2021年5月9日(日曜)に行われる第26回NHKマイルCの出走予定馬情報をまとめた記事です。
3歳マイル路線の頂点を決めるG1NHKマイルC。
皐月賞や桜花賞が終わり、距離延長となる日本ダービーやオークスに向かわない馬が揃いました。
主な有力馬として、ニュージーランドTで勝利を納め堂々の主役に躍り出たバスラットレオンや朝日杯FSの勝ち馬グレナディアガーズらが登場。
マイルG1に相応しく、マイル路線で結果を残してきた馬達が揃い踏みとなり、秋以降の競馬でも楽しみに感じるメンバーが揃ったと思います。
それでは、出走予定馬をチェックしていきます。
出走予定馬25頭
3歳OP コース:1,600メートル(芝・左)
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
バスラットレオン | 57 | 藤岡佑 |
タイムトゥヘヴン | 57 | Mデム |
シティレインボー | 57 | 三浦 |
ホウオウアマゾン | 57 | 武豊 |
リッケンバッカー | 57 | 横山武 |
レイモンドバローズ | 57 | 浜中 |
グレナディアガーズ | 57 | 川田 |
ルークズネスト | 57 | 幸 |
エリザベスタワー | 55 | ○○ |
ピクシーナイト | 57 | 福永 |
シュネルマイスター | 57 | ルメール |
ショックアクション | 57 | ○○ |
アナザーリリック | 55 | 津村 |
ヴェイルネビュラ | 57 | 戸崎 |
ロードマックス | 57 | 池添 |
ソングライン | 55 | ○○ |
ゴールドチャリス | 55 | 田中勝 |
ランドオブリバティ | 57 | ○○ |
除外対象馬
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
ヴィジュネル | 57 | ○○ |
グレイイングリーン | 57 | 岩田望 |
スペシャルドラマ | 57 | ○○ |
ダディーズビビッド | 57 | ○○ |
ニシノアジャスト | 57 | ○○ |
ワザモノ | 57 | ○○ |
ヴィアルークス | 57 | ○○ |
ただし、重複登録の馬(エリザベスタワー・ランドオブリバティ)がいますので、ヴィアルークスを除く2/6での抽選となる可能性があります。
NHKマイルC2021の予想オッズ
人気 | 馬名 | 単オッズ |
---|---|---|
1 | バスラットレオン | 2.7 |
2 | グレナディアガーズ | 4.6 |
3 | シュネルマイスター | 6.9 |
4 | ホウオウアマゾン | 10.3 |
5 | ピクシーナイト | 13.5 |
6 | ルークズネスト | 18.7 |
7 | アナザーリリック | 20.9 |
8 | ソングライン | 27.7 |
9 | タイムトゥヘヴン | 34.5 |
10 | エリザベスタワー | 44.5 |
11 | ショックアクション | 59.5 |
12 | ランドオブリバティ | 65.9 |
13 | ロードマックス | 83.2 |
14 | リッケンバッカー | 98.2 |
15 | レイモンドバローズ | 121.2 |
16 | ヴェイルネビュラ | 145.0 |
17 | シティレインボー | 208.7 |
18 | ゴールドチャリス | 247.4 |
有力馬考察
バスラットレオン≪牡3/鹿 矢作芳人厩舎≫
【前走】NZT 1着
【父】キズナ
【母父】New Approach
前走はNZTで5馬身の圧勝。
4コーナーを回ってもまだまだ手ごたえ十分。
2番手を追走したシティレインボーが伸びたものの、影をも踏ませぬ走りを見せてくれました。
コース関係なく好走できそうな走り。
1400M・1600M・1800Mを得意としているキズナ産駒。
また、広いコースを得意としているので、東京1600Mは絶好の舞台と言えそうです。
ただ、キズナ産駒の特徴として、まだ重賞を連勝した馬がいませんので、使い続けて良くなるタイプに見えてしまいますが、実際はハイレベルのレースで消耗してしまうということも言えるかと思います。
もう1つ気になるのが、なぜかキズナ産駒の重賞勝ちが右回りに集中しています。
この馬自身も3勝を挙げたのは、いずれも右回りですので、もしかすると、キズナ産駒にはそういうなにかがあるのかもしれません。
ただ、右回りが不得意と言っても、能力が突き抜けていれば馬券内はあるものなので、そういうところでは難しい1頭です。
グレナディアガーズ≪牡3/鹿 中内田充正厩舎≫
【前走】ファルコンS 2着
【父】Frankel
【母父】Harlington
前走は案外ではあったものの、朝日杯FSの勝ち馬ですから無視はできない存在。
もちろん、賞金的には余裕で出走可能で、狙いも初めからNHKマイルCでした。
先行力が自慢の馬ですが、今回はハイラップで飛ばしてくるピクシーナイトとルークズネストの2頭がいます。
ついていくようならば前総崩れともなりそうで、展開面も鍵となりそうです。
類稀なタフさを持ち合わせていますので、どこからでも問題なさそうですが内枠がほしい。
外枠だからと割引きにする必要はなさそうに思いますが、内枠ならプラスで考えたい。
2週前の坂路は馬なり時計。
強めに追われた僚馬相手に併入に持ち込んでいる点を考慮すると、順調に仕上げてきていると感じます。
1週前・最終としっかりとチェックして、前走からの気配を確認したいと思います。
シュネルマイスター≪牡3/鹿 手塚貴久厩舎≫
【前走】弥生賞 2着
【父】Kingman
【母父】Soldier Hollow
ルメール騎手が騎乗するということで、過剰人気しそうなところはありますが、想定だと3人気。
ひいらぎ賞では、2着のワザモノを3馬身差をつける完勝を見せました。
その勢いそのままに、弥生賞では2着とあと一歩のところまで迫りましたが、皐月賞2着のタイトルホルダーに対して逃げ切りを許してしまいました。
ただ、この馬はマイルでこその馬だと思いますので、適距離だと見込んでいるマイルに戻るのは、僕個人的には前向きに評価しています。
新馬戦・ひいらぎ賞ともに上がり最速をマークするなど、キレ味が持ち味の馬。
一瞬での加速力があるものの、一方では、東京コースは初。
デビュー戦では札幌と小回りコースだったことを考えると、直線長い東京コースでどのような競馬を見せてくれるのかは未知数です。
最後はキレたけれど、最後は目標とされて差されるなどもありますので、その辺は展開と要相談。
現時点での注目馬
現時点で注目している馬についてまとめてこの記事を終わりたいと思います。
想定人気では案外人気しない ≪NA≫ を狙いたいと思っています。
前走はファルコンSを勝利。
シンザン記念でも2着に入るなど、能力の高さを見せ続けています。
前走は逃げ切りを見せましたが、同型馬がいるだけにそこは心配材料。
ただし、今回の有力馬にも心配材料がつきものですので、差し引きこの馬も狙い目だと感じました。
想定だと人気がないので、この人気ならば面白い存在だと思います。
以上、NHKマイルCの出走予定馬情報をまとめました。