競馬の祭典、日本ダービーがいよいよ迫ってきました。
この記事では、日本ダービーの出走予定馬情報をチェックしています。
ダノンザキッドの回避が決まり、フルゲート割れが確定的となった今年のダービー。
それでも、皐月賞を無敗で勝利を掴み取ったエフフォーリアに、ソダシの2着続きもハイレベルの戦いを演じてきたサトノレイナス、ハイレベルだった共同通信杯で3着のシャフリヤールなどが出走を決めてきました。
日本ダービーの出走予定
3歳OP コース:2,400メートル(芝・左)
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
アドマイヤハダル | 57 | Mデム |
ヴィクティファルス | 57 | 池添 |
エフフォーリア | 57 | 横山武 |
グラティアス | 57 | 松山 |
グレートマジシャン | 57 | 戸崎 |
サトノレイナス | 55 | 津メール |
シャフリヤール | 57 | 福永 |
ステラヴェローチェ | 57 | 吉田隼 |
タイトルホルダー | 57 | 田辺 |
タイムトゥヘヴン | 57 | 石橋 |
ダノンザキッド | 57 | 回避 |
ディープモンスター | 57 | 武豊 |
バジオウ | 57 | ○○ |
バスラットレオン | 57 | 藤岡佑 |
ヨーホーレイク | 57 | 川田 |
ラーゴム | 57 | 浜中 |
レッドジェネシス | 57 | 横山典 |
ワンダフルタウン | 57 | 和田竜 |
推定オッズ
人気 | 馬名 | 推定 |
---|---|---|
1 | エフフォーリア | 1.9 |
2 | サトノレイナス | 4.3 |
3 | シャフリヤール | 7.9 |
4 | ディープモンスター | 16.5 |
5 | タイトルホルダー | 19.5 |
6 | ワンダフルタウン | 26.8 |
7 | グレートマジシャン | 33.8 |
8 | ステラヴェローチェ | 35.8 |
9 | ヨーホーレイク | 41.5 |
10 | バスラットレオン | 50.9 |
11 | レッドジェネシス | 70.7 |
12 | アドマイヤハダル | 79.5 |
13 | ヴィクティファルス | 94.8 |
14 | グラティアス | 110.0 |
15 | ラーゴム | 153.9 |
16 | タイムトゥヘヴン | 222.0 |
17 | バジオウ | 273.4 |
プレレーティング
馬名 | 性 | 年齢 | 調教師 | 2020年度 JPNランキング |
2021年度 レーティングの 最高値 |
2021年度レーティング該当レース (2020年該当レース) |
---|---|---|---|---|---|---|
エフフォーリア | 牡 | 3 | 鹿戸 雄一 | 120I | 皐月賞1着 | |
サトノレイナス | 牝 | 3 | 国枝 栄 | 111 | 114M | 桜花賞2着(阪神ジュベナイルフィリーズ2着) |
タイトルホルダー | 牡 | 3 | 栗田 徹 | 109 | 114I | 皐月賞2着(ホープフルS4着) |
アドマイヤハダル | 牡 | 3 | 大久保 龍志 | 102 | 113I | 皐月賞4着(アイビーS4着) |
ステラヴェローチェ | 牡 | 3 | 須貝 尚介 | 113 | 113I | 皐月賞3着(朝日杯フューチュリティS2着) |
ワンダフルタウン | 牡 | 3 | 高橋 義忠 | 109 | 112L | 青葉賞1着(京都2歳S1着) |
ヨーホーレイク | 牡 | 3 | 友道 康夫 | 112 | 112I | 皐月賞5着(ホープフルS3着) |
ラーゴム | 牡 | 3 | 斉藤 崇史 | 107 | 112I | きさらぎ賞1着(京都2歳S2着) |
ヴィクティファルス | 牡 | 3 | 池添 学 | 111M | スプリングS1着 | |
シャフリヤール | 牡 | 3 | 藤原 英昭 | 111M | 毎日杯1着 | |
バスラットレオン | 牡 | 3 | 矢作 芳人 | 109 | 111M | ニュージーランドトロフィー1着 (朝日杯フューチュリティS4着) |
グラティアス | 牡 | 3 | 加藤 征弘 | 111I | 皐月賞6着 | |
