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【福島記念2024】最終追い切り評価と予想|馬連とワイドで伏兵馬をフォロー

福島記念2024最終追い切り評価 競馬予想
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2024年11月10日(日曜) 3回福島4日
第60回福島記念
3歳以上 OP ハンデ コース:2,000メートル(芝・右)
福島記念は、日本中央競馬会(JRA)が主催するGIIIの芝競走で、毎年11月に福島競馬場で開催されます。距離は2000メートルで、ハンデキャップ競走として行われ、3歳以上の実力ある馬が出走します。ハンデ戦のため、実績に応じた負担重量が課され、実力の拮抗したレースが展開されやすいのが特徴です。

福島記念は、秋のローカル競馬の締めくくりのレースとして位置づけられており、特に中距離路線で活躍する馬にとっては重要な一戦となります。福島競馬場は小回りコースで、カーブが多く直線が短いため、位置取りとコーナリングのスムーズさが勝敗を左右しやすいです。そのため、先行力や器用さが求められ、後半の粘り強さが勝負のカギとなります。また、福島記念で好成績を収めた馬が、その後の中距離路線でも注目されることが多いです。

ハンデ戦は、直近のデキが大事になっています。雰囲気重視、時計を意識してというところで見ていきたいと思います。

福島記念の各馬の追い切り考察

評価は【S/A/A-B/B/B-C/C/D】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。

アスクワイルドモア【B】

11月6日(水)栗東 CW(良)
6F84.8-5F68.6-4F52.9-3F37.5-1F11.4

3頭併せ外馬なり半馬身先着。

僚馬から半馬身ほど前を走って直線へ。最後は馬なりのままですが、自ら前進気勢を見せての内容でした。

ここまで2桁着順を繰り返していることからも上昇気配がなければ厳しいかとは思いますが、前走程度までと評価したい。良化まではない印象が強いです。

アラタ【B】

11月6日(水)美浦 W(稍重)
6F84.7-5F68.2-4F53.5-3F38.7-1F11.8

2頭併せ外馬なり半馬身先着。

雰囲気は良かったように感じましたが、時計判断では前走程度までかと思います。

7歳の秋ですから、ここから大きく良化を望むのは酷かもしれませんが、この馬の地力は引き出せると考えています。

ウインシュクラン【B】

11月6日(水)美浦 W(稍重)
6F87.1-5F71.1-4F55.5-3F39.7-1F12.2

単走強め。

コーナー部分では引っ掛かりながらの走りとなり、直線向いてからもふわふわとした走りをしていました。

前走3勝Cでは逃げが決まっての勝ち上がり。

時計判断では、前走と特に変わりがないように感じます。途中の作り方もほぼ変わりませんし、上昇気配とまでは言い切れない内容まででした。

エンパイアウエスト【B】

11月6日(水)美浦 W(稍重)
6F83.1-5F67.5-4F52.7-3F38.2-1F12.0

3頭併せ強め併入。

全走は函館での追い切りのため単純に比較はできないものの、2走前の時計と比較すると特段の変化があるようには見られません。

近走では、特に上がり下がりもなく仕上がっているのではないかと思います。

特に可もなく不可もなくで仕上がっていると思います。

ギャラクシーナイト【B】

11月6日(水)美浦 W(稍重)
6F85.0-5F69.2-4F54.0-3F38.9-1F11.7

単走末強め。

肩鞭が入る中で、最後は11.7秒の末脚を繰り出し伸びていきました。

ただ、全体的に動きがこじんまりとしているところも見受けられ、活気という面ではもう少し上がありそうな印象。

それでも時計判断的には前走時とさほど変わらずに仕上がっていると思います。デキは前走程度には仕上がっているのではないでしょうか。

クリノプレミアム【B-C】

11月6日(水)美浦 W(稍重)
5F67.2-4F52.5-3F37.9-1F11.9

単走馬なり。

馬場が荒れている時間帯だったので、時計はこの程度でも十分かなと思います。

手前を変えてからもう1つギアが上がってもいいかなと思いますが、そこは休み明けの影響があるのかもしれません。

雰囲気はよく、地力は引き出せるところに仕上がっていると思います。

