発走時刻:15時35分
第53回読売マイラーズカップ
4歳以上 OP コース:1,600メートル(芝・右 外)
今週はG1非開催の谷間の週ですが、マイラーズCは安田記念の、フローラSはオークスの前哨戦となっていて、この先のG1を見据えたメンバーが出走を決めてきました。
この記事ではマイラーズCの出走予定馬情報をまとめましたのでご覧ください。
マイラーズCの特別登録(15頭)
フルゲート18頭に対し、15頭が登録。除外対象馬なし。
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
ヴィクティファルス | 56 | 池添 |
エアファンディタ | 56 | 松山 |
エアロロノア | 56 | 幸 |
カラテ | 56 | 菅原 |
ケイデンスコール | 57 | 岩田康 |
サトノアーサー | 56 | 和田竜 |
シュリ | 56 | 秋山 |
ソウルラッシュ | 56 | 浜中 |
ダイワキャグニー | 56 | 三浦 |
ファルコニア | 56 | 川田 |
ベステンダンク | 56 | 鮫島克 |
ホウオウアマゾン | 56 | 坂井瑠 |
レインボーフラッグ | 56 | ○○ |
レッドベルオーブ | 56 | 岩田望 |
ロードマックス | 56 | 松田 |
有力視されている馬の考察
カラテ≪牡6/黒鹿 辻野泰之厩舎≫
【前走】中山記念 2着
【父】トゥザグローリー
【母父】フレンチデピュティ
今回が転厩初戦。これまでの追い切りとコースが変更になっているので変わり身があるとすれば面白いか。ただ、その逆も当然考えなければならない。
前走はパンサラッサの前に敗れてしまったものの、しっかりとした脚を使って最後は伸びてきた。
今回は阪神が舞台のマイラーズC。
阪神マイルと言えば、阪神JFや桜花賞など、キレ勝負になることが多いのが特徴。
その点、長く良い脚を使うタイプのカラテではキレ勝負となると分が悪いが、阪神マイルは往々にしてキレ勝負になることが多い。
キレ負けして最後は届かない、もしくは差されるということもありそうで、その点ではここが買い時かどうかは判断が難しい存在。
今回のメンバーでは実績では上位。今年4戦目となる点は気になるものの、この実績ならば年齢を加味しても安田記念直行でも良かったのではないかとも考える。
ホウオウアマゾン≪牡4/栗 矢作芳人厩舎≫
【前走】東京新聞杯 12着
【父】キングカメハメハ
【母父】アグネスタキオン
前走の東京新聞杯では12着と大敗。ラップを考慮すれば前を走る馬には厳しい流れだったのは認めなければならないものの、それでも2桁着順は不甲斐ないのでは。
阪神マイルは得意としている馬で、2歳の時から活躍しているコース。自分の庭に戻ってきたと言っても過言ではないか。
前走の成績を見る限り春ローテの本番はここで、安田記念というよりもここを全力で勝ちに来たと判断してもよさそう。マイルCSを見据えている可能性も十分にあり得る。
ただ、昨年はスワンS3着、阪神C2着と1400Mが舞台の重賞で活躍。阪神が得意とは言え、成長と共にスプリント能力に秀でてきた印象はある。
エアロロノア≪牡5/鹿 笹田和秀厩舎≫
【前走】六甲S 1着
【父】キングカメハメハ
【母父】ロックオブジブラルタル
阪神マイルは4戦3勝と得意としている舞台。初重賞挑戦となった昨年のマイラーズCで1人気5着も、そこからこの舞台で2勝を挙げているなど、このコースは得意としている。
ただ、今年の京都金杯で1人気6着と、オープン大将の可能性も高そうだ。重賞では通用していない点を考慮すると、ここもアタマでは買いづらい。
重賞で人気を集めるものの負け続けるのは良い傾向ではないので、その点は考慮が必要。
エアファンディタ≪牡5/黒鹿 池添学厩舎≫
【前走】洛陽S 1着
【父】ハットトリック
【母父】エンパイアメーカー
同じくエア冠の馬。
こちらは前走洛陽Sを制しての参戦で、こちらも阪神マイルで3勝を挙げるほどの活躍を見せる1頭。得意としている舞台での重賞だけに、初重賞挑戦で優勝飾る可能性も。
カラテの項目でも書いた通り、阪神マイルはキレ勝負になる可能性が高いコース。それだけに、父親譲りの末脚を繰り出せるこの馬には期待がもてる。
前走の洛陽Sでも、上がり最速の33.3秒を繰り出し全体1:31.9で駆け抜けた。最後はダーリントンホールにハナ差と地味な着差ではあったものの、測った可能ように最後差してきたのは前向きに見たい。
ここまで14戦使われて12戦がメンバー最速。キレ勝負となれば当然浮上してくる。軽視は危険。
予想参考
阪神1600Mと言えば川田騎手が活躍中。ちょっと前の数字になりますが、勝率36.6%・複勝率58.5%と高い好成績を残している騎手。
そのほかリーディング上位の騎手が活躍するも、このコース限っては幸騎手にも期待したいコース。
幸騎手は穴馬を持ってくる存在でエアロロノアに騎乗予定。この二人には要警戒となるコースだけに、ここはしっかりとみておきたい。