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追い切り情報

【桜花賞2022】最終追い切り評価と予想|ナミュールは正直微妙な印象

桜花賞 追い切り情報
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2022年4月10日(日曜)2回阪神6日
発走時刻:15時40分
第82回 桜花賞
3歳 OP コース:1,600メートル(芝・右 外)

桜花賞の最終追い切り考察の見解をまとめた記事です。各馬の考察後に、全体のまとめを行いましたので最後までご覧になっていただければ幸いです。

出走馬の情報等は桜花賞の出走予定馬情報にまとめていますので、そちらも併せてご覧ください。

各馬の追い切り考察

評価は【S/A/A-B/B/B-C/C/D】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。

アネゴハダ【B】

4月6日(水)栗東 坂路(良)
51.5-37.6-24.6-12.2

単走強め。

前進気勢を見せての走りで、活気は十分。多少の荒々しさが目につくものの、G1前に心身ともに順調に来ていることを証明したのは前向きに評価したい。

ただ、もう少しスマートさを見せて欲しかったのと、オーラが感じられなかった。雰囲気がそこまで良くない。

がむしゃらに頑張っているという感じの走りなので、その点ではG1という舞台を考えるとどうか。Fレビュー3着の実績があるように、牝馬限定の短距離路線ならばまだ先々楽しみな存在。

悪くはない存在なだけに悩ましいものの、G1格ではないような印象を受けます。

アルーリングウェイ【A-B】

4月6日(水)栗東 CW(良)
6F81.3-65.6-51.2-36.8-1F11.6

2頭併せ内末強め4馬身先着。

僚馬が早々に画面から消えたので、着差はおそらくの値を出しています。

時計を見ても分かる通り、最後は負荷を掛けられての内容でした。

馬なりから最後にピッチを上げてという形での内容。加速もスムーズで、しっかりと反応していると考えます。

1週前に坂路でしっかりと負荷を掛けられていますので、最後はゆったりとした中で追い切りを行うとばかり思っていましたが、そういうわけではありませんでした。

ここまで3戦2勝2着1回と堅実な走りを披露していますが、重賞はここが初出走。能力の高さは追い切りの雰囲気の良さから伝わってくるものの、さすがに肩の荷が重たいか。ただ、こちらもどこかの重賞は獲れそう。

雰囲気は良く走りもスムーズで、四肢をしっかりと捌いての走りは前向きに見れる。

追い切り時計判断で今回の方が負荷をしっかりと掛けていると判断したい。それでも桜花賞で通用するまでなのかは微妙なところ。掲示板までという見立て。

ウォーターナビレラ【A-B】

4月6日(水)栗東 坂路(良)
52.4-37.8-24.7-12.2

2頭併せ強め2馬身先着。

鞍上の動きにしっかりと応える走りを披露しています。雰囲気も悪いものではありませんでした。

この馬の場合、頭の位置が高いのが気掛かりで、前進気勢を見せたとしてもなかなかスピード感を感じるものがありません。

しかし、今回はしっかりと追われて仕上がりよさそうな雰囲気を漂わせています。

1週前はCWでやや掛かりそうな中で、最後は11.4秒で駆け抜ける猛時計を披露。軽く仕掛けての時計ですから、この舞台を目標に良い調整がなされていると考えていいでしょう。

2週続けての好時計でした。見た目がどうしても気になるものの、それでも直近の中では今回が調子が良いのでは。

カフジテトラゴン【B】

4月6日(水)栗東 坂路(良)
54.8-39.4-24.8-12.3

2頭併せ馬なりアタマ差遅れ。

僚馬も同じような運動負荷ではあったものの、脚色はカフジテトラゴンの方が良かったものの、最後はアタマ差程遅れていました。ただ、並走できればいいという具合で、併入とまでならなかったという感じ。

頭の位置が高く、僚馬のほうを気にしての走り。スピードはあまり感じないものとなりました。

時計判断ではあるものの、前走とデキは変わりない範囲では。前走以下ということはなさそうも、さすがに今回の内容では厳しい。

クロスマジェスティ【B】

4月6日(水)栗東 CW(良)
7F96.6-80.2-66.3-52.4-37.7-1F12.0

単走末強め。

馬なりから強めの運動負荷で、多少促されていたので強めと表記しています。

軽いタッチで走れていて、すばしっこい雰囲気は漂う。連勝でリステッドのアネモネSを制しているのは理解できる走りをしています。

1週前は時計計測ができていなかったものの、2頭併せでしっかりと作られていました。

前走時と比較して、上昇気配とまでは言い切れないものの、デキが落ちたとは判断できず。前走程度まで。

サークルオブライフ【B】

4月6日(水)美浦 南W(稍重)
6F82.5-66.0-51.0-36.5-1F11.3

3頭併せ中馬なり併入。

外を走る僚馬がしっかりと追われていたので、脚色は外を走る僚馬が良かったです。サークルオブライフ自身は馬なりから強めの運動負荷で、馬なり寄りだったので馬なりとしています。