サトノエルドール【B】

11月6日(水)美浦 W(稍重)
6F81.9-5F65.3-4F50.8-3F36.8-1F11.9

2頭併せ内末強め半馬身遅れ。

最後は決して時計が悪いわけではないですが、僚馬に一完歩ずつ遅れていった形。

ラスト3F12秒台以下の時計で走っているのは、この馬にしたら珍しい方。その為、負荷自体はこれまで以上にかかっていると判断しています。

ただ、許容範囲といえば許容範囲。前走以下ということはないかと思います。

シーズンリッチ【B】

11月6日(水)美浦 坂路(稍重)
53.9-39.0-25.4-12.4

単走馬なり。

多少促されていましたが、馬なりの範疇としています。

特段、変わったところも感じませんでした。ここまでの成績を考慮すると、デキ良化していないと厳しいかなと感じます。追い切りのパターンを変えているのは、陣営側もどうにかしたいということは考えているのだと思います。

ショウナンマグマ【B】

11月6日(水)美浦 W(良)
4F52.2-3F36.7-1F12.0

単走馬なり。

促されてはいましたが、馬なりの範疇としています。

馬場の真ん中を走っていますので、時計はこの程度かなと思います。

少し引っかかっているのかなと思いますが、逆に手綱を緩められても見た目伸びている印象は受けませんでした。

デキ自体は前走程度まで。近走の成績では、いきなりは難しいのでは。

シリウスコルト【B-C】

11月6日(水)美浦 W(稍重)
5F67.1-4F51.4-3F36.8-1F11.9

3頭併せ末一杯3馬身ほど遅れ。

時計的には悪くはないものの、僚馬2頭に大差で遅れてしまう内容となってしまいました。

ただ、時計ばかりがすべてではなく、猛時計を出した2走前を経由して出走した前走の小倉記念では9着でした。

時計にあまりリンクしていませんので、見た目重視で考えると、前走の疲労は抜けきれない印象を受けます。

タガノパッション【B】

11月6日(水)栗東 坂路(良)
54.3-39.5-26.1-13.2

単走馬なり。

馬なりと強めの中間というところの負荷でした。

もう少し前脚のかきこみが強いほうが良さそうにも思います。

また、舌を出しているため、集中力も感じません。

近走の成績がパッとしていませんが、追い切り自体はあまり変わっていません。デキは前走程度でしょう。

ダンディズム【A-B】

11月6日(水)栗東 坂路(良)
51.6-37.8-24.5-12.0

単走強め。

集中力は高く、まっすぐに前を向いて走っていたのは良かったです。

8歳秋ですから、大幅良化は難しいと思っていますが、中間の時計の出方などは前走よりもよく、好走時に出ていたパターンと似ています。

もう少しメリハリがある走りをしてくれると良かったですが、今回は上昇気配としています。前走以下というところはないはず。

ドクタードリトル【B-C】

11月6日(水)栗東 坂路(良)
53.9-38.5-24.8-12.3

単走馬なり。

渋滞している時間帯だったため、他馬がいる状況でした。そのため、最後に交わしていることから、単走表記も2頭併せ3頭併せの状況でした。

馬自体は顔を上げたりしているため、集中力はなさそうな走り。

ただ、前走時と比較すると、同じように真っ直ぐに前を向いていないところを考えると、今回のデキで問題ないかと思います。

しかし、前走時はしっかりと追われて作られていたものの、今回は馬なりでした。その点、負荷を掛けられない状況にあると深読みしたくなるため、このあたりをどう検討するか。

デキは前走程度かと思いますが、デキ落ちも視野にしたい1頭です。

フェアエールング【B】

11月6日(水)美浦 W(稍重)
5F68.6-4F53.2-3F38.3-1F11.6

単走馬なり。

走りは集中力もあり、手前を変えてからの伸びも良かったです。

活気はもう少し見せてほしかった印象ですが、デキ自体は前走程度には走れる見込みです。

フライライクバード【B】

11月6日(水)栗東 坂路(良)
54.1-38.9-24.9-12.1

単走馬なり。

全体54.1秒ですので、末の12.1秒はそこまで気にしなくて良さそうです。スタートゆったりと入っているため、最後まで息切れすることなく走れているかと思います。

1週前にCWで追い切っていますので、1週前が実質の最終リハという感じ。ただ、ラスト2F11.4秒-11.4秒と停滞ラップを刻んでいることから、なんか惜しいという印象です。

