お仕事など皆さんお疲れ様です。いつもご覧いただきありがとうございます。
ホープフルステークスの最終追い切り評価を行いましたので、追い切り情報をお探しの方は参考にしていただけると幸いです。
近年、ここを優勝した馬がクラシックでも活躍している現状を考えると、今年も勝ち馬には今後の活躍に期待。
その勝ち馬を、しっかりと狙って当てにいきたいと思います。
中心となりそうなのはダノンザキッド。
新馬戦を勝ち上がり挑んだ東スポ2歳Sでは、0.2秒差をつけて後続を振り切る活躍を見せました。
その他、人気となりそうなのは無敗の馬達。アイビーSを勝ったオーソクレースや紫菊賞を勝ったヨーホーレイクや芙蓉Sを勝ったランドオブリバティなどが人気となりそうです。
伏兵馬の存在なども、追い切りをチェックして見つけていきたいと思います。
皆さんの参考となるように考察を行いましたので、参考になれば幸いです。
ホープフルステークス2020各馬の追い切り考察
評価は【💮/⬆/↗/➡/↘/⬇/❌】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。
オーソクレース【➡】
12月23日(水)美浦 南W(良)
【5F69.1-55.0-40.4-1F12.6】
2頭併せ内強めクビ差先着。
1馬身から2馬身程を追走して直線へ。馬場が綺麗な時間帯だったこともあり、スムーズに加速して僚馬に先着することができました。
ただ、最後の部分での脚色は僚馬の方が良かったです。並ばれそうになったところもありました。
時計を考慮すると、それでも内容的には良かったかと思います。
雰囲気は良かったので、状態面では心配する必要はないかと思います。順調にここまで来ているでしょう。
ヨーホーレイク【➡】
12月23日(水)栗東 CW(良)
【6F83.5-68.0-52.7-38.9-1F13.3】
2頭併せ内強め併入。
若干ですが、前に出ていましたが、脚色は僚馬の方が良かったです。
時計の根拠は乏しい形になりました。
1週前はしっかりと追われて、3頭併せで強め6F82.8秒-1F12.4秒をマーク。鋭い伸びで1馬身先着という内容でした。
1週前で完成されていると思いますので、その点では最終リハでの軽快な動きをしたことの方を注目していいかもしれません。
状態面では問題なく、この馬の地力は十分に発揮できると思います。
ランドオブリバティ【➡】
12月23日(水)美浦 南W(良)
【5F71.7-56.4-41.8-1F12.3】
2頭併せ内末強め半馬身遅れ。
時計は悪くはないとは思いますが、最後は遅れる形になりました。
1週前は2頭併せで行うも、脚色は勝ったものの、ゴールのところでは若干遅れていました。
ただ、追われたのはゴール直前のところだけで、その点では遅れても良いというようにも見受けられます。
追われてからの一瞬のキレは健在で、それは追い切りからも伝わります。
注目される1頭ですので、気になる方も多いかと思いますが、前走より具合が悪そうということはない。
前走のデキはキープできていると思います。前走以上ということは考え難いので、あくまで前走のデキまで。
ヴィゴーレ【➡】
12月23日(水)栗東 CW(良)
【6F80.4-65.3-51.5-38.9-1F12.9】
2頭併せ外4馬身先着。
4馬身差という内容は上々ですが、時計を考慮すると、僚馬の不甲斐なさを考えないといけないことになりそう。全体80.4秒はかなり早いですが、最後はもう少し粘ってほしかったです。
実質的には最後は単走のようになりましたので、その点では想定した追い切りを消化できたかどうか。
前走の追い切りは、末11.8秒という時計でした。最後は同じく鋭く伸びています。
ここまでの追い切りを見ていても、稽古で駆けるタイプだと判断していいはずです。その為、この内容でもいつも通りと考えるべきでしょう。
前走と同程度のデキで、前走より悪くなっているということは考えなくていいはずです。もう少し体に幅が出てきたら良さそうです。
テンカハル【➡】
12月23日(水)栗東 CW(良)
【6F86.9-70.0-54.7-40.0-1F12.1】
2頭併せ内末強め半馬身先着。
ジリジリと伸びて最後は半馬身差先着という形になりました。