グレートマジシャン | 牡 | 3 | 宮田 敬介 | 110M | 毎日杯2着 | |
レッドジェネシス | 牡 | 3 | 友道 康夫 | 109L | 京都新聞杯1着 | |
ダノンザキッド | 牡 | 3 | 安田 隆行 | 116 | 109I | 弥生賞ディープインパクト記念3着 (ホープフルS1着) |
ディープモンスター | 牡 | 3 | 池江 泰寿 | 108L | すみれS1着 | |
バジオウ | 牡 | 3 | 田中 博康 | 108I | プリンシパルS1着 | |
タイムトゥヘヴン | 牡 | 3 | 戸田 博文 | 106M | NHKマイルC6着 |
レーティング1位は、皐月賞1着のエフフォーリア。
2位は桜花賞2着のサトノレイナス。
次点でタイトルホルダーが評価されているという流れになっています。
レーティングを基準でお話をすると、青葉賞組は今年も厳しいかもしれません。
レーティング結果が全てではないのですが、意外といい線ついてくるので、前哨戦がバラバラの場合は、参考程度にチェックすることは大事だと思っています。
有力馬考察
エフフォーリア≪牡3/鹿 鹿戸雄一厩舎≫
【前走】皐月賞 1着
【父】エピファネイア
【母父】ハーツクライ
無敗の皐月賞馬。
ただ、あの勝ち方をして、尚且つ着狙いが減るダービーでは、マークが厳しくなるのはしょうがないこと。
後日、名馬になるような馬は、そのマークが厳しいながらも勝つ馬ですが、エフフォーリアが勝てるかどうかはまだ未知数。
オークスでソダシが敗れたことで、無敗の馬が人気を集めて飛ぶということを経験した人が、意味なく馬券から外す人が多いかもしれません。
そこにオッズの妙味が多少は生まれると思いますので、そのあたりは意識したい。
前走は馬体重減の504kgでの出走でした。
共同通信杯514kgで勝っている点を考えると、さらにここでの体重減となると、当日の気配はしっかりと確認しておきたい。
サトノレイナス≪牝3/鹿 国枝栄厩舎≫
【前走】桜花賞 2着
【父】ディープインパクト
【母父】Not For Sale
阪神JFで2着、桜花賞2着と、ソダシの前に負け続けました。
そのソダシがオークスでは、マークが厳しく敗れてしまいましたが、逆に言えば、サトノレイナスはエフフォーリアがいることで、マークは幾分マシになるはず。
ここまで4戦出走した内、3戦が上がり最速。
キレ負けしているわけではなく、ポジション取りなどの要因がありますので、広い東京コースは合いそう。
あとは、牡馬とやり合って渡り合えるのかという問題。
ただ、古馬路線を見ても、牝馬が主役の昨今。
その点では、牝馬だからダービーを勝てないと言い切るのも違う気がいます。
ウオッカ以来の快挙へ向けて、着々と準備を進めてほしいと思います。
シャフリヤール≪牡3/黒鹿 藤原英昭厩舎≫
【前走】毎日杯 1着
【父】ディープインパクト
【母父】Essence of Dubai
毎日杯は、レコード決着。
グレートマジシャンに詰め寄られたものの、クビ差凌いでの勝利でした。
デビュー戦と共同通信杯はスローでしたが、毎日杯は平均的な流れ。
スロ専というわけでなく、速い流れにも対応できることを証明できたのは前向きに評価したいところ。
ハイレベル共同通信杯で3着と詰めたものの、賞金加算ができずに毎日杯へ。
その点では、余計な一戦があったものの、
全兄アルアインに続くG1奪取へ向けて駒を進めてきました。
ただ、2000M以上のレースは初出走。
いずれも1800Mのレースにしか出走していませんので、そこから3ハロン延長となる今回。
守備範囲外ということも考えられるだけに、慎重に検討したい。
日本ダービー出走馬で現時点での注目馬
最後に現時点で僕が注目している馬について記載していきます。
現時点で注目しているのは、≪A≫[最強]競馬ブログランキングへです。
前走の皐月賞では、外々を回してのレース。
枠順も8枠からのスタートということもあって、距離ロスが大きかった。
前評判が高くなかった割には、着順案外も、進路取りなどを考慮すると、日本ダービーは楽しみな舞台。
内枠に入ればさらに楽しみな1頭になることは間違いないでしょう。
もう1頭挙げるとすると、皐月賞で8枠のもう1頭のレッドベルオーブです。
上手く流れに乗るも、最後は力及ばずでしたが、内枠ならばもう一度狙っても面白いはず。