1週前は2頭併せで、脚色で劣る内容でした。最終リハでも、併せた1頭に脚色で劣る内容となりました。

ただ、雰囲気が悪くて脚色劣っているわけではなく、僚馬の方が走ったというべきか、それほど負荷を掛けていないので、この内容でも侮れない雰囲気が漂います。

G1前の2週の追い切りという点を考慮すると、少々物足りなさを感じますが、昨年12月の阪神JFの時も脚色は劣っていた部分はありました。その点では、前走時とも比較してもデキは遜色ない仕上がりと判断。

気持ちよくスパッとキレてくれると評価しやすい部分はありますが、デキは前走と変わりない範囲と評価します。

サブライムアンセム【B】

4月6日(水)栗東 CW(良)
4F53.0-37.3-1F11.3

単走強め。

スピード感は感じるものの、首の上下運動の可動域が狭い。印象としては全体的に直立している印象で、可動域の狭さが目立った。

それでも最後は11.3秒の時計をマークしていることから、調子が悪いということはなさそう。

Fレビューを優勝しているように、距離は短い方が良さそう。それは追い切り時計からもスプリント寄りに感じます。マイルが前向きになるかはやや疑問。

デキ自体は前走程度まで。

スターズオンアース【A-B】

4月6日(水)美浦 南W(稍重)
6F83.9-68.2-53.7-38.3-1F11.2

2頭併せ内馬なり1馬身半先着。

少々掛かりそうな雰囲気がありましたが、我慢できていました。直線に入ると一気に弾けた形になり、時計を見て分かる通りしっかりと伸びていました。

フェアリーS・クイーンCと立て続けに重賞2着。勝ちきれないところはもどかしさがありますが、追い切りからもどこかの重賞は獲れそうな雰囲気は十分に感じます。

コーナーを回ってきた時の雰囲気は危うさも感じますが、未勝利戦は1800Mを走って勝ちきっていますので、その点では1600Mは対応できそう。

いきなりここを勝ちきる存在と言えば、それは難しい印象ではあるものの、善戦以上の活躍に期待がもてる存在。掲示板以上、2着3着には食い込めるか。

ナミュール【B】

4月6日(水)栗東 坂路(良)
54.9-38.5-24.3-12.0

単走末強め。

真っ直ぐに前を向いて走れていないのはマイナス評価。クビを左右に振ったり、左右を見たりと集中力は感じず。

また、内容以上に時計が遅い印象で、動きと時計がマッチしていない印象は受けます。

1週前に坂路で2頭併せ。51.4-12.5の時計をマークしたものの、どこかピリッとした雰囲気はなし。大人しい印象を受けました。

チューリップ賞の最終リハは2頭併せを行いました。その時の集中力に疑問が残るものでした。

単走と併せ調教と違う部分がありますが、追い切りの内容的には変わらない範囲。

前走とデキは変わらないところで仕上がっていると思います。ただ、仕上がりに甘さは感じるので、圧倒的人気なのであれば疑うことも必要になりそう。

ナムラクレア【C】

4月6日(水)栗東 坂路(良)
52.9-37.8-24.0-11.7

単走馬なり。

少し体が重たそうな走りをしているのが気になりました。全体時計が遅いのも気になります。

小倉2歳Sの覇者でファンタジーS・Fレビューと2着。阪神JFでも5着と掲示板を確保しています。その点では能力的にはここでも上位争いに食い込めそう。

ただし、今回は調整がややうまくいかなかった印象を受けたので、素直にデキ落ち。前走のパフォーマンスは発揮できないのでは。もう1つ2つ上がある。

パーソナルハイ【B-C】

4月6日(水)栗東 坂路(良)
52.4-38.0-24.8-12.4

単走馬なり。

馬なりと強めの間の運動負荷でしたが、馬なり寄りでしたので馬なりと表記しています。

阪神JFで16着、フラワーC6着と奮いません。前走から間隔が短いので、中間の内容がなく、最終リハのみとなりました。

デキは変わりないか、もしくは今回の方がデキ落ちの印象。厳しめに今回はデキ落ち評価とします。前走の方がまだ良かった印象で、間隔が短く反動が出ているのでは。

ピンハイ【B】

4月6日(水)栗東 CW(良)
6F90.6-73.9-57.3-40.9-1F12.4

2頭併せ内馬なりクビ差遅れ。

