【宝塚記念2022 出走予定馬】想定騎手・推定オッズ・有力馬見解

宝塚記念
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2022年6月26日(日曜)3回阪神4日
発走時刻:15時40分
第63回 宝塚記念
3歳以上 OP コース:2,200メートル(芝・右)

特別登録(18/20)

フルゲート18頭に対して登録20頭。宝塚記念はグランプリレースの為、登録馬の内ファン投票で上位に選ばれた場合は賞金の有無に関わらず自動的に出走できる仕組みとなっています。

ファン投票上位10頭

馬名 負担重量 想定
タイトルホルダー 58 横山和
エフフォーリア 58 横山武
ポタジェ 58 吉田隼
デアリングタクト 56 松山
ディープボンド 58 和田
パンサラッサ 58 吉田豊
メロディーレーン 56 団野
ヒシイグアス 58 Dレーン
オーソリティ 58 ルメール
アリーヴォ 58 武豊

賞金上位

馬名 負担重量 想定
ステイフーリッシュ 58 坂井
ウインマリリン 56 松岡
キングオブコージ 58 横山典
アフリカンゴールド 58 国分恭
マイネルファンロン 58 Mデム
ギベオン 58 西村淳
グロリアムンディ 58 福永
アイアンバローズ 58 石橋脩

除外対象

馬名 負担重量 想定
ヒートオンビート 58 鮫島駿
サンレイポケット 58 池添

推定オッズ

馬名 推オッズ
1 エフフォーリア 3.0
2 タイトルホルダー 4.6
3 デアリングタクト 6.1
4 ディープボンド 8.6
5 パンサラッサ 11.3
6 オーソリティ 13.8
7 ヒシイグアス 16.0
8 アリーヴォ 27.7
9 ポタジェ 36.6
10 ステイフーリッシュ 54.9
11 ウインマリリン 69.5
12 マイネルファンロン 85.7
13 アフリカンゴールド 106.4
14 キングオブコージ 112.1
15 アイアンバローズ 138.2
16 メロディーレーン 161.3
17 グロリアムンディ 222.4
18 ギベオン 249.3

注目の有力馬

上半期決算として位置づけられている宝塚記念。

しかし、阪神2200Mというコース設定から有力馬の回避も多い中で、今年は国内に残った古馬組では有力どころが勢揃い。ファン投票上位10頭の中から5頭が出走を決めてきた。

今年はどんな有力馬が揃ったのか、しっかりとチェックしていきたい。

タイトルホルダー≪牡4/鹿 栗田徹厩舎≫

【前走】天皇賞春 1着
【父】ドゥラメンテ
【母父】Motivator

菊花賞と天春のG1レース2勝馬。今回、ファン投票1位と人気を得ての出走。

ただ、いずれも距離が3000M以上である点を考えると、2200Mは距離が短い印象。

マラソンレースが得意ディープボンドがいて、タフなレースになるとロンスパ戦となりそう。

そして、ペースを作るとなるとパンサラッサの存在が邪魔になりそう。同型でスタートが上手いパンサラッサが離して逃げる展開になりそうなだけに、離れた2番手で競馬をやらせてもらえるかどうか。

勝ったレースはいずれも逃げているだけに、前にパンサラッサがいる状況で本来の力を出し切れるのかは疑ってみたい。パンサラッサが行ってしまって、離れた2番手ですんなり自分のペースで走れるならばまだ勝ち目があるか。

パンサラッサが1000M58秒で逃げたとして、せめて2秒近く開いたところを走れていればマイペースに行けそうだが…。

ただし、今回も阪神コース。阪神コースは2戦2勝の好相性を見せている。阪神コースに限っては底を見せていないだけに、相性だけで乗り切ってしまう可能性も。

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エフフォーリア≪牡4/鹿 鹿戸雄一厩舎≫

【前走】大阪杯 9着
【父】エピファネイア
【母父】ハーツクライ

前走の大阪杯ではまさかの9着と大敗。1人気で迎えた中での敗戦だっただけに、エピファネイア産駒特有の早熟が表面化したとか、初輸送競馬が駄目だったとか色々と言われていますが、具体的に陣営が指摘したものではない。

