リッキーです。皆様、お疲れ様です。
17日に開催される京成杯の追い切り考察を行いました。
京成杯の主な有力馬考察は他のページで行いました。簡単なデータも掲載していますので、そんなに本格的なものが欲しくないのであればご覧いただければ幸いです。
各馬の考察を行った後に、最後に全体の考察をまとめています。
馬券の参考になるように考察を行いましたので、ご覧いただけると幸いです。
京成杯2021の各馬の最終追い切り考察
評価は【💮/⬆/↗/➡/↘/⬇/❌】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。
アクセル【➡】
1月13日(水)栗東 CW(良)
【6F81.5-66.0-52.1-39.3-1F12.9】
単走馬なり。
馬なりでの調整でしたので、活気があるとかまでは見えてきませんでした。
全体時計は良好で、末の時計は今一つ。
走りを見る限りリラックスして走れていましたので、問題はなさそうに感じます。
特に悪くはないと判断しておきます。
ヴァイスメテオール【↗】
1月13日(水)美浦 南W(稍重)
【5F68.4-53.5-38.9-1F12.1】
3頭併せ中末強め1頭半馬身先着、1頭3/4馬身先着。
前走時は芝を選択して最終リハを追い切られましたが、今回は南Wを選択しました。
走っている雰囲気は、前走とさほど変わりありません。
ただ、時計の根拠が出てきた分、ここが楽しみだと思います。
もう少し迫力があるといいのかもしれませんが、これから成長していくと楽しみな存在です。
グラティアス【➡】
1月13日(水)美浦 南W(稍重)
【5F67.5-51.6-38.7-1F12.8】
2頭併せ内強め。
前走時は3頭併せを行い、伸びのあるフォームで駆け抜けていました。
今回は2頭併せでしたが、同じような走りが出来ています。
概ね前走程度には走れる見込みだと思います。
特筆すべきポイントは、特にありませんでした。この馬なりには走れるのではないでしょうか。
悪い部分は感じません。
タイソウ【➡】
1月13日(水)栗東 坂路(良)
【53.6-38.8-25.0-12.3】
単走強め。
やや強め程度の内容で、がしがしと追われたわけではありません。
脚の回転は速く、しっかりとした足取りで駆け上がれています。
やや力が上へと抜けるような走りをしているようで、もう少し前進気勢があれば良かったかもしれません。
前走が坂路ではないのと、これまで坂路でまともな時計がこの1本だけなので、この坂路時計が今後の基準として考えたいと思います。
悪くはないですが、前走程度に見ておきたいところです。
ディクテイター【➡】
1月13日(水)栗東 CW(良)
【6F84.1-67.6-53.1-38.9-1F12.5】
2頭併せ外強め併入。
強め未満馬なり以上という感じですが、表記は強めとしておきます。強く促された程度。
頭の位置が高い走りで、時計以上に遅く感じてしまいます。
馬場が荒れていた時間帯なので、その点ではこの時計でもと思うところはあります。
もう少し前進気勢を見せて欲しかったです。引っかかるほどのものは求めませんが、逆に抵抗しているように見えてしまいます。走りたくないというべきか。
もっと前にがっと進んでいくような気配を見せてくれると良かったです。
もしかしたら稽古では大人しいタイプなのかもしれませんが。
前走程度に見ておきたいところ。
プラチナトレジャー【⬆】
1月13日(水)美浦 南W(稍重)
【5F65.7-51.3-38.3-1F12.8】
2頭併せ一杯3馬身先着。
ゴール後も追われていましたので、時計以上に走っていることになります。
4馬身程先行して直線へ。ショートカットしてきた僚馬に並ばれそうになりますが、そこから鞭が入ると再加速を見せました。
フォームも伸びがある走りで好感を持ちます。
雰囲気も上々で、ここでも善戦以上の活躍はできそう。
前走時は集中力がなさそうな追い切りで、今回の最終リハを見る限り大きく良化の予感。
楽しみな1頭です。
木曜追い切り馬
タイムトゥヘヴン【➡】
1月14日(木)美浦 南P(良)
【5F64.9-49.8-35.9-11.9】
2頭併せ内馬なり1馬身先着。
僚馬は鞭が入る中で、スライド大きく駆けて先着を見せました。
跳ねが大きいので東京コースなどが合いそうな雰囲気ですが、前走は中山2000Mの未勝利で勝ち上がっています。
適性を見せるならば東京なのかなぁと思いますが、G3重賞ですので、地力本物であれば単なる通過点にしてほしいところ。