前脚を叩きつけるような走りで、リズムが悪い印象は受けました。もう少しスムーズな走りができた方が良かったのではないかと考えます。

1週前も変わらずに叩きつけるような走り。しかも、やや掛かっているような形になっていて、手綱を引くような形になったようにも見受けられます。

前向きさは見せたのが、これが前向きに評価できるかどうか。前走時の追い切りはそのような素振りはあまり見せていないので、その点でどう評価するか。

デキが悪いということはないので、その点ではデキキープと評価しますが、掛かったように感じる内容に疑問が残る。前走以上のデキというわけではなさそう。

フォラブリューテ【B】

4月6日(水)美浦 南W(稍重)
5F68.3-53.4-38.6-1F11.8

単走馬なり。

1週前と最終リハと馬なりでの内容。もう少し負荷を掛けても良かったのではないかと考えます。

デキ自体はアルテミスS5着と比較しても変わりない範囲。紅梅Sの時とも変わらないのではないかと考えます。前走以上ということはなさそう。

プレサージュリフト【B】

4月6日(水)美浦 南W(稍重)
6F85.5-68.6-53.5-38.7-1F11.7

3頭併せ中末強め1頭アタマ差先着、1頭半馬身先着。

外を走る馬の1馬身後方を、内を走る馬の1馬身前を走って直線へ。残り100Mのところで先頭に立つも、最後は外から差し返されるような形になりました。

ただ、そのような形になったものの、中身が悪いということはない印象です。そのようになったものの、しっかりと走れています。

やや頭の位置が高いことからスピード感は感じず。

変わり映えしない範囲でのデキでは。

ベルクレスタ【A-B】

4月6日(水)栗東 坂路(良)
53.3-38.3-24.6-12.1

2頭併せ強め3馬身先着。

淡々と走っていますが、しっかりと走れていました。僚馬を突き放す動きも披露しています。

内容的には前走時と比較すると、今回の方が明らかに動きが良化。時計も今回の方が良かったですし、動きもメリハリがある今回の方が良かったです。

アルテミスSで2着、阪神JFで6着、クイーンC3着と、重賞でも善戦続く存在。それだけに、上昇気配というのは楽しみな存在。鞍上も吉田隼人騎手とポタジェを導いた存在だけに波に乗れるか。

自慢の末脚は、桜花賞の舞台でも十分に武器になりそう。それだけ伸びた追い切りでした。

ライラック【B】

4月6日(水)美浦 南W(稍重)
5F65.2-50.2-36.8-1F11.8

2頭併せ内馬なり1馬身遅れ。

僚馬の方がやや強めに追われた点では、この1馬身遅れは気にしなくてもよさそうですが、桜花賞の最終リハで遅れたのは見た目が地味。

1週前は脚色は僚馬の方が良かった中での併入。

ただ、フェアリーSの最終リハも脚色は僚馬の方が良かっただけに、内容的には変わり映えしない範囲だと判断。時計は今回の方が良かったので、その点ではデキ落ちとまでは言えない。

上積みがありそうな追い切りには見えないものの、地力は引き出せる。

ラズベリームース【B】

4月6日(水)美浦 坂路(稍重)
55.3-40.1-25.6-12.4

2頭併せ強め1馬身半先着。

馬場が綺麗な時間帯だったので、もう少し時計がしっかりと出ても良かった印象は受けます。美浦坂路を考慮すると、それでもこの時計でも十分出ていると判断できます。

1週前も坂路で53.2-12.0の時計をマーク。この点では最終リハの時計の遅さが気になります。

デキとしては前走以上とは感じません。デキは前走程度までと評価します。

もう少し活気があると素直に評価できそう。

ラブリイユアアイズ【B-C】

4月6日(水)美浦 南W(稍重)
6F82.6-67.0-52.4-38.2-1F11.7

2頭併せ内強め半馬身遅れ。

時計が悪いまでは言い切れないものの、最後に遅れたのはマイナス評価したい。

直線入ったところから追いつけそうなところからなかなか追いつけません。残り1ハロンのところで前に出ますが、その後差し返される形になりました。

1週前は3頭併せ。6F84.3-3F38.6-1F11.3の時計を出して、最後は半馬身から1馬身先着を見せました。抜け出す時の雰囲気は大物感が漂いますが、それでも最後は外から差されそうな勢いで僚馬が伸びてきます。

