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日経新春杯 2021 最終追い切り評価|アドマイヤビルゴ55.2秒で駆け抜ける

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リッキーです。皆様、お疲れ様です。

日経新春杯の最終追い切り評価を行いましたのでご覧ください。

新春の雰囲気も、緊急事態宣言の対象地域が増えてしまって吹き飛んだ感じもしますが、1月もまだ始まったばかり。
まだ2021年の初当たりが出来ていない人も、そうじゃない人も、競馬を見ることができる、馬券を買えることへの感謝を胸に、今週末も競馬を楽しみましょう。

各馬の考察の後に、今回の追い切りでオススメできる馬を記載しています。

皆様の馬券の参考になるように頑張って考察を行いましたので、ご覧いただけると幸いです。

日経新春杯2021の追い切り考察

評価は【💮/⬆/↗/➡/↘/⬇/❌】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。

アドマイヤビルゴ【➡】

1月13日(水)栗東 坂路(良)
【55.2-40.3-25.9-12.8】

単走末強め。

末強め表記ですが、促された程度です。

13日の坂路は時計が出やすい馬場にしては、全体時計が平凡です。

坂路では走らないタイプですので、この時計がこの馬にして特別に遅いということはないようにも思います。

ただ、さすがに遅すぎる部分はあって、中間を含めて1回も53秒台の時計を出していません。

1週前はCWで3頭併せを敢行。鋭く伸びて、最後は12.0秒でまとめて交わして2馬身先着という内容でした。

1週前の時点である程度仕上がっていると思います。

それでも坂路時計があまりに今一つなので、デキが上昇したとは言い切れない内容でした。

良くも悪くもなく。

ヴェロックス【↗】

1月14日(木)栗東 CW(良)
【6F82.1-66.7-51.8-38.0-1F12.1】

3頭併せ内末強め1頭半馬身先着、1頭3馬身先着。

ゴール後も動かされていましたので、上記以上に走っていることになります。

特に負荷を掛けられたわけではないですが、僚馬2頭を追いかけ並び、そして最後は突き放していく姿は、やはりこの馬のスペックが高いことを改めて確認しました。

3歳の頃の勢いは感じません。

しかし、前走、久々を使われた中で0.2秒差の3着でしたが、立派だったのではないでしょうか。

今回は、さらに調子を上げてきた印象で、メンバーも強化された印象はなく。

善戦以上はできるはず。あとは、この仕上がりでどこまで。

クラージュゲリエ【⬇】

1月14日(木)栗東 CW(良)
【6F83.5-67.8-52.7-38.7-1F12.8】

2頭併せ内強め2馬身遅れ。

前に2頭併せの馬がいましたので、実質的には4頭併せのような形になりました。

単刀直入に申し上げて、ダメですね。

この馬のところでは仕上がっていると思いますが、追われてから伸び始めると、すぐにパタッと足が止まります。

体のフォームになにか問題があるということもなさそうですし、精神的なものがあるのかもしれません。

この馬らしいという見方もできますが、さすがにこの時計も含めてデキが落ちたと判断していいのでは。

サトノインプレッサ【➡】

1月13日(水)栗東 CW(良)
【6F84.0-67.4-52.6-38.5-1F12.3】

単走末強め。

残り1ハロンを切ったところでゴーサインが出ているようにも見えますが、その前に手前を変更しています。

このゴーサインが、もしかすると違うよと教えているようにも見受けられます。

少しばかりチグハグ感があるようにも見えますが、利口だということでしょうか。

伸びのある走りは健在で、この馬らしさが出た追い切りだったと思います。

秋は良いところがありませんでしたが、状態は引き続き良さそうです。

サトノソルタス【➡】

1月13日(水)美浦 南W(稍重)
【5F67.7-52.9-39.0-1F12.7】

2頭併せ内強め併入。

脚色は僚馬の方が良かったです。併入と書いていますが、カメラの角度的にもしかしたら若干遅れたかもしれません。

1馬身後方を追走して直線へ。

並んでからの伸び脚があまりなく、全体的には地味でした。

ただ、時計はしっかりと出ているので、時計の根拠は足りています。