全体時計はゆったりとしていますが、末の時計は12.1秒と上々となりました。
動きは軽快ですし、可動域が狭いなども感じません。
葉牡丹賞前は坂路で最終追い切りを消化。結果が伴わないのであれば、変更してくるのは前向きに見たい。
状態面は変わりないと思いますが、CW追いが前向きに変われば。楽しみな存在であることは間違いありません。
ホールシバン【➡】
12月23日(水)栗東 芝(良)
【6F77.4-61.5-48.5-35.9-1F11.8】
単走末強め。
動きは軽快でした。特に悪い部分は見当たりません。
ただ、雰囲気が良かったということもなく、可もなく不可もなくというところ。
ここまで3戦2勝と結果を残していますが、ここを勝ちきるには荷が重たいか。芝での追い切りも、あまりパッとせず。
マカオンドール【➡】
12月23日(水)栗東 坂路(良)
【54.0-38.9-24.9-12.3】
2頭併せ強め1馬身半先着。
前走時も同じような時計を刻んでいますが、今回は併せ調教を選択。
その効果もあってか、前進気勢で進んでいくことができました。
前走より悪いということはないでしょう。
今回が特別に良いということもないですが、ハイレベルだった紫菊賞で3着、京都2歳Sで3着という結果でしたので、ここでも楽しみな存在でしょう。
ただ、一発があるところまでは感じませんでした。
バニシングポイント【➡】
12月23日(水)美浦 南W(良)
【6F84.4-68.4-53.4-39.8-1F12.8】
2頭併せ外半馬身先着。
馬場がとても綺麗な時間帯でしたので、時計は参考程度まで。
2馬身後方を追走し、直線入ったところで並びかけます。
ただ、集中力はない走りをしていて、僚馬の方を気にして首を上げてしまったりしています。幼いところを見せすぎた。
前走の追い切り映像は、濃霧の影響で直線入ったところしか映っていませんが、動きを見ると今回とさほど変わりないのでは。
3頭併せから2頭併せに変更していますが、良くも悪くも変わり身なしと判断していいのでは。
アオイショー【↗】
12月23日(水)美浦 坂路(良)
【53.2-38.7-24.2-12.0】
単走馬なり。
淡々と走っていますが、末の時計は良かったです。
前走が12月6日の新馬戦でしたので、内容的にもこの程度で整ったと判断していいはず。
前走時とさほど変わりない走りをしていますので、デキ落ちなども心配しなくて良さそうです。
個人的には、走りを見ていてG1を勝てるような器には感じませんでしたが、前走使われたことで身が入ったようにも感じます。
まだ1戦しか走っていませんので見えてこない能力などもありますが、個人的には注意しておかなければいけない馬だろうと考えます。
雰囲気は今回の方が良かったので、少し甘いかもしれませんが、期待を込めて上昇気配としておきます。
ダノンザキッド【➡】
12月23日(水)栗東 CW(良)
【6F85.9-69.5-53.8-39.0-1F11.9】
2頭併せ内強め併入。
併入と書いていますが、カメラの角度からやや遅れた可能性もあります。
一旦は明らかに前に出ていますが、最後は差し返されたような形になりました。
1週前はCW6F81.8秒-1F11.8秒という時計をマーク。映像が直線に入ってからのみですので、その前が分かりませんが、鋭く伸びての3馬身差を付ける内容でした。
1週前の内容を見ると、状態はすこぶる良さそうという印象でしたが、最終リハを見ると、ややもたつきが気になりました。それと、オーラが薄くなった印象。並みの馬という印象です。
デキは前走までとして、前走以上のパフォーマンスは出ないと考えるべきかと考えます。
これであっさりと勝つようなら、来年は楽しみです。
タイトルホルダー【➡】
12月23日(水)美浦 坂路(良)
【55.0-40.1-25.9-12.5】
単走馬なり。
馬なりでの内容ですので、この時計でも特段悪いとは感じません。
1週前は南W5F65.3秒-1F12.8秒で、3頭併せを行っています。
馬なりでしたので、最後は外を走る馬に対してクビ差ほど遅れていますが、中を走った僚馬には2馬身程の差を付けました。
可もなく不可もなく。
東スポ2歳Sでは2着で、ダノンザキッドに0.2秒というところで走れていますが、その時と比べて何かが変化したようには感じません。