どこかチグハグ感の漂う内容だっただけに、もしかするともう1本2本足りないのでは。前走時は単走追いで終えていた点を考えても、2週続けて併せたのは、間に合っていないところがあるのかもしれません。

走りの雰囲気は変わり映えはないと考えますが、全体的な雰囲気は1つ落ちた印象です。

追い切りまとめ

各馬の追い切りを見ていきました。

今回の追い切りで上昇気配を示したのは、【A-B】評価のアルーリングウェイ・ウォーターナビレラ・スターズオンアース・ベルクレスタの4頭でした。

上記の中では、ウォーターナビレラが【A-B】評価の中でも上昇度は高い印象。それだけに前哨戦敗戦とありますが、侮れない存在と見ていいでしょう。

【B】評価の中では、アネゴハダ・サークルオブライフ・ピンハイ・ライラック・クロスマジェスティの5頭も前向きに見ていきたい馬達でした。

問題はナミュール。これまで通りと言えばそこまでも、G1前の雰囲気としてはあまり良く感じませんでした。

ただ、前走時も同じような追い切りで前哨戦を勝っていますので、その点ではそこまで気にしなくていいのではないかとも思います。

ナミュールまで含めた合計10頭は追い切りから前向きに評価してよさそう。

さすがに10頭をお薦めします!というのは追い切り考察ブログとして恥ずかしいので、絞っていきたいと思います。

1頭目:ウォーターナビレラ

【A-B】評価の中でも上昇度は上。これまでの成績を考慮しても、今回は楽しみな存在。

距離への対応が鍵。サフラン賞を制しているように1600Mも守備範囲だとは感じるものの、どちらかというとスプリント寄りか。前走も最後はへばった印象だっただけにそこがクリアできれば。

2頭目:スターズオンアース

フェアリーS2着、クイーンC2着と好成績を残してきた。上昇度を感じる内容だけに、侮ることはできない存在。距離はやや短い印象は受けるものの、状態の良さでなんとか。

初の関西輸送という点が気になる。

3頭目:サークルオブライフ

2歳女王。チューリップ賞は差された点が気になるものの、国枝厩舎の前哨戦の軽い仕上げ止まりだったと考えることもできる。デキは変わりないという印象ではあったものの、こちらも本番でガラリがあるだけに期待はしておきたい。

4頭目:アルーリングウェイ

ここまで3戦2勝2着1回と堅実なタイプ。重賞は獲れそうな雰囲気だが、いきなりG1というのが気になる。それでも状態の良さならば今がピーク。侮ることなかれ。

桜花賞の勝負馬券は馬連とワイド

この桜花賞も、馬連とワイドで勝負していきます。

1人気のナミュールは追い切りの時点で切るという判断を下しました。追い切り好調馬を中心に考える点と、桜花賞の8枠が好成績というわけではない点なども考慮しました。

やはりG1馬はG1馬の風格が漂うものですが、ナミュールからはそれを感じませんでした。

時間的な都合で色々と端折りますので、ご覧になっていただく方には申し訳なく思いますが、今回は予想の工程を省きいきなり2頭を発表します。

1頭目:ウォーターナビレラ

今回の追い切りの中で1番によく感じた馬。他有力視されている馬が軒並み8枠に配置された点を含めても今回は楽しみな存在。勝ち負けに絡んで欲しい。

2頭目:スターズオンアース

重賞勝ちこそないものの、マイル重賞で連続2着と堅実派。桜花賞の王道ローテではないものの、ここまでの安定感を示したのは大きい。

今回は、ウォーターナビレラとスターズオンアースの2頭の馬連とワイドの馬券で勝負。以上が、桜花賞の追い切りと予想です。

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この記事を書いた人
リッキー

追い切り評価を行うブロガー。予想スタイルは[馬連]と[ワイド]の2点勝負
直近の的中実績:
●ジャパンC2021予想した馬連・ワイドの2点勝負で両馬券的中
●秋華賞2021追い切り4頭ピックアップ3頭が馬券内確保

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