敗因が分かっている場合は修正して出走してくればいいだけですが、敗因が分からないのであれば早熟で片づけることもできるだけに危険な要因となる。

ただ、休み明けであって輸送競馬に適応できなかった点では、やはり2ヵ月の出走間隔が開き、また今回も輸送となるため同じことを繰り返す可能性は十分にありそう。

ここまでの戦績から考えても、アタマで買うか飛ぶかの二者択一に絞った思い切った馬券を選択するのも大事になりそう。

既にG1レース3勝の実績馬だけに、能力は疑いようがない部分。秋に繋がる競馬を見せてほしい。

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ポタジェ≪牡5/鹿 友道康夫厩舎≫

【前走】大阪杯 1着
【父】ディープインパクト
【母父】Awesome Again

前走の大阪杯では8人気と伏兵扱い。しかし、見事にレイパパレやエフフォーリアやジャックドールを従えての優勝。

追い切り考察でも好走できる余地はなさそうと見込んでいただけに、驚きをもって結果を受けとりました。1人気が勝てないG1戦線が続くが、それを象徴するかのようなレースだった。

不安要素は、距離延長があまり前向きではないこと。ここまで2000Mを中心に走っており、2000Mを超える距離は今年1月のAJCCの1戦のみと比較できる分母が足りない点が挙げられる。

ただ、右回りは≪5.2.0.1≫で連対率87.5%と好成績。広いコース小回りコース関係なく右回りでは良績を残している点はプラス材料。

ネット上ではラブリーデイと被るという意見も多く、突然覚醒したパターンなのであれば、裏切られるまでは買いつづけたい。

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オーソリティ≪牡5/鹿 木村哲也厩舎≫

【前走】ドバイシーマクラシック 3着
【父】オルフェーヴル
【母父】シンボリクリスエス

前走はシャフリヤールが優勝したドバイシーマクラシックで3着の成績。3月のレースだったことから疲労は抜けていると考えることもできるものの、サウジからドバイへと転戦している点は考慮したい。

近親にエピファネイアやリオンディーズやサートゥルナーリア等々がいる有力血統も、比較的一族が早熟傾向にあるのが気になる。2歳3歳の時に良績が多い馬が多く、その点では5歳夏前のこの時期というのがどうなのか微妙なところ。

左回り≪3.2.0.0≫と連対率100%に対し、右回り≪2.0.1.3≫で連対率33.3%止まりなのもこの馬には痛いか。口向きが悪い所が見受けられるので、その点では左回りとなる天秋やジャパンCの方が狙いやすいか。

ただ、持っているポテンシャルはこれまでの成績が示している通り、G1でも勝ち負けに絡める存在。脚質的には内回りコースならば前向きにみたいものの、右回り克服が鍵となりそう。

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ディープボンド≪牡5/青鹿 大久保龍志厩舎≫

【前走】天皇賞春 2着
【父】キズナ
【母父】キングヘイロー

昨年末の有馬記念2着の実績。今年は阪神大賞典から始動ししっかりと勝ちきると、続く春の天皇賞は1人気で2着という成績。

G1レース2着が3回あるもののG1未勝利。G1となると決め手に欠ける印象を受けてしまう。

スタミナが豊富なのはこれまでのレース戦績から分かる通りで、タフなレースの中で瞬発力が求められると結果がついてこない印象。

有馬記念の好走歴があるように、阪神2200Mなどの早仕掛けからタフなレースに持ち込めるとG1に届きそう。

初G1タイトルが宝塚記念だったという馬も多く、ディープボンドの初G1タイトルが宝塚記念となる可能性も十分にある。

ただ、牡馬のキズナ産駒はG1未勝利。勿論、ディープボンドが牡馬のキズナ産駒の中で出世頭という意味では、この馬が勝てなければ未勝利が続く。牝馬は2頭のG1馬が出ているだけに、牡馬のキズナ産駒も負けてられない。

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デアリングタクト≪牝5/青鹿 杉山晴紀厩舎≫

【前走】ヴィクトリアM 6着
【父】エピファネイア
【母父】キングカメハメハ

2年前の無敗の牝馬三冠馬。2021年は怪我により棒に振ったものの、前走のヴィクトリアMから復帰。

前走は様子見の色合いが強い追い切りでしたし、適距離に戻る宝塚記念が本番はであることは間違いない。

久々でのマイルG1は忙しい印象を受けた。

ただ、良績が広いコースに偏っている中で、阪神内回りの芝2200Mが適当なのかは微妙なところ。

ただし、右回り≪4.0.0.0≫と負け知らず。右回りで底を見せていない点は要注意。復活の舞台となる可能性も高いでしょう。

血統的には早熟傾向の強いエピファネイア産駒。既に枯れてしまった可能性も否定できず、ここが正念場となりそう。

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