オッズ次第では買えるのかなと思いますが、個人的にはあまり魅力的な部分は感じず。
アドマイヤザーゲ【➡】
12月23日(水)栗東 P(良)
【6F80.8-64.0-49.8-37.1-1F11.8】
単走末強め。
ポリトラックを考えると、もう少し時計が出ていてもとは感じます。
前走時の映像がありませんが、デビュー戦前の映像がありました。その時は芝で追って6F80.5-1F11.9という内容でした。併せた相手が伸び始めるも、最後は1馬身差を付けての先着を見せていました。
ここまで2戦2勝の戦績が光りますが、走りを見てもあまり惹かれる要素はありませんでした。パッとしないというべきでしょうか。
2戦2勝で鞍上弱化しているのは、そういうところもあるのかもしれません。この馬からなにかを感じる部分はありません。
これで勝つようなことがあれば、来年は楽しみな存在です。
シュヴァリエローズ【➡】
12月23日(水)栗東 CW(良)
【6F82.7-66.9-52.3-39.1-1F12.0】
2頭併せ外末強め半馬身先着。
追われてからスイッチが入るまで若干のロスが生まれていましたが、伸び始めると僚馬をジリジリと突き放していきました。
前走映像がありませんので、2走前の新潟2歳Sの時と映像比較すると、忙しない走りをしているのはいつものことと判断して良さそうです。
その時と比べても成長を感じさせる走りをしていますが、比較対象は前走なので、デキは前走程度と評価して良さそうです。
好メンバーだった前走を勝ち上がっていますので、休みを挟んで成長していると考えて良さそうです。
G1を勝つだけの走りをしているようには思いませんが、夏の頃よりも一回り成長したと判断していますので、新潟2歳S5着の時とは違う馬だと考えて考察した方がいいです。
モリデンアロー【🔰】
12月23日(水)美浦 南W(良)
【5F70.0-54.7-39.9-1F13.0】
地方からの移籍組なので、前走追い切り情報が分かりませんので評価不可。
単走馬なり。
時計は悪くはないですが、コース5分の、しかも綺麗なところを選択して回っていますので、参考程度に見ておくべきでしょう。それを考慮すると、やや物足りないか。馬なりなので、この辺りでもと思う部分もありで、難しい判断。
短距離で結果を残していますが、馬体を見る限りでは短距離馬っぽさは感じません。
ただ、素早さを感じられるので、素人の僕個人的な見立てならば、マイルくらいが適正距離なのかなという気もします。
2000Mが守備範囲かどうかは、ここでの成績次第と言えそうです。
セイハロートゥユー【➡】※
12月23日(水)美浦 坂路(良)
【50.3-36.8-24.3-12.5】
※映像がありません
時計判断になりますが、前走と比較しても、今回が悪いとは感じません。
前走時と同じく50秒台の時計をマーク。状態面では特に気にする必要はないでしょう。
映像がないのでなんとも言えませんが、悪くはないと思いますので、前走から引き続きのデキと判断しています。
ホープフルSの追い切りまとめと予想
全頭の追い切りをチェックしていきました。
上昇気配を示したのは、若干甘い判断をしていますが、アオイショー1頭だけとなりました。
総合的に考えても、ここでは好走可能。十分に魅力的な馬だと判断しています。
ただ、個人的には[最強]競馬ブログランキングへ(ランキングにご協力お願いします。)に期待したい1戦。
勿論、アオイショーも状態が良さそうですので楽しみですが、全体的に雰囲気が良かったのはランキング表示の馬でした。
今回の追い切りで買いたいのは、上記の2頭とします。馬連とワイドの2点勝負です。
他にも、追い切りからは、オーソクレース・ランドオブリバティ・ダノンザキッドまでオススメとします。比較的人気馬となりますが、上記2頭は左記3頭と比較すると人気落ちしていると思いますので、楽しみなレースとなりそうです。
僕個人的にはダノンザキッドは、勝ちきるまではないのかなと判断しています。この内容で勝ちきれるならば、来年以降の楽しみが広がる馬です。
2歳戦に強いダノン軍団というところはありますが、どこかパッとしませんでした。
以上、ホープフルSの追い切り考察と予想をお伝えしました。