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【菊花賞 2021】血統|データから長距離に強い血統傾向を探せ!

考察
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菊花賞の血統考察について、個人的にまとめました。
ご興味ありましたら最後までご覧いただき馬券考察にお役に立てれば幸いです。

今年は京都開催から阪神開催へと場所の変更がありますので、この通りの傾向通りに進むかどうかは分かりません。
その辺りの解説もしていますが、求められる能力が全く違うと言っても過言ではないので、その辺りは加味してお考えいただければと思います。

血統に関してはより詳しい方々がいらっしゃいますので、その辺りは の血統理論のカテゴリから探されてみてはいかがかなと思います。

自信はありませんので間違えている場合もあります。あくまで簡単に参考程度にご覧ください。

なお、毎年のように血統についての記事を書いていましたが、手違いで過去記事を全て削除していました。
新規で書き直しているので、なるだけ当時を思い出して、さらに現在の状況を踏まえて書かせていただきます。

また、菊花賞の出走予定馬情報の、有力馬見解と被る部分もありますので、予めご了承ください。

血統超初心者へ向けた競走馬の血統についての簡単な解説

血統についていくつか知識を持ち合わせている方は、この項目はすっ飛ばしていただいて構いません。僕自身がこれまでに得た知識を書かせていただきます。

ちなみに、競馬の考えは千差万別で、自分はこう思っていると思っていてもそれは違うという人もいます。

僕の見解はこうですよという意味で書いていますので、色々な人の見解に触れてください。

○○系とは

○○系というのは、種牡馬の名前。お父さんということになります。種牡馬なので、元々は競走馬です。

種牡馬になるには、日本と世界とは若干理由が違いますが、主に日本だと主要G1(日本ダービー・天皇賞秋・ジャパンC・有馬記念・安田記念・スプリンターズS等)を複数勝つ必要があります。優れた遺伝子を残すため。

ただし、以下のような場合も種牡馬になることがあるようです。

  • 複数の世界クラスのG1を勝った馬の兄弟
  • G1で好走続けたもののついには勝てなかった場合
  • 既に死亡した種牡馬の後継がいない場合、現役馬の中で重賞勝ちを収めたことがある馬

こういった理由で種牡馬になる馬もいます。

海外の場合はちょっと様子が違い、何らかの理由でデビューは出来なかったものの、父が偉大な成績を残している場合などは、結果がなくても種牡馬になったりします。

さて、話は戻りますが、種牡馬となったからと言って、○○系という名前が付けられるわけではありません。

その種牡馬としての成績が世界的に良かった場合に、○○系という名前を付けてもらえます。要は称号みたいなものです。

既に他界してしまいましたが、ディープインパクトやキングカメハメハは、日本では二大勢力となっています。
今後、ディープインパクト系(世界のG1で活躍する馬を輩出しているの既に言っている人もいます)やキングカメハメハ系という呼称が使われる日がくるかもしれません。

以下で、その○○系について簡単な解説を含めてお話をさせていただきます。

なお、大系統や小系統という言葉などは使っていません。まとめたあとで使った方が分かりやすかったかもとは思いましたが、それがなくても伝わる部分はあると思います。
さらに血統のことを知りたい方は、血統専門のブログやウェブサイトを観るのが手っ取り早いと思います。

ヘイルトゥリーズン系

過去10年の表で、SS(サンデーサイレンス)系ロベルト系の2つがよく出現しています。

この2つをまとめて、『ヘイルトゥリーズン系』『ターントゥ系』『ロイヤルチャージャー系』と呼んだりします。祖父・父・子のどこで区切るのかということになります。
ヘイルトゥリーズンはターントゥ系だし、ターントゥはロイヤルチャージャー系ということになる、そんな感じです。(この辺りで大系統とか小系統の話をすればよかったかなと後悔)

