エリザベス女王杯は牝馬限定G1で、今年は11月14日(日)に阪神競馬(2200M)で行われます。
このページでは、有力馬の見解や想定騎手や推定オッズなどの記載を行っています。
2週前の段階で発表される特別登録が発表されるまでは、全て仮定の情報を記載しておりますことをご了承ください。
大阪杯の覇者レイパパレが登場予定。新たなコンビとして、ルメール騎手が決定しています。
秋華賞を制したアカイトリノムスメも登場予定。ジャパンCも視野にしていましたが、エリ女を選択してきました。
有力馬の見解なども記載していますので、最後までご覧下さい。

エリ女2021出走予定馬
馬名 | 負担重量 | 想定騎手 |
---|---|---|
アカイイト | 56 | 幸 |
アカイトリノムスメ | 54 | 戸崎 |
イズジョーノキセキ | 56 | 和田竜 |
ウインキートス | 56 | 丹内 |
ウインマリリン | 56 | 横山武 |
エアジーン | 56 | 藤岡佑 |
クラヴェル | 56 | 横山典 |
コトブキテティス | 56 | 柴田善 |
シャムロックヒル | 56 | 団野 |
ステラリア | 54 | 松山 |
ソフトフルート | 56 | 岩田望 |
デゼル | 56 | 武豊 |
テルツェット | 56 | Mデム |
ムジカ | 56 | 秋山 |
ランブリングアレー | 56 | 吉田隼 |
リュヌルージュ | 56 | 富田 |
レイパパレ | 56 | ルメール |
ロザムール | 56 | 池添 |
【JRA】
エリザベス女王杯の外国馬出走はなしhttps://t.co/C6LMtUXAfR— netkeiba (@netkeiba) October 20, 2021
ウインマリリン大丈夫っぽいかな😔
なんとか無事に出てきて欲しい🙏 pic.twitter.com/CVP4qZ1T3K— のどごし馬券師🍺 (@KEIBASUKO) October 28, 2021
これまでの主な回避馬
- 府中牝馬Sを勝って優先出走の権利を持つシャドウディーヴァは、次走ジャパンCへ。
- 府中牝馬S4着だったドナアトラエンテは、次走ターコイズSへ。
- 今年のオークス馬ユーバーレーベンは、引き続きMデム騎手とのコンビで次走ジャパンCへ。
- 今年の愛知杯を制しヴィクトリアMで3着の実績があるマジックキャッスルは、次走愛知杯の予定。状態整わず(覇気がない状況)放牧に出される。
- その他有力どころの牝馬は、クロノジェネシス(次走未定ですが有馬記念?)・ラヴズオンリーユー(米国BCF&Mターフorターフ)・ソダシ(次走未定現在NFしがらき滞在)
エリ女の推定オッズ
2週前の情報を基に記載していますので、最終オッズとの乖離があるものと思います。
予想の際の参考程度までにお考え下さい。
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | アカイトリノムスメ | 2.9 |
2 | レイパパレ | 4.0 |
3 | ウインマリリン | 5.3 |
4 | ウインキートス | 9.2 |
5 | テルツェット | 13.8 |
6 | ランブリングアレー | 19.4 |
7 | デゼル | 21.9 |
8 | ステラリア | 30.4 |
9 | クラヴェル | 41.9 |
10 | ソフトフルート | 47.2 |
11 | アカイイト | 62.0 |
12 | シャムロックヒル | 83.5 |
13 | エアジーン | 133.8 |
14 | コトブキテティス | 170.7 |
15 | ムジカ | 225.3 |
16 | ロザムール | 241.8 |
17 | イズジョーノキセキ | 300.8 |
18 | リュヌルージュ | 366.4 |
推定1人気は秋華賞馬のアカイトリノムスメ。秋2戦目だけにさらに状態が上がっていると皆さん思われているか。
推定2人気はレイパパレ。前走オールカマー4着の結果ですが、実績は残しています。
そのオールカマーで1着だったウインマリリンが3人気、2着ウインキートスまでは単勝オッズ10倍を切る推定値となっています。
有力馬見解
エリ女に出走予定馬のうち、人気しそうな有力馬の見解を書いています。
レイパパレ≪牝4/鹿 高野友和厩舎≫
【前走】オールカマー 4着
【父】ディープインパクト
【母父】クロフネ
デビューから一貫して騎乗してきた川田騎手が、米国遠征の隔離期間の影響で今回騎乗できず。その為、用意された騎手がルメール騎手なので鞍上強化の一戦。
無傷の6連勝で大阪杯を勝つも、次走宝塚記念では3着でG1レース2連勝とならず。
今秋はオールカマーから始動するも、道中引っ掛かる面などを見せたのが直接的な敗因かは分かりませんが、案外の4着に敗れてしまいました。
宝塚記念とオールカマーは距離2200M。単純に大阪杯からの距離延長が前向きではない可能性も。
逆に観れば試金石の一戦で、ルメール騎手を用意しても負けるようなことになれば、素直に距離2000Mを集中的に使うことになるでしょう。ただし、その場合は来年の大阪杯と天皇賞秋ということで、単純にレース選択のミスがそのまま表れたという形になります。ノーザン系クラブ馬の宿命なのかもしれません。
思い切って大阪杯同様に逃げの戦法をまた見てみたいですね。
アカイトリノムスメ≪牝3/黒鹿 国枝栄厩舎≫
【前走】秋華賞 1着
【父】ディープインパクト
【母父】キングカメハメハ
牝馬三冠の最後の秋華賞の勝ち馬。これで戸崎騎手とのコンビでクイーンCと秋華賞と重賞2勝目で、好相性ということを伺えます。
前走は道中5番手付近を追走して、最後は逃げるエイシンヒテンを交わして、後方から伸びてきたファインルージュを抑えての優勝。
ソダシと一緒の金子真人氏の所有馬が勝ったことで、金子真人氏の相馬眼が本当に凄いことが分かります。
秋華賞の追い切り考察で、動けていると評価した馬。メンバーの中で1番動きが良かった。夏場の成長を感じる馬でした。
そのことから、追い切りのデキの具合がレースに直結しやすいということが言えるかと思いますので、しっかりと追い切りを前走との比較で見ていきたい。
ウインマリリン≪牝4/手塚貴久厩舎≫
【前走】オールカマー 1着
【父】スクリーンヒーロー
【母父】Fusaichi Pegasus
ただ、怪我の程度も軽いため、手塚調教師は出走を決めたという噂もある状態です。
今年の日経賞とオールカマーを制しエリ女の主役級の扱いなのは頷けます。
日経賞ではカレンブーケドールやワールドプレミアを撃破。
オールカマーではレイパパレとQE2世C2着の実績があるグローリーヴェイズ相手に優勝。
G1馬&G1級馬にも勝っているのは前向きに評価できる。
昨年のエリ女では4着の実績。斤量の優遇がある3歳馬ですので好走も頷けますが、今年は斤量の優遇がないからどうか。
古馬となっての重賞勝利が中山に偏っているのも気になる部分です。