全体的には悪くはない程度で見ておいていいのかもしれません。

サンレイポケット【➡】

1月14日(木)栗東 坂路(良)
【53.2-38.6-25.2-12.6】

単走強め。

しっかりと負荷を掛けられて坂を登っています。

ただ、映像を観て時計を見ると、こんなもんかという感じで、できれば12秒台前半が欲しかったです。

頑張ってるけれど、時計が付いてこないという印象で、見た目が地味に映りました。

もう少し活気があっても良さそうです。

ダイワキャグニー【➡】

1月13日(水)美浦 坂路(良)
【50.9-37.6-24.8-12.4】

単走強め。

しっかりと負荷を掛けられて実戦に向かいます。

ただ、馬場が綺麗な時間帯での追い切りでしたので、少々の割引は必要になります。

やや集中力がないような素振りを見せていましたが、この時計ですから問題なさそう。

きびきびと軽快に動けていましたので、良かったのではないでしょうか。

この馬の場合は、追い切りの内容よりも、斤量を背負ってどうなのかという部分だと思いますので、追い切りのデキは上々であとは負担重量をどう読むか。

ミスディレクション【➡】

1月13日(水)栗東 坂路(良)
【52.3-37.6-24.4-12.4】

単走一杯。

しっかりとした足取りで坂路を駆けあがっています。

いつも加速ラップを刻むことができませんので、時計的にもこの内容でもいつも通りです。

昨年8月の小倉記念前に猛時計を刻んでいますが、14着と大敗でした。

あまり時計を意識しても駄目かもしれませんが、前走よりかは時計が出ています。

全体的に前走よりデキが落ちたとは判断する材料もありませんので、その点ではこの程度くらいに考えておきたい1頭です。

ミスマンマミーア【➡】

1月13日(水)栗東 CW(良)
【6F85.8-68.4-53.2-39.1-1F12.5】

単走末強め。

伸びのあるフォームで、迫力も兼ね備えています。

末の時計は上々ではあるものの、全体時計は平凡。

明け6歳となりましたので、多くを望むのは厳しいかもしれませんが、この馬の状態としては整っていると感じます。

特に悪い部分は見当たりません。

前走時の追い切り映像と比較すると、特に変わった様子は感じません。この馬の地力は出せる状況で調整されていると判断していいでしょう。

レイホーロマンス【➡】

1月13日(水)栗東 坂路(良)
【55.7-39.6-25.1-12.3】

単走強め。

時計があまりよく感じませんが、馬場が荒れている時間帯のため、この時計でも上々。

心地いいピッチで坂路を駆けあがっています。

前走の映像がありませんので時計判断となりますが、今回の坂路時計であれば問題なさそうに感じます。

ただ、万葉Sを走った直後ですので、どこまで疲労が抜けているのか。

最終リハでしっかりと最後は追われていますので、疲労はないと陣営が判断しているものと思います。

レクセランス【↗】

1月14日(木)栗東 坂路(良)
【52.3-38.4-24.9-12.5】

単走馬なり。

少々促されていましたが、馬なりの範疇としています。

菊花賞以来のレースとなりますが、追い切り時計は十分に出ています。

前走の疲労が残っているということはなさそうに思います。

今回のこの時計は坂路自己ベストをマーク。状態が良くないと出せないものなので、その点では良好と言えるでしょう。

ただ、前回のベストをマークした時は、神戸新聞杯でしたが、結果は7着でした。

相手はさらに強化された印象だけに、少し上向いたくらいでは厳しいのでは。

ロサグラウカ【↘】

1月13日(水)美浦 南W(稍重)
【5F68.9-54.0-39.9-1F13.0】

2頭併せ外馬なりクビ差先着。

終始引っ張られながらの追い切りでした。馬なりというよりも、掛かってしまっている状況で、しかも、我慢が効いていません。

前走時は、そこまで引っ掛かるような素振りがありませんでしたので、その点では休養挟んで元気が出たという証拠かもしれません。

ただ、2000Mを超える距離を走るので、この追い切りは前向きには見ることが難しいです。

ワセダインブルー【⬇】

1月14日(木)美浦 南W(良)
【5F72.6-57.8-43.8-1F13.5】

単走馬なり。

馬場が荒れている時間帯でしたので、時計はこれでも上々ではないでしょうか。

前走時は2頭併せを行っていましたが、今回は単走追いに切り替えています。