このブログでは、この血統をヘイルトゥリーズン系と呼ぶことにしています。

このヘイルトゥリーズン系の中で、日本で活躍しているのは、サンデーサイレンス系とロベルト系の2つだけと言っても過言ではないかもしれません。

その為、このブログではより細分化してSS系とロベルト系と使い分けています。これは他のブログやWEBサイトも同様でしょう。

ヘイルトゥリーズンは、ロベルトの父、サンデーサイレンスの祖父に当たる。非常に優れた種牡馬で、初年度からG1を勝つ馬を多く輩出。

ターントゥは、ヘイルトゥリーズンの父。この馬も同様に種牡馬として優れていた。

ロイヤルチャージャー系は、ターントゥの父。某育成ゲームだと、ロイヤルチャージャー系という名称が使われていたはず。

図式にすると、ロイヤルチャージャー→ターントゥ→ヘイルトゥリーズンという血の繋がりがあります。

日本ではターントゥ系以下の血が脈々と継がれています。世界に目を向けると、豪州の一部にはターントゥの血を持たないロイヤルチャージャー系の血が細々と流れている競走馬もいます。

サンデーサイレンス(SS)は、アメリカの競走馬で、引退後、色々とあって日本で種牡馬となりました。
すると、父サンデーサイレンス産駒の馬が日本の馬場と合ったので数々のG1優勝馬を輩出します。

サンデーサイレンス系の特徴の1つが、日本の高速馬場に適合したという点。
日本の馬場は、短く刈られているので、時計が出ます。それ故に高速馬場と言われます。ガラパゴスとも言われますが、日本の馬場は独特で、日本の競走馬が欧州に行っても活躍は難しいですが、その逆も然りで、海外の馬が日本にきても、なかなか活躍できなかったりします。

サンデーサイレンス系の特徴の2つ目が、一瞬のキレ(瞬発力)が凄いということ。
日本は前半折り合いをつけて、最後3ハロンで決着をつけようとします。
これはSS系の瞬発力を活かした競馬が主流となっているからにほかなりませんが、一瞬の瞬発力に非常に優れているという点が挙げられます。

一方で、ロベルト系は、このキレがSS系に比べて半減したような形。
その一方で、ロベルト系の特徴として、持久力に優れており、長く良い脚を使うタイプが多いようです。

バロメーターにすると、瞬発力が振り切れているのがサンデーサイレンス系持久力にも振っているのがロベルト系という認識で、ある程度間違いではないと思います。

ネイティヴダンサー系

表では、主にミスプロ系(ミスタープロスペクター系)となっているものです。

日本の競走馬のほとんどは、ミスタープロスペクター産駒のキングマンボの血が入っていますので、キングマンボ系と言ったりもします。

表には入っていませんが、ミスタープロスペクター産駒のフォーティーナイナー系というのも有名です。

当ブログでは、ネイティヴダンサー系としていますが、極稀にミスプロの血を持たない種牡馬が血統表にいるためにそう呼んでいます。
ただ、基本的にそろそろ五代血統から消えてしまうと思いますので、ミスプロ系という呼び方に統一するかもしれません。

図式にすると、ネイティヴダンサー→レイズアネイティヴ→ミスタープロスペクターという血の繋がりがあります。

日本ではキングカメハメハが有名。主な産駒は、アパパネ・ルーラーシップ・ローズキングダム・ラブリーデイ・ドゥラメンテ・レイデオロなどがいます。
キングカメハメハ産駒の一番の出世頭はロードカナロア。そして、そのロードカナロア産駒のアーモンドアイも有名ですね。

ミスプロ系の特徴としては、やはり成長力を挙げることができます。
2歳戦ではなかなか勝ちきれない、もしくは成績が安定しない場合でも、3歳夏以降の古馬との対決となると完成してくるのが特徴です。
サンデーサイレンス系と比べるとダービーを勝った産駒が少ないですが、古馬となってから対等に勝負できるようになります。
※牝馬は早い時期から大舞台で活躍しているとも言えます。

もう1つ特徴を挙げるならば、器用なところがあるという点です。
上記のように、産駒には中長距離から短距離まで、様々ところで大物を輩出しています。
コース・芝ダート・馬場状況を問わずに成績を残しているのがミスプロ系の特徴であると考えます。