ただ、デキ落ちしているという印象も薄いため、デキは前走程度には走れるはずです。前向きにみたい【B】評価としています。

ベラジオソノダラブ【B】

11月6日(水)栗東 CW(良)
5F66.6-4F52.3-3F38.0-1F12.4

単走強め。

少し前のめりになっているような走りをしているため、時計以上のスピード感は感じません。ただ、体を使って走れているため、バランスが悪いとまでは言い切れないところです。

マイペースに走れるかどうかというところが鍵となるはず。

追い切り的には地力は出せそうで、大仕事とまでは言えないものの、2走前の3着に粘り込みなどの再現も不可能ではないと思います。

追い切りまとめ

各馬の追い切りが終わりましたので、全体のまとめを行っていきます。

さて、今回の福島記念は、かなり迷いました。とっても難しい1戦となりそう。荒れることも検討しなければならない、穴派にはもってこいのレースとなりそうです。

そんな中で、今回の追い切りで上昇気配を示したのは、【A-B】評価のダンディズムのみ。

他のメンバーはデキキープ、辛うじてデキキープ、デキ落ちというところで仕上がっていると思います。【B】評価のフェアエールングエンパイアウエストフライライクバードウインシュクランギャラクシーナイトの5頭は前向きに検討したいメンバーです。

それでは追い切り推奨馬の発表です。

1頭目:あの馬

フェアエールングでした。

2頭目:フライライクバード

追い切りの雰囲気はよく、1週前の時計は良かったです。前向きにみたい【B】評価としていますので、ここは前向きに捉えて。

3頭目:ギャラクシーナイト

活気という点では物足りなさも感じますが、みんなが同じような走りをしていることから目立って元気がないということはありません。このメンバーならば前向きに評価して。

4頭目:ダンディズム

今回、上昇気配を示していますので、前向きに見ていきたいと思います。

馬連とワイド予想

それでは、馬連とワイド予想を行っていきます。
福島記念は芝2000Mのレース。ローカルハンデ重賞であるものの、意外と登り馬の活躍が乏しく、前走重賞で返り討ちにあってきたメンバーが活躍を示すところが多い。

前走重賞[6.6.7.69]
非重賞[4.4.3.60]

このことからも分かる通り、前走重賞組が活躍しているレースです。
その為、前走10着以下に大敗していたとしても、巻き返すことも多く、前走成績は無視して考えて良いレースです。

また、年齢別に見ていくと、若い馬の活躍が目立つものの、馬券内で言えば幅広いところから出現があります。

3歳[2.1.1.10]
4歳[3.3.1.13]
5歳[2.1.3.38]
6歳[3.3.3.35]
7歳[0.2.1.26]
8歳[0.0.1.7]

上記のことを考えると、年齢にもこだわらなくても良さそうです。

ただ、福島ということもあり、枠番には大きく傾向が出ています。

1枠[4.0.4.12]
2枠[3.0.1.16]
3枠[1.1.1.17]
4枠[4.3.1.15]
5枠[1.3.1.14]
6枠[0.1.1.18]
7枠[0.2.1.17]
8枠[0.0.0.20]

6枠より外枠は未勝利で、8枠は馬券にすら絡めていません。そのことから分かる通り、やはり内枠の傾向が強いところは注目しなければならないかと思います。

その点では、追い切り推奨馬のダンディズムは、勝ち候補からは消えてしまいそう。

それでは馬連とワイドの予想の発表です。

1頭目は、フェアエールングを選択。脚質的にもこの枠は楽に走れそう。斤量も恵まれているため、最後はするすると伸びていきそうな雰囲気は十分に感じる。

2頭目はギャラクシーナイトとしました。こちらも脚質的には向いていると思います。鞍上も乗り慣れているため、ここは勝ち負けに絡んでいきたい。

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この記事を書いた人
リッキー

追い切り評価を行うブロガー。予想スタイルは[馬連]と[ワイド]の2点勝負。競馬はディープインパクトのときから見ていますが、難しいものですね。

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