11レース 発走時刻:15時40分
第39回 フェブラリーステークス
4歳以上 OP コース:1,600(ダ・左)
フェブラリーステークスの出走予定馬情報をまとめましたのでご覧ください。昨年はカフェファラオが優勝。
※オッズ情報は2月13日午前中に更新いたします。
出走予定馬
優先出走を持っているのは、東海Sの覇者スワーヴアラミスと根岸Sの覇者テイエムサウスダンの2頭。
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
アルクトス | 57 | 田辺 |
インティ | 57 | 武豊 |
エアスピネル | 57 | Mデム |
カフェファラオ | 57 | 福永 |
ケイティブレイブ | 57 | 菅原 |
サンライズノヴァ | 57 | 松若 |
スワーヴアラミス | 57 | 松田 |
ソダシ | 55 | 吉田隼 |
ソリストサンダー | 57 | 戸崎 |
ダイワキャグニー | 57 | 三浦 |
テイエムサウスダン | 57 | 岩田康 |
テオレーマ | 55 | ルメール |
テーオーケインズ | 57 | ○○ |
マルシュロレーヌ | 55 | ○○ |
ミューチャリー | 57 | 御神本 |
レッドルゼル | 57 | 川田 |
上記の中で、テーオーケインズ・マルシュロレーヌ・ミューチャリーの3頭は、サウジカップと両睨みでのW登録。
マルシュロレーヌは本線はサウジCと断言。鞍上はCスミヨン騎手とのコンビ(キャロット公式)。サウジCが引退レースとなる予定です。コロナの影響で飛行機が飛ばないなどを想定しているようです。
テーオーケインズは18日に出国予定。フェブラリーSの2日前開催なので、その前(17日)に回避を宣言するはず。
ミューチャリーは繰り上げ出走を待っている状況。恐らく繰り上げになるような噂はありますが、ここを回避してサウジCに選ばれなかった場合は困るので、1週間後くらいには決めてしまうのでは。
除外対象
除外対象は賞金順に並べています。
上記の3頭が回避した場合は、アナザートゥルースまで出走できる見込み。ただし、アナザートゥルースはマーチSから復帰予定の噂もあるので、タガノビューティー辺りまで出走できるのかもしれません。
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
サンライズホープ | 57 | 幸 |
タイムフライヤー | 57 | 横山武 |
アナザートゥルース | 57 | ○○ |
タガノビューティー | 57 | 石橋脩 |
ブルベアイリーデ | 57 | 大野 |
カデナ | 57 | ○○ |
クロパラントゥ | 57 | ○○ |
ゲンパチフォルツァ | 57 | ○○ |
フェブラリーSに参戦を予定しているタイムフライヤーは、騎乗予定だった池添謙一騎手が騎乗停止となったため、新たに横山武史騎手とコンビを組むことがサンデーレーシングから発表されました。#競馬 #keiba #タイムフライヤー #横山武史 https://t.co/fbPDMcMtqA pic.twitter.com/oJpd9OcNRs
— 競馬ラボ (@keibalab) February 8, 2022
推定オッズ
賞金順で上位のテーオーケインズ・マルシュロレーヌは、サウジC参戦で調整されているため下記の表から除外しています。
除外対象馬の内、賞金上位2頭を掲載しています。
馬名 | 推定オッズ | |
---|---|---|
1 | カフェファラオ | 2.8 |
2 | レッドルゼル | 3.8 |
3 | ソダシ | 6.2 |
4 | ソリストサンダー | 8.1 |
5 | テイエムサウスダン | 13.6 |
6 | エアスピネル | 18.2 |
7 | スワーヴアラミス | 21.4 |
8 | アルクトス | 26.7 |
9 | インティ | 31.7 |
10 | テオレーマ | 39.8 |