ミスプロ系は、スピードの持続力に優れている一方で、サンデーサイレンス系のような瞬発力には乏しい為、瞬発力勝負一辺倒になると厳しいレースが続く印象です。

また、ミスプロ系全般に言えるのが、父の血を色濃く継ぐというよりも、母方の血筋も引き継ぎやすい印象を抱きます。

例にするにはやや極端かもしれませんが、世界的短距離王となったロードカナロアから、世界的な中距離レースを勝ったアーモンドアイが生まれました。アーモンドアイの母父はサンデーサイレンスですが、サンデーサイレンスの血を濃く受け継いだということが言えるかと思います。

ノーザンダンサー系

表では、ノーザンダンサー系ストームバード系デピュティミニスター系ダンジグ系サドラーズウェルズ系と呼ばれるものです。

ノーザンダンサーを主として、その子どもたちや孫たちで細分化しています。
(ちなみに、これを大系統と小系統といいます。説明できてしまいました。)

日本にはノーザンテーストという種牡馬を輸入して、それから一気に広がりました。サンデーサイレンスを輸入する前は、一大勢力を築いていたと考えていいでしょう。

ノーザンダンサー系は、一概にこれといった特徴を挙げることが難しいのが特徴ですww

特にノーザンダンサー系には、欧州型と米国型という分け方があります。

欧州型…サドラーズウェルズ系・ニジンスキー系・リファール系など

米国型…デピュティミニスター系・ストームバード系・ヌレイエフ系など

両方…ダンジグ系

厳密には、ミスプロ系にも米国型と欧州型とありますが、日本は基本的に米国型が多いので、特にここでは分けていません。別にまとめるときが来ましたら、そのときは分けて書きたいと思います。

しかし、ノーザンダンサー系の特徴は欧州型と米国型と分ける必要があるので、分けてお話します。

共通の特徴として、パワー型が多いという点です。

米国型ノーザンダンサー系の特徴は、スピードを兼ね備えているのが特徴です。
一方で、欧州型ノーザンダンサー系は、スタミナを兼ね備えているのが特徴です。

欧州型と米国型の分け方としては、読んで字のごとく、欧州で活躍しているか、米国で活躍しているかの違いです。

欧州は、凱旋門賞に代表されるように、重い芝が特徴です。走りづらいというか、芝が深いというべきか分かりませんが、タフさを求められる反面、日本の馬場のようにスピードはあまり求められません。
一方で米国は、ダート競馬が主流です。日本のように芝馬が上というような風潮がありません。そして、米国競馬の特徴の1つが、スピードをかなり求められるという点です。

ダンジグ系に関しては、欧州でも米国でも活躍馬を出していますので、母の影響が濃く出ているのかもしれません。

そのほかはあまり主流ではないので別の機会に

その他、日本の競馬で衰退加減なのがナスルーラ系ヘロド系です。

ナスルーラ系だと、バゴ産駒のクロノジェネシスが有名。過去にはジャングルポケットやヒワハヤヒデなどがいます。
特徴としては、スタミナに優れている点。欧州のタフな馬場に活躍の場を求める一方で、スピードが必要となる日本の馬場には次第に合わなくなります。

ヘロド系は、過去にはシンボリルドルフやメジロマックイーンやトウカイテイオーなどがいましたが、こちらも日本のスピード馬場に合わずに衰退。
ただ、ステマ配合(父ステイゴールド×母父メジロマックイーン)というような、母方の方で名前が上がることが多く、まだまだ存在感は示しています。