少し掛かりそうになっていたようにも感じます。手綱を緩められると、自ら駆けていきましたので、その点ではそういう部分もあるのかもしれません。
概ね前走程度の走りはできるはずです。前向きに見たい1頭です。
テンバガー【↘】
1月14日(木)栗東 CW(良)
【5F66.4-51.5-37.6-1F12.5】
単走強め。
コース6分ほどを通過していますので、時計は参考程度。
走りを見る限りでは、もっと時計が掛かってそうなイメージがありますが、末は12.2秒でまとめてきました。
体が重たそうなのと、走る気持ちが前向きじゃない印象を受けます。
しがらきに出ていたので、ある程度のところでは仕上がっているとは思いますが、仕上がり途上の印象は受けます。
ブラックロータス【➡】
1月14日(木)美浦 南W(良)
【5F67.4-53.4-39.3-1F12.7】
2頭併せ内強め併入。
カメラの角度的に併入に見えましたが、もしかするとやや遅れたところがゴールだったかもしれません。
前走新馬戦で、ダートを走っていますので、追い切りのデキも大事ですが、芝適性がどの程度あるのかに注目しなければいけない1頭です。
新馬戦の時の映像がありませんので、時計判断となりますが、悪くはないところで見ていいのでは。
前走以下ということはないものと思いますが、前走以上ということもないのかなと感じます。
ラカン【➡】
1月14日(木)美浦 南B(良)
【6F85.2-68.5-52.9-38.6-1F12.4】
2頭併せ内強め半馬身先着。
コース7分ほどを通過していますが、馬場が荒れている時間帯の中で、この時計であれば上々の内容だと判断します。
未勝利戦を勝ち上がるまで時間を要しましたが、追い切りの内容は悪くはないものでした。
若干、ふわふわとした走りをしていて、その点がやや気になりました。
ただ、行く行くは古馬OPレースを勝てそうな雰囲気は感じます。
もう1つどっしりとしてくれるといいです。
追い切り考察を行ったけれど、他レースに回った馬
ヴェローチェオロ【↗】
1月13日(水)栗東 坂路(良)
【54.4-39.3-25.0-12.3】
※1月17日(日)梅花賞への出走が決まりました。
2頭併せ強め1馬身先着。
すぐ隣に違う単走追いの馬がいましたので、実質的には3頭併せのようになりました。
時計は平凡ではあるものの、加速ラップを刻む良い追い切りだったと思います。
前走時はCWを選択して実戦に向かいました。その時は3頭併せでした。
時計の根拠が足りない中での追い切りでしたので、その点では、今回はまだ良さそうです。
口の周りが泡を吹いていたのが気になりますので、あまり本調子のところまではもっていけなかった可能性もあります。
今回の方が覇気があり、前進気勢も十分に見せていますので、ここは楽しみな存在ではないでしょうか。
セルヴァン【➡】
1月13日(水)美浦 南B(稍重)
【4F52.8-37.3-1F12.3】
※1月17日(日)梅花賞への出走が決まりました。
2頭併せ馬なり併入。
馬なりから強めの間くらいの負荷ですので、馬なりとしています。促された程度です。
1馬身先行して直線へ。入り口で早々に並んでそこから伸びるかと思いきや、僚馬の方が雰囲気が良かったです。
先着する気はなかったとは思いますが、追われて伸びそうな雰囲気がない。余裕があるようには感じず。
もっと活気が欲しかったです。
ミヤビハイディ【➡】
1月13日(水)美浦 坂路(良)
【56.5-39.2-24.8-12.3】
※1月16日(土)菜の花賞への出走が決定しました。
2頭併せ馬なりアタマ差遅れ。
馬場が荒れいている時間帯なので、この時計でもそこまで悪いとは感じません。
ただ、僚馬には待ってもらっているので、想定よりも遅い時計だったということは伝わる内容です。
前走時と比較して、中間の動きも変わりないところで仕上げられています。
概ね、前走程度に留めておきたい馬です。
京成杯の追い切りまとめ
今回の追い切りで上昇気配を示したのは、ヴァイスメテオールとプラチナトレジャーの2頭でした。
中でも、プラチナトレジャーの動きは抜群に良かったと思います。
追われてからの伸び脚も豊かで、しっかりと走れています。
ヴァイスメテオールも、今回は良かったです。
1頭目と2頭目は、そのままプラチナトレジャーとヴァイスメテオールとしておきます。
3頭目は としました。
今回は4頭目までとしておきますが、4頭目はグラティアスとしておきます。
能力の高さを見せた新馬戦と変わらぬ出来だと判断していますので、ここは選んでおく必要があるでしょう。
今回は、上記の4頭をおススメして終わりたいと思います。