藤田菜七子騎手は嬉しい重賞初勝利となったレース。JRA所属の女性騎手として初めてJRA重賞勝利という偉大な記録を打ち立てました。
それでは登録馬のチェックから行っていきます。
特別登録
馬名 | 斤量 | 想定 |
---|---|---|
アポロビビ | 56 | 吉田豊 |
オメガレインボー | 56 | 岩田康 |
ゲンパチフォルツァ | 55 | 武藤 |
サダムスキャット | 54 | ○○ |
スナークスター | 56 | ○○ |
スマートダンディー | 56 | 大野 |
ダンシングプリンス | 56 | 三浦 |
ディサーニング | 56 | 横山武 |
デュアリスト | 55 | 戸崎 |
トウカイエトワール | 56 | 石川 |
ミスズグランドオー | 55 | 田辺 |
ミッキーブリランテ | 56 | ○○ |
ミッキーワイルド | 56 | ○○ |
メイショウテンスイ | 56 | 江田照 |
モズスーパーフレア | 56 | 松若 |
ヨシオ | 56 | 勝浦 |
リュウノユキナ | 57 | 石橋脩 |
ロイヤルパールス | 56 | ○○ |
除外対象
馬名 | 斤量 | 想定 |
---|---|---|
サダムスキャット | 54 | ○○ |
スナークスター | 56 | ○○ |
メイショウベンガル | 56 | ○○ |
サンライズカラマ | 56 | ○○ |
有力馬考察
モズスーパーフレア≪牝6/栗 音無秀孝厩舎≫
【前走】JBCスプリント 3着
【父】Speightstown
【母父】Belong to Me
引退レースに選択したのはカペラステークスでした。阪神Cへ進むんで終わるのかと思っていましたが、ダート重賞を獲りにきました。
ダート重賞2戦目で国内G1で3着という結果。20年高松宮記念覇者が、芝ダート短距離重賞制覇へ意欲を見せてきました。芝ダート両重賞制覇を目指す点では、ソダシと似ていますが、こちらの方は実績がしっかりとしています。
ハイペースで逃げるだけ。周りも消耗して結局先行が残るという競馬に持ち込んで欲しいですね。最後ですから、悔いが残らないハイペース逃げに期待したいところ。
リュウノユキナ≪牡6/芦 小野次郎厩舎≫
【前走】JBCスプリント 5着
【父】ヴァーミリアン
【母父】クロフネ
今回は柴田善騎手が怪我の為、今回は石橋脩騎手に乗り替りとなりました。柴田騎手とのコンビでここまで一気に躍進しましたので、この乗り替りがどうなのか。
モズスーパーフレアをマークする立場。前走で対決済みですので、どこで仕掛けるとかは柴田騎手の方が良かったのではないかと思います。
しかし、東京盃で2着と、レベルの高い短距離重賞で好走を見せました。モズスーパーフレアとは斤量差が1kgと縮まりましたので、その点でも楽しみが広がる舞台。中央重賞獲りへ視界良好です。
オメガレインボー≪牡5/栗 安田翔伍厩舎≫
【前走】武蔵野S 3着
【父】アイルハヴアナザー
【母父】アグネスタキオン
今年のエルムSで2着、武蔵野Sで3着と立て続けに結果を残してきました。
今回は乗り替りとなりますが父が騎乗。特徴などはより伝えやすいと思いますので、その点ではマイナス要素も少ないのかもしれません。
あとは、1200Mという距離設定。エルムSは1700M、武蔵野Sは1600Mでのレースですので、その点ではこの大幅短縮でどうか。モズスーパーフレアの作るペースに追走だけで一杯になりそうなところもありますので、好走止まりまでの印象も。