以上が、頭に入れておくべき血統の基本的な考えだと思います。
すみません、長くなり過ぎました。

菊花賞の過去10年の着順上位3頭の血統組み合わせ一覧と傾向

馬名 母父
2020 1着 コントレイル ディープインパクト Unbridled’s Song
SS系 ミスプロ系
2着 アリストテレス エピファネイア ディープインパクト
ロベルト系 SS系
3着 サトノフラッグ ディープインパクト Not For Sale
SS系 カロ系
2019 1着 ワールドプレミア ディープインパクト Acatenango
SS系 ハンプトン系
2着 サトノルークス ディープインパクト Sadler’s Wells
SS系 サドラーズウェルズ系
3着 ヴェロックス ジャスタウェイ Monsun
SS系 ブランドフォード系
2018 1着 フィエールマン ディープインパクト Green Tune
SS系 ニジンスキー系
2着 エタリオウ ステイゴールド Cactus Ridge
SS系 ストームバード系
3着 ユーキャンスマイル キングカメハメハ ダンスインザダーク
ミスプロ系 SS系
2017 1着 キセキ ルーラーシップ ディープインパクト
ミスプロ系 SS系
2着 クリンチャー ディープスカイ ブライアンズタイム
SS系 ロベルト系
3着 ポポカテペトル ディープインパクト Mr. Greeley
SS系 ミスプロ系
2016 1着 サトノダイヤモンド ディープインパクト Orpen
SS系 ダンジグ系
2着 レインボーライン ステイゴールド フレンチデピュティ
SS系 デピュティミニスター系
3着 エアスピネル キングカメハメハ サンデーサイレンス
ミスプロ系 SS系
2015 1着 キタサンブラック ブラックタイド サクラバクシンオー
SS系 テスコボーイ系
2着 リアルスティール ディープインパクト Storm Cat
SS系 ストームバード系
3着 リアファル ゼンノロブロイ エルコンドルパサー
SS系 ミスプロ系
2014 1着 トーホウジャッカル スペシャルウィーク Unbridled’s Song
SS系 ミスプロ系
2着 サウンズオブアース ネオユニヴァース Dixieland Band
SS系 ノーザンダンサー系
3着 ゴールドアクター スクリーンヒーロー キョウワアリシバ
ロベルト系 レイズアネイティヴ系
2013 1着 エピファネイア シンボリクリスエス スペシャルウィーク
ロベルト系 SS系
2着 サトノノブレス ディープインパクト トニービン
SS系 ゼダーン系
3着 バンデ Authorized Priolo
サドラーズウェルズ系 ノーザンダンサー系
2012 1着 ゴールドシップ ステイゴールド メジロマックイーン
SS系 パーソロン系
2着 スカイディグニティ ブライアンズタイム ノーザンテースト
ロベルト系 ノーザンテースト系
3着 ユウキソルジャー トーセンダンス オースミタイクーン
SS系 ノーザンダンサー系
2011 1着 オルフェーヴル ステイゴールド メジロマックイーン
SS系 パーソロン系
2着 ウインバリアシオン ハーツクライ Storm Bird
SS系 ストームバード系
3着 トーセンラー ディープインパクト Lycius
SS系 ミスプロ系

連対馬のうち、19頭がヘイルトゥリーズン系

過去10年の成績をチェックして、連対している馬20頭のうち、19頭がヘイルトゥリーズン系となっています。そのうち、16頭がSS系、3頭がロベルト系となっています。

菊花賞が、スタミナが求められるマラソンレースというよりも、残り3ハロンからの瞬発力勝負になりやすいという傾向があるということですので、その辺りは意識したい。

ただし、今年は坂を2度越えなければなりませんので、スタミナも求められる舞台設定となっているかもしれません。

ディープインパクト産駒が3連勝中

長距離は輝けないと言われていたディープインパクト産駒。
種牡馬としてデビューした初年度産駒は、特に牝馬の活躍が目覚ましく、しかも阪神1600などマイルを中心に活躍していました。

菊花賞や天春などの長距離G1となると真っ先に勝ち馬候補から外されるほどでした。

ただ、徐々に着順を上げだして、2015年にリアルスティールが2位に入ると、翌年にはサトノダイヤモンドが優勝。

2017年は成績が奮いませんが、2018年から3年連続で優勝中と勢いがあります。

母父をみると混戦模様とノーザンダンサーの名前の必要性

父方はSS系やロベルト系が席巻していますが、母父に目を向けると混戦模様。

予備知識として、菊花賞は母方の血統も重要視される。

これは裏付けるデータを出すべきですが、ちょっとどうすればいいのか分からないので文字だけで説明します。

SS系は瞬発力に秀でている分、スタミナは欠如してしまう。

逆に、ミスプロ系は器用な面は持ち合わせていて対応することもできるが、日本の瞬発力競馬には対応しきれていない。

ノーザンダンサー系も同様で、欧州型はスピードが、米国型はスタミナという部分でやはり足りていない。

その為、母方の方で補ってあげる必要が出てきます。

※これは分かりやすく説明するために、かなり極端に端折っていますことをご了承下さい。

SS系種牡馬には、同じ系統のスタミナに秀でたロベルト系やノーザンダンサー系のスタミナを補ってあげるし、ミスプロ系にはSS系の瞬発力を入れたり米国型のノーザンダンサー系(スピード寄り)を交配させることで、それぞれを補うという考えだと分かりやすいかもしれません。

