2021年のマイルチャンピオンシップは、11月21日に阪神競馬1200Mで行われるG1競走です。春の安田記念に引き続き、マイルの王者を決めるレースとして位置づけられていて、今年で38回目の開催を迎えます。
場所:阪神競馬場
発走時刻:15時40分(第11レース)
出走登録予定馬
第38回 マイルチャンピオンシップ(GⅠ)
3歳以上オープン 1,600(芝・外)定量
馬名 | 負担重量 | 想定 |
---|---|---|
インディチャンプ | 57 | 福永 |
カテドラル | 57 | 戸崎 |
グランアレグリア | 55 | ルメール |
クリノガウディー | 57 | ○○ |
クリノプレミアム | 55 | ○○ |
グレナディアガーズ | 56 | 池添 |
ケイデンスコール | 57 | 岩田康 |
サウンドカナロア | 57 | ○○ |
サウンドキアラ | 55 | 武豊 |
サトノウィザード | 57 | Mデム |
サリオス | 57 | 松山 |
シュネルマイスター | 56 | 横山武 |
ダノンザキッド | 56 | 川田 |
ダーリントンホール | 57 | ○○ |
ホウオウアマゾン | 56 | 坂井 |
リプレーザ | 56 | 幸 |
レインボーフラッグ | 57 | ○○ |
ロータスランド | 55 | 田辺 |
- 【注目馬動向】サリオス、テルツェットなどの鞍上が決定
- 【注目馬動向】シュネルマイスターのマイルCS鞍上は横山武史騎手と発表
- グランアレグリアは鞍上ルメールでマイルCSへ
- 【注目馬動向】グレナディアガーズはマイルCSで歴代最多4勝の池添謙一騎手と初コンビ
主な回避馬
- ソングライン
- 富士Sを制した3歳牝馬ソングライン 背腰の疲れでマイルCS見送り…次走は阪神C有力
- ピクシーナイト
- 香港スプリント受諾
- ダノンスマッシュ
- 香港スプリント受諾
- レシステンシア
- 香港スプリント受諾
- ダノンキングリー
- 香港マイル受諾
マイルCSの推定オッズ
馬名 | 推定オッズ | |
---|---|---|
1 | グランアレグリア | 2.6 |
2 | シュネルマイスター | 4.0 |
3 | インディチャンプ | 7.6 |
4 | グレナディアガーズ | 10.2 |
5 | サリオス | 13.4 |
6 | ダノンザキッド | 25.6 |
7 | カテドラル | 27.0 |
8 | サウンドキアラ | 37.4 |
9 | ホウオウアマゾン | 60.0 |
10 | サトノウィザード | 75.1 |
11 | クリノプレミアム | 90.7 |
12 | ケイデンスコール | 97.4 |
13 | ロータスランド | 133.7 |
14 | ダーリントンホール | 221.0 |
15 | サウンドカナロア | 247.4 |
16 | クリノガウディー | 316.9 |
17 | リプレーザ | 382.6 |
18 | レインボーフラッグ | 428.4 |
グランアレグリアが断然人気になると推定されます。インディチャンプまでの上位3頭が10倍を切るオッズとなる見込みです。
有力馬見解&考察
グランアレグリア≪牝5/鹿 藤沢和雄厩舎≫
【前走】天皇賞秋 3着
【父】ディープインパクト
【母父】Tapit
前走天皇賞秋から中2週での参戦。
そして、今回のレースで引退となります。
前走後に右前蹄に痛みがあったらしいのですが、マイルCSに進んできました。
スケジュール的には香港の方が楽になりますが、香港は歩様に異常があると厳しく除外されるため国内を選択したという情報もあり、その点はどうなのかなと思うところもあります。
やはり気になるのは、この中2週のスケジュールをクリアできるのかという問題です。
昨年は、スプリンターズSからマイルCSへ進みましたので、約1か月半後のレースという形になりました。
今回は、3強対決で最後もしっかりと追われた後のローテーションだけに、一抹の不安が残ります。ここまでG1直行できていますので、その点では体質的には使って上積みをというタイプではないのはたしか。
昨年はインディチャンプに0.1秒差の接戦を制しています。迎え撃つ立場なだけに、ここはどこまで疲労が抜けているのかが注目です。
シュネルマイスター≪牡3/鹿 手塚貴久厩舎≫
【前走】毎日王冠 1着
【父】Kingman
【母父】Soldier Hollow
今年のNHKマイルCの覇者。安田記念でも3着に入るなど、古馬の一線級を相手に引けを取っていません。
今回は新馬戦と安田記念に騎乗した横山武史騎手との再コンビ。元々はルメール騎手が跨る予定でしたが、グランアレグリアへ騎乗の為の乗り替りとなりました。
前走は毎日王冠でした。安田記念で敗れたダノンキングリーを逆転しての優勝。3着に入ったポタジェは、続く天皇賞秋で6着でしたが、グランアレグリアとは0.6秒差でした。そのことを考えても、スーパーG2の名に恥じないレースレベルはあったものと思います。
ここまで≪4.1.1.0≫と底を見せていない馬。強力な3歳馬世代の短距離の頂点にいる馬ですから、恥ずかしい競馬はできないはず。斤量に恵まれている点も含めてグランアレグリア相手にどこまでやれるのかに注目。