11R 発走:15時35分
第115回 京都記念
4歳以上 OP コース:2,200メートル(芝・右)
昨年はラヴズオンリーユーが優勝した京都記念。
今年の出走予定馬について記載した記事です。想定騎手入りでまとめています。有力馬見解なども記載していますので、予想の参考にご覧いただければ幸いです。
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
アフリカンゴールド | 56 | 国分恭 |
エヒト | 56 | ○○ |
サンレイポケット | 56 | 鮫島克 |
ジェラルディーナ | 53 | 福永 |
タガノディアマンテ | 56 | 幸 |
ダノンマジェスティ | 56 | 和田竜 |
ディアマンミノル | 56 | 横山典 |
マカヒキ | 57 | 岩田望 |
マリアエレーナ | 53 | 坂井瑠 |
ユーバーレーベン | 54 | Mデム |
ラーゴム | 55 | 池添 |
レッドガラン | 56 | 斎藤 |
レッドジェネシス | 56 | 藤岡康 |
有力馬の見解
ユーバーレーベン≪牝4/青鹿 手塚貴久厩舎≫
【前走】ジャパンC 6着
【父】ゴールドシップ
【母父】ロージズインメイ
オークス覇者。しかし、重賞勝利はその1戦のみと、ネームバリューの割にはここまでやや物足りない活躍。
秋華賞では13着と大敗。休み明けで大敗しているのが気になる存在で、今回の京都記念も同様になる可能性は高いかもしれない。
阪神2200Mを考えると、長く良い脚を使うタイプのこの馬には適正がありそう。エリ女に出走していれば適性のあるなしが先に分かっていたのものの、東京のジャパンCを選択したことで分からないまま。
ドバイ前の前哨戦。管理する手塚調教師が力強いコメントを残しているように、父ゴルシのように本格化が4歳になってからだと考えると、ここでの走りに注目が集まる。
レッドジェネシス≪牡4/鹿 友道康夫厩舎≫
【前走】菊花賞 13着
【父】ディープインパクト
【母父】Storm Cat
神戸新聞杯で2着の成績も、菊花賞で13着。日本ダービーも11着だったことから、G1レベルとなると厳しい存在。
中京で行われた京都新聞杯を勝ってはいるものの、ムラがある馬だという認識でもいいかもしれない。
ただ、雨で不良馬場だった神戸新聞杯組で、次走連に絡んだ馬はいません。ジャパンCに回ったシャフリヤールが3着に入ったものの、神戸新聞杯を勝ったステラヴェローチェは菊花賞で4着など、他路線組に対してきっちりと負けています。
その点では、反動が大きく疲労が蓄積されたとも言い切れるので、菊花賞後に休養に入ったのであれば、立て直されてきたと判断しても良いかもしれない。
その点を考慮して考えると、前哨戦に激走を見せて、本番で疲労を蓄積して飛ぶ可能性が高いという見方や、もしくは、そういう点がムラがあると判断されるかもしれません。
サンレイポケット≪牡7/黒鹿 高橋義忠厩舎≫
【前走】ジャパンC 4着
【父】ジャングルポケット
【母父】ワイルドラッシュ
昨年5月の新潟大賞典の覇者。その後、天皇賞秋・ジャパンCと立て続けに4着と掲示板に載る活躍を見せました。
秋の成績が評価されて上位人気馬に押し出される見込みです。
ただ、重賞勝ちは新潟大賞典のみで、その直後の鳴尾記念・毎日王冠と立て続けに6着という結果。結果以上に人気している印象です。
また良績が東京・新潟などの左回りに偏っている点も気になる。これまで得意なコースでハマっているだけの可能性もあり、久々右回りの阪神2200Mは向いていない可能性も十分あるだけに、オッズ妙味はないかもしれない。
ジェラルディーナ≪牝4/鹿 斉藤崇史厩舎≫
【前走】チャレンジC 4着
【父】モーリス
【母父】ディープインパクト
モーリス×ジェンティルドンナの組み合わせの良血馬。ただ、期待された以上の成績は残せていません。
昨年7月から条件戦3連勝で一気にオープン入りも、メンバー手薄感漂うチャレンジCで4着と馬券外に飛ぶ成績。同じ位置にいたペルシアンナイト相手にキレ負けしているのも気になるポイントです。
父モーリスの血が濃いならば晩成型の可能性も考えられるものの、昨年の秋の連勝を見ると、既に本格化の兆しはあったはず。
ただ、今回は別定戦で53kgを背負うのみと恵まれた。前走は枠に泣いたところもあるだけに、良枠に入れれば見直せるか。前走で人気が落ちるならばオッズ妙味はあり。