昨年のコントレイルは、SS系のディープインパクト産駒、母父はミスプロ系のUnbridled’s Songという組み合わせ。

母父Unbridled’s Songは、2014年の菊花賞を制したトーホウジャッカルも同じ。父はSS系のスペシャルウイークでした。

ただ、コントレイルとトーホウジャッカルは、父が違うという点以外にもう1つ違いがあります。

それは五代血統表の中に、ノーザンダンサーのインブリード(近親交配)があるかないか。

実はコントレイルは、血統面では心配材料がいくつかあり、その1つがノーザンダンサーのインブリードがない血統です。
厳密にはあるにはあるんですが、それが六代前なので、通常の五代血統表にはインブリードとして名前が出てきません。

エピファネイアもノーザンダンサーのインブリードは持っていませんので、絶対に必要というわけではないのですが、菊花賞の血統考察では欠かせない項目の1つです。

ディープインパクト×Unbridled’s Songがニックス配合としても有名なので、その点で強いのかなと感じます。しかも、母母母父はストームキャットなので、さらにディープインパクトの血統を考えると良い配合なのかもしれませんね。

菊花賞は、母父はあまり気にしなくても良さそうですが、ノーザンダンサーのインブリードがあることは大事になってくるので、その辺りは注目するべきでしょう。

ノーザンダンサー系は菊花賞は走らない

上の表を見て分かる通り、ノーザンダンサー系は連対馬を輩出できていません。

すぐ上の項目で、ノーザンダンサーの血が必要と書いていますが、そもそもノーザンダンサー系は走らない傾向がありますので、このあたりは好き好きあるでしょうが、血統傾向では軽視したい項目です。

※今年はノーザンダンサー系の出走登録がいませんでした。

今年の菊花賞の血統組み合わせを基に考察

馬名 母父
アサマノイタズラ ヴィクトワールピサ キングヘイロー
アリーヴォ ドゥラメンテ Harlan’s Holiday
ヴァイスメテオール キングカメハメハ キングヘイロー
ヴィクティファルス ハーツクライ Galileo
ヴェローチェオロ ゴールドシップ タイキシャトル
エアサージュ Point of Entry Empire Maker
オーソクレース エピファネイア ディープインパクト
グラティアス ハーツクライ Lizard Island
ステラヴェローチェ バゴ ディープインパクト
セファーラジエル キズナ Out of Place
タイトルホルダー ドゥラメンテ Motivator
ディヴァインラヴ エピファネイア ディープインパクト
ディープモンスター ディープインパクト Bellamy Road
テーオーロイヤル リオンディーズ マンハッタンカフェ
ノースザワールド ディープインパクト Giant’s Causeway
ハギノピリナ キズナ アドマイヤムーン
マカオンドール ゴールドシップ Darshaan
モンテディオ ジャスタウェイ Tejano Run
レッドジェネシス ディープインパクト Storm Cat
ロードトゥフェイム マツリダゴッホ ホワイトマズル
ワイドエンペラー ルーラーシップ アグネスタキオン
ワールドリバイバル エピファネイア アグネスタキオン

各馬の考察

いくつかピックアップして考えていきます。

まずは連勝中のディープインパクト産駒

ディープインパクト産駒は、今年はディープモンスターとノースザワールドとレッドジェネシスの3頭が登録。

このうち、ノースザワールドは1/5の抽選結果待ちなので、ディープモンスターとレッドジェネシスの2頭が出走可能となっています。

レッドジェネシスは、2015年の2着リアルスティールと同じ組み合わせの母父ストームキャット。その為、レッドジェネシスは菊花賞でも走る組み合わせと考えていい。

ノースザワールドの母母父はストームキャット。こちらも、血統背景はレッドジェネシスと被る部分があります。

ディープモンスターの母父Bellamy Roadはダンジグ系。その為、16年の覇者サトノダイヤモンドと血統背景は似ています。

ディープインパクト産駒の3頭は血統考察ではプラス材料ばかりと考えていいはずです。

個人的には、レッドジェネシスの組み合わせに好感。
母方は、母父ストームキャットで、母母父はサドラーズウェルズ。欧州型と米国型のハイブリッドで、父ディープインパクト産駒に足りないスタミナを十分に満たしているところは前向きな検討材料。