時計も、前走の方が良かったので、単純にデキ落ちと評価していいのではないでしょうか。
メイチ感もない中で、さすがに手が出せないです。

映像がなかった馬の考察

エアウィンザー【➡】

1月14日(木)栗東 坂路(良)
【54.9-39.3-25.1-12.2】

2頭併せ末強め3馬身程先着。

全体時計は遅いですが、末の時計は上々です。

確認不足で申し訳ないのですが、12月16日に最終追い切りみたいなものをやっているのですが、それはなんだったのでしょうか…。

仮にもスライドしてきたのであれば、特に変わりはないと思うのですが、今回は坂路を使っています。

前走タコ負けしたので、その点では方法を変えるのは悪くはないと思います。

良くも悪くもこの馬の地力は出せるところに入るとは思いますが、前走からの前進があっても一桁着順くらいまででは。

ショウリュウイクゾ【➡】

1月14日(木)栗東 坂路(良)
【51.8-38.2-24.5-12.2】

単走一杯。

坂路自己ベストをマーク。

ただ、52秒台前半を度々出しているので、馬場傾向を考慮しても、いつも通りの追い切りまでかなと判断しています。

特にデキが特別に良いということはないと思いますが、斤量を考えると怖い1頭かもしれません。

映像がないのでなんとも雰囲気を掴めませんが、ある程度のところでは走れるかもとは思っていますが、上積みがないと厳しいか。

バレリオ【↗】

1月14日(木)美浦 坂路(良)
【51.8-37.2-24.1-12.2】

単走強め。

12月末にも坂路で猛時計を刻んでいますが、最終リハではさらに好時計をマークしてきました。

美浦の坂路は負荷が掛からず、栗東との差が開く要因と言われていて、いよいよ改修に着手しました。

そんな美浦坂路ではありますが、3週続けの好内容だけに、さすがに軽視するのは怖い1頭でしょう。

重賞実績がありませんので、もう少し斤量では優遇されていればもっと前向きに見てもよかったかもしれませんね。

陣営のメイチ感が伝わる好内容だったと思います。

日経新春杯の追い切りまとめ

今回の追い切りで上昇気配を示したのは、ヴェロックスレクセランスと、映像がなかったので時計判断ですがバレリオが好時計をマークしていて内容は良かったです。

ただ、バレリオは斤量的にどうでしょうか。
重賞でさっぱりだったことを考えると、55kgという斤量でも厳しいような印象は受けますが…。

筆頭はアドマイヤビルゴでいいのではないでしょうか。
注目されている馬ですが、伸び伸びと走れていましたし、1週前の時計を信じて。

2頭目は としておきます。
能力はあると思うのですが、問題は対戦相手というよりも、自分自身との戦い。斤量との戦いというべきでしょうか。
背負うとダメなタイプなのかもしれませんので、このまとめも参考程度に。

ただ、仕上がりは万全ですので、G2重賞を獲らせたいという意気込みが伝わる内容だったと思います。

3頭目はヴェロックスとしています。
悪くはないと思いますし、前走と比較すれば上向いた印象。ここなら買いでしょう。

4頭目にバレリオとしておきます。
大穴があればこの馬ではないでしょうか。複穴でも配当が付きそうですので、狙い目としては今回かなと思っています。
追い切りの内容は、時計判断だけですが、上々の時計をマーク。全体的に雰囲気も良さそうですので、狙うとしたらここ。

5頭目に上昇気配を示したレクセランスとしておきます。
前走が前走だけに、狙いづらい部分はありますし、ここは資金に余裕があれば狙ってみても面白いのかなと思う部分です。

以上の5頭を追い切りオススメ馬としておきます。

ここまで読んでくださった方にこういうことを言うのは失礼かもしれませんが、このレースは荒れないか、荒れるとしたらとんでもない荒れ方をしそうだなという印象を抱きます。
あまり勝負度合いは高くしない方がいいような気がします。

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この記事を書いた人
リッキー

追い切り評価を行うブロガー。予想スタイルは[馬連]と[ワイド]の2点勝負
直近の的中実績:
●ジャパンC2021予想した馬連・ワイドの2点勝負で両馬券的中
●秋華賞2021追い切り4頭ピックアップ3頭が馬券内確保

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