阪神ジュベナイルフィリーズ 2021 出走予定|想定騎手・推定オッズ・有力馬見解

阪神ジュベナイルフィリーズ
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2021年12月12日(日曜)6回阪神4日
第73回 阪神ジュベナイルフィリーズ
2歳 OP コース:1,600メートル(芝・右 外)

阪神ジュベナイルフィリーズは、2歳女王を決める大一番。直近の優勝馬にはソダシやレシステンシアやダノンファンタジーなど、その後のG1戦線を賑わせる馬へと成長しています。

今年は混戦模様の2歳女王を巡る争い。武豊騎手騎乗のウォーターナビレラやルメール騎手騎乗のステルナティーアなど、上位5頭が特に人気を集めそうです。

この記事では、特別登録の他、予想オッズや有力馬考察、予想の参考情報などを掲載しています。

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阪神JFの追い切り考察が終わりました!ナムラクレアが上昇気配を示す内容も、有力馬と目される馬数頭があまりデキが良くない印象…。波乱含みもありそうでした。

【阪神ジュベナイルフィリーズ2021】最終追い切り評価|クレア迫力満点
阪神ジュベナイルフィリーズの最終追い切り評価を行いました。各馬の考察の後に全体まとめを行っています。今年の阪神JFの追い切り考察を追えての所感は、荒れることも想定してから馬券を考えたいということです。有力馬と目されているメンバーの内容が今一つだった。

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馬名 斤量 想定
ナムラクレア 54 浜中
ウォーターナビレラ 54 武豊
サークルオブライフ 54 Mデム
ナムラリコリス 54 泉谷
ステルナティーア 54 ルメール
ベルクレスタ 54 松山
ラブリイユアアイズ 54 団野
キミワクイーン 54 内田博
ダークペイジ 54 横山和
ナミュール 54 Cデム
ルージュラテール 54 ○○
ヒノクニ 54 長岡

抽選対象(6/11)

馬名 斤量 想定
アネゴハダ 54
エンタングルメント 54 横山典
サウンドビバーチェ 54 ○○
サク 54 ○○
シンシアウィッシュ 54 藤岡佑
シークルーズ 54 岩田望
スタティスティクス 54 和田竜
スプリットザシー 54 池添
タナザウィング 54 斎藤新
トーホウラビアン 54 ○○
パーソナルハイ 54 藤岡康

推定オッズ

上位5頭が10倍を切る混戦模様。6人気にナムラクレアと7人気ラブリイユアアイズやアネゴハダとは差が開きそう。

人気 馬名 推定
1 ウォーターナビレラ 2.7
2 ステルナティーア 3.9
3 サークルオブライフ 5.4
4 ベルクレスタ 8.2
5 ナミュール 9.4
6 ナムラクレア 13.5
7 ラブリイユアアイズ 33.4
8 アネゴハダ 41.0
9 サク 71.6
10 ルージュラテール 98.9
11 スプリットザシー 109.9
12 キミワクイーン 137.4
13 ナムラリコリス 172.4
14 エンタングルメント 202.7
15 パーソナルハイ 264.4
16 ダークペイジ 290.1
17 シークルーズ 314.9
18 シンシアウィッシュ 384.0
19 サウンドビバーチェ 384.0
20 ヒノクニ 388.6
21 タナザウィング 390.8
22 スタティスティクス 391.9
23 トーホウラビアン 393.1

有力馬考察

ウォーターナビレラ≪牝2/青鹿 武幸四郎厩舎≫

【前走】ファンタジーS 1着
【父】シルバーステート
【母父】キングヘイロー

ウォーターナビレラ (Water Navillera) | 競走馬データ - netkeiba
ウォーターナビレラ (Water Navillera)の競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。

無傷の3連勝中。ファンタジーSは2番手追走から流れに乗ると、ナムラクレアとの叩き合いを制し最後は余力残しで3/4先着という結果。34.4秒-35.2秒のMペースで、最後までしっかりと伸びたのはこの馬の地力の高さが成せる業。

少し掛かりそうな雰囲気があった点は距離短縮がプラスに働いた影響があります。

ただし、今回は1600Mの距離設定に戻るので、その点では距離の不安が残る。ファンタジーSを快勝したことで、距離が短い方が適正が高いというのが分かりましたので、1600Mの重賞をこなせるかどうか。

速い上がりを使えるのはプラス要素。特に阪神1600Mという舞台を考えると、こういう馬が最後にしっかりと走ってくるので、軽視するには危険な1頭。

ステルナティーア≪牝2/鹿 木村哲也厩舎≫

【前走】サウジRC 2着
【父】ロードカナロア
【母父】ファルブラヴ

ステルナティーア (Sternatia) | 競走馬データ - netkeiba
ステルナティーア (Sternatia)の競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。

サウジアラビアRCでは惜しくも2着。同じく先行したコマンドラインを交わすことができませんでした。サウジRCと言えば、1着から7着までの全頭が単勝人気の順番で決まったレースで、レース前の評価通りに決まったと言っても過言ではないレースでした。