エピファネイア産駒の3頭

オーソクレース・ディヴァインラヴ・ワールドリバイバルの3頭がエピファネイア産駒。

父エピファネイア自体は菊花賞を勝っていますので、距離適性は高いと判断していいはず。

ディヴァインラヴは牝馬なので、血統云々を別としても厳しい印象を受けますが…。母父ディープインパクトなので瞬発力に秀でた組み合わせはプラス材料。ただ、スピードに寄り過ぎてる組み合わせの印象も。

エピファネイア産駒だと、オーソクレースとワールドリバイバルは消しづらい2頭。

オーソクレースは、サドラーズウェルズのインブリードを持っています。ノーザンダンサーのインブリードこそないものの、サドラーズウェルズの血で代用できるのでは。

ワールドリバイバルはボトムラインにウインドインハーヘアがいる血統。
ウインドインハーヘアと言えば、ディープインパクト母ですから、米国血統を重ねていますが、母方が重たい血統というだけではないと思います。

ステラヴェローチェを血統面でどう考えるか

異色のナスルーラ系のバゴを父に持つステラヴェローチェ。
血統面では買う材料は乏しいものの、母父はディープインパクトで瞬発力を足しているのが特徴。

11年前の2010年に菊花賞を制したビッグウィークもバゴ産駒。母父サンデーサイレンスでした。

血統背景はビッグウィークと同様だけに軽視は禁物。

同じ父のバゴ産駒となると、代表産駒はクロノジェネシス。

そして、クロノジェネシスとステラヴェローチェに共通しているのが、ノーザンファーム生産ということ。

菊花賞の出走予定馬情報にも書いたように、ノーザンファームはバゴ産駒の扱いを理解しているところがあるような気がします。

それは、プラス体重で出走させるという点です。

クロノジェネシスもそうですが、このステラヴェローチェも、大幅なプラス体重で出走してきた時が勝負時だと考えています。

この馬の場合は、血統面というよりも、マイナス体重ならば切っていいという考察をすることができます。

血統評価早見表

各馬の血統考察を行っても良かったのですが、既に1万文字を突破しているので、さすがにそこまで観る人はいないだろうということで端折りますww

以下、早見表をまとめましたので、素人意見ですがご参考下さい。

基本的にディープインパクト産駒は前向きに評価しています。

今年は阪神開催ですので、阪神3000Mを意識して考えています。
長距離適正にプラスして、タフなところも相まって選びました。

馬名 血統評価早見表
アサマノイタズラ ×
アリーヴォ ×
ヴァイスメテオール ×
ヴィクティファルス
ヴェローチェオロ
エアサージュ ×
オーソクレース
グラティアス
ステラヴェローチェ
セファーラジエル ×
タイトルホルダー
ディヴァインラヴ
ディープモンスター
テーオーロイヤル
ノースザワールド
ハギノピリナ
マカオンドール ×
モンテディオ ×
レッドジェネシス
ロードトゥフェイム ×
ワイドエンペラー
ワールドリバイバル
  • ◎…買い
  • ○…買える
  • △…今回は阪神なので買える
  • ×…消し候補(血統では)

基本的には、父SS系とロベルト系を中心にプラスで考えています。
その他、長距離血統や母方にスタミナを補っている馬を中心に考えています。

血統評価は人それぞれなので、色々な方の意見をご参考下さい。

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この記事を書いた人
リッキー

追い切り評価を行うブロガー。予想スタイルは[馬連]と[ワイド]の2点勝負
直近の的中実績:
●ジャパンC2021予想した馬連・ワイドの2点勝負で両馬券的中
●秋華賞2021追い切り4頭ピックアップ3頭が馬券内確保

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