11 | ミューチャリー | 53.2 |
12 | サンライズホープ | 119.5 |
13 | サンライズノヴァ | 171.6 |
14 | タイムフライヤー | 198.9 |
15 | ケイティブレイブ | 211.8 |
16 | ダイワキャグニー | 246.8 |
有力馬考察
カフェファラオ≪牡5/鹿 堀宣行厩舎≫
【前走】チャンピオンズC 11着
【父】American Pharoah
【母父】More Than Ready
東京ダ1600Mを得意と考えるか、昨年がたまたまだと考えるか。
やや迷走し、昨夏に函館記念に出走。結果は9着で大敗。次走に12月のチャンピオンズCと間隔が開いたのも気になるローテでした。
ただ、ヒヤシンスSやユニコーンSを勝っているように、東京ダ1600Mだけを考えると、3戦3勝と底を見せていない。
近年のフェブラリーSの勝ち馬のその後が悲惨なだけに、ここが正念場とも言えそうです。
スワーヴアラミス≪牡7/鹿 須貝尚介厩舎≫
【前走】東海S 1着
【父】ハーツクライ
【母父】Sligo Bay
2月8日に行われる佐賀記念を回避してフェブラリーSを選択。
20年マーチS、21年エルムSと東海Sと重賞を勝利。安定感はないものの、上位争いを演じることができるだけの存在です。
デビューから1600Mを使ったことがなく、7歳にして初距離への挑戦。1700Mのレースで勝っていることから対応できそうな気もしますが、東京ダ1600Mはスピード能力も求められる点はこの馬には厳しいか。
時計が掛かるような馬場・展開となると浮上できるかもしれない。現時点では軽視の方向。
テイエムサウスダン≪牡5/鹿 飯田雄三厩舎≫
【前走】根岸S 1着
【父】サウスヴィグラス
【母父】Langfuhr
前々走の兵庫GT、前走の根岸Sと重賞連勝と勢いに乗る。
ただし、3走前の武蔵野Sで9着と奮わずの成績。1400Mを得意としている馬で、どちらかというとスピード寄りの馬。
今の充実度で言えば対応できてもおかしくはないと感じるものの、距離不安は付きまとう。
サウスヴィグラス産駒の中央G1勝ちがないのも気になりますし、サウスヴィグラス産駒は距離短縮でこそ買いたい馬。サウスヴィグラス産駒は、平坦+大幅距離短縮で結果を残す馬が多いので、セオリーからは外れる印象。
ただし、操縦性には問題なさそうで、内枠ならば連に絡めてもおかしくはない。デキの良さが味方すれば、距離不安を克服できそう。
ソダシ≪牝4/白 須貝尚介厩舎≫
【前走】チャンピオンズC 12着
【父】クロフネ
【母父】キングカメハメハ
白毛のG1馬として有名で、今回も無条件で人気しそう。
阪神JF・桜花賞を勝っていることからも、マイルが適距離なのは間違いない。その点では、チャンピオンズCよりも狙いやすい印象です。
血統的にダートに対応できてもおかしくはないものの、やはり個性もありますのでソダシが対応できるかは不明。
過去のレースを見ていると、ラップが大きく変化するようだと苦戦を強いられる反面、淡々と進むレースで強さを発揮しています。フェブラリーSは、スタートこそ速くなるものの、ダートに入ってしまえばワンペースで進むことも多いので、そこを信頼するならば前向きに見れる部分も。
ただ、この2走は気持ちが切れているような走りに終始している点を考えると、復活に時間が掛かると考えることもできるだけに、直前の雰囲気は大事にしたい。
レッドルゼル≪牡6/鹿 安田隆行厩舎≫
【前走】JBCスプリント 1着
【父】ロードカナロア
【母父】フレンチデピュティ
JBCスプリントの覇者でG1馬の仲間入り。
昨年の4着馬。距離の不安は付きまといますが、昨年のフェブラリーSで掲示板に載った点は評価したい。
内枠がどうしても欲しいところ。昨年は8枠16番と外枠スタート。芝スタートの東京を考えると前向き評価も、距離不安を抱えるので内枠でこそ。
スピード自慢ですので、ここからドバイGSへ進むのでは。昨年の雪辱を果たして欲しい。