ただ、サウジRCの3着スタニングローズはその後デイリー杯2歳Sで5着、4着だったウナギノボリはデイリー杯2歳S7着という結果からも、この力関係は変わらずに、しかも下位に沈んだのが気になります。レースレベルに一定の疑問が残る中で、G1レースではあるものの試金石の一戦となりそう。

兄は18年マイルCSを制したステルヴィオ。ステルヴィオ自身は朝日杯FS2着の成績から考えても、G1で好走できてもおかしくはないところ。血統的には楽しみな1頭。

サークルオブライフ≪牝2/鹿 国枝栄厩舎≫

【前走】アルテミスS 1着
【父】エピファネイア
【母父】アドマイヤジャパン

サークルオブライフ (Circle of Life) | 競走馬データ - netkeiba.com
サークルオブライフ (Circle of Life)の競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。

前走のアルテミスSでは、一気の末脚を披露。先行勢が残る中で、後方から一気に伸びてのレースっぷりに人気が集まりそうです。

新馬戦では3着も、勝ったのはイクイノックス。東スポ2歳Sを制した素質馬でした。2着馬はその後奮いませんが、勝った馬が勝った馬でした。その後未勝利戦をすぐに勝っていることからも、この馬の素質の高さを垣間見れます。

末が使えるのは阪神1600Mを考えるとプラス評価。後方から差す馬がずっと活躍しているレースとも言えます。そして、期待のエピファ産駒。今年のクラシックも活躍馬を輩出していたので、サークルオブライフにも期待が掛かります。

開催が進んで馬場状況を考えても、後方から良い馬場を通って伸びてくるタイプの方が向いているので出番がありそう。軽視は危険。

ベルクレスタ≪牝2/鹿 須貝尚介厩舎≫

【前走】アルテミスS 2着
【父】ドゥラメンテ
【母父】Numerous

ベルクレスタ (Belle Cresta) | 競走馬データ - netkeiba
ベルクレスタ (Belle Cresta)の競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。

アルテミスSでサークルオブライフに交わされたものの、センスある走りを披露。輸送競馬であった点、前受けしたことで苦しくなったことなど敗因はありますが、逆に敗因が分かっているのであれば対策できるので心強い。

新馬戦で負けたのはセリフォス。その後、新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sと無傷の3連勝を納めた馬ですから、その馬と競ったというのはそれだけ地力があるということ。

姉は17年のヴィクトリアMを勝ったアドマイヤリード。古馬となってから本格化しただけに、早い時期から活躍できるかは未知数。ただ、素質の高い走りを披露した前走を見ると、ここでも中心の一角。

ナミュール≪牝2/鹿 高野友和厩舎≫

【前走】赤松賞 1着
【父】ハービンジャー
【母父】ダイワメジャー

ナミュール (Namur) | 競走馬データ - netkeiba
ナミュール (Namur)の競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。

2戦無敗の1頭。重賞未出走ながらも人気するのは怖いところ。赤松賞のレースレベルを考慮してどうか。2着のパーソナルハイは、8月28日の未勝利戦でキラーアビリティに敗れています。レコード決着となったレースですが、そのキラーアビリティは萩Sでダノンスコーピオンの2着と、ここまで使われたレースには疑問が残る。その馬に先着した程度と言えば程度になるので、疑問が残ると言えば疑問が残る。

ただ、ハービンジャー産駒ですので、今の時期の阪神の馬場も好走できそう。母父ダイワメジャーですので、特に開催進んでパワーが必要になる馬場を心配しなくて良さそうです。近親には、BCディスタフを優勝したマルシュロレーヌがいる血統。大きな舞台に強いという点を加味しても、今の阪神馬場を考えると楽しみに感じます。

三浦騎手からの乗り替りでCデム騎手が騎乗。陣営的にはこの馬で春のクラシックまでと期待している馬という点では、ここでは下手な競馬はできないはず。

阪神JFの予想参考情報

昨年の勝ち馬ソダシはノーザンダンサー系のクロフネ産駒でしたが、基本的にはディープインパクト産駒、ステイゴールド産駒の活躍が目覚ましいのが特徴です。

昨年の2着サトノレイナスはディープインパクト産駒、3着のユーバーレーベンはステゴ後継種牡馬のゴルシ産駒でした。

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト 3-2-2-10 17.6% 29.4% 41.2%
ダイワメジャー 2-0-1-18 9.5% 9.5% 14.3%
ステイゴールド 1-1-1-5 12.5% 25.0% 37.5%
クロフネ 1-1-1-4 14.3% 28.6% 42.9%
オルフェーヴル 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
ウォーエンブレム 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
フランケル 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
ハーツクライ 0-1-2-7 0.0% 10.0% 30.0%
バゴ 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
キングカメハメハ 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
ファルブラヴ 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
キズナ 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
ルーラーシップ 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
ネオユニヴァース 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
ゴールドシップ 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
アグネスタキオン 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%

意外なのがロードカナロア産駒。母数が少ないとは言え、3/3で馬券外へと飛んでいます。

ディープインパクト産駒が少なくなってきているものの、ディープインパクト産駒と、ディープインパクトの後継種牡馬であるキズナやシルバーステートやミッキーアイルなどが中心